Adobe Digital Insights: eコマース大手におけるPrime Dayの売上が通常の火曜日より54%アップしたことが明らかに

アドビは、Adobe Digital Insights (ADI) の最新レポートとなる「デジタルドルレポート (Digital Dollar Report)」で、米国におけるオンラインショッピングに関するトレンドを公開しました。この調査では、Adobe Analyticsを使って匿名でリアルタイムに集計されたオンラインの消費者データをもとに、消費行動と経済動向を分析しています。

7月16日(月)から7月17日(火)の2日間で実施されたAmazon Prime Dayでは、前年比でオンライン売上が大幅に増加しました。また、Prime Dayによる「ハロー効果」がeコマース市場で起きており、年間売上高10億ドル以上の大手eコマースでの売上が、通常の火曜日の売上と比べ54%も増加したことが分かりました。Amazon Prime Dayに対抗するため、多くのオンラインショッピングサイトがセールを行っており、7月半ばが米国ではオンラインショッピングが盛んになる年末商戦のようになってきていますが、アマゾンは過去最高の値引きを行ったこともあり、この影響で売上が下がるようなことはありませんでした。

また、ADIの分析によると、Prime Dayに関するソーシャルバズの80%がポジティブな内容でした(昨年より5%低い)。またPrime Dayに関する全体の投稿は、昨年と比べ6 %増加しました。ソーシャル投稿のほとんどの内容が、Amazon Prime Dayのエラーページに出てくる犬の写真に関する投稿で、ツイッター上では、#DogofAmazon というハッシュタグを使った投稿が目立ちました。

その他の主な調査結果は以下の通りです。

米国におけるeコマースは順調に伸びており、2018年第2四半期では特に大幅な成長が見られました。第2四半期の成長率は、前年同期比14.5%増の1150億ドルでした。第2四半期では、5月28日のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)に最も売上が集中しました。通常第3四半期になるとオンライン売上は減少しますが、アドビは夏休み後の新年度に向けた(Back to School)オンラインショッピング商戦が今年初めて500億ドルを超えると予想しています。

アマゾンによるホールフーズ買収により、オンラインにおける食料品の売上に影響が出ています。英国では、食料品のオンラインショッピングは人気で、米国でもその流れがきており、特に若い世代、健康志向の人たちの中で人気です。ADIでは、英国、米国それぞれ1,000人の消費者を対象に調査を行っており、英国の回答者の半分以上が、「食料品をオンラインで購入したことがある」と回答しており、40%が「ほとんどの食料品をオンラインで購入している」と回答しています。一方米国の回答者は、3分の1がオンラインで食料品を購入したことがあり、23%がほとんどの食料品をオンラインで購入しています。

アドビのDigital Dollar Reportについて

アドビは、AIと機械学習のフレームワークであるAdobe Senseiを活用して、Adobe Experience CloudのAdobe Analytics Cloudの一部である、Adobe Analytics上の数十億のデータポイントから小売業界のインサイトを得ています。 アドビのDigital Dollar Reportは、4,500以上の小売サイトと5,500万の商品SKUへの1兆回の訪問を分析しており、業界で最も包括的なインサイトと予測を提供します。Adobe Analyticsは、オンラインコマーステクノロジーを独自に調査しているInternet Retailer の2017年Top 500 eGuideに掲載されている米国の大手100社のオンライン小売業者のうち80社のオンライン取引を測定しています。

「デジタルドルレポート (Digital Dollar Report)」は以下のSlideShareをご覧ください。

※本ブログは、2018年7月18日に米国で公開されたCMO.comの記事を抄訳、編集したものです。

アドビ 広報

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