Posts tagged "digital"

音声検索

「Ok Google 」が変える、ショッピングの未来

朝、家で着替えながら、ふと音楽を流したくなった。デスクの上にちょこんと座っている丸みを帯びた物体に向かって「Ok Google」と話しかけると、近未来的な光を点滅させて、機械的な音声でおもむろに話し始める。 続きを読む…

2017年に注目を集めたマーケティングトピック

企業の関心をデータから読み取る

2017年、企業のビジネスリーダーの方々は、どのようなことに関心を持ったでしょうか。アドビが公開している資料の閲覧数人気ランキングから、2017年のマーケティングトレンドを探ってみます。
「企業の会計年度上の一年」とは別に、「カレンダーの1月から12月」という単位で一年を捉えると、普段見えている景色から少し目線を高く持ち、「その時代」という視点を持つことができるはずです。そして、一年を客観的に総括すると、次の一年に臨むための道しるべを見つけられるかもしれません。

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顧客体験中心のビジネス

顧客体験中心のビジネスにおける、マーケティングの役割の拡大と人工知能

Disneyの魔法は今も健在です。Disneyが提供するリストバンド「Magic Bands」さえあれば、Walt Disney Worldで過ごす休暇の全行程にアクセスできます。パークへの入場からホテルの部屋のロックの解除、食事や商品の購入まで、何でもリストバンド1本で可能です。それだけではありません。

さらなる魔法は、例えばアトラクションに搭乗した際の家族の写真やファーストパスのプレゼントなど、入場者一人ひとりに提供するパーソナルなサプライズです。このような体験は魔法のように思えるかもしれませんが、実は、このMagic Bandsはあらゆる来場者のデータを活用した人工知能(AI)によって運営されています。これにより、Disneyは園内のあらゆる場所で思い出に残る体験を顧客に提供できるのです。

入場者はそうした体験を満喫し、もっと体験したくなって、また来場することになります。

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音声認識機能の現状と未来

米IBIS World社の発表した2017年度市場データによれば、2012年から2017年までのわずか5年間で約126億ドルの売上高を記録した音声認識市場。 Google Nowや AppleのSiri、Microsoft Cortana、Amazon Alexaなど、音声認識機能を搭載したバーチャルアシスタントが急速に普及してきた今、2017年から2022年までの間、年間売上高は6.9%の成長を予測されている。

市場での競争が年々激しくなる中、商品を販売する企業やメーカーはどのような戦略を持つべきなのだろうか。それを検討するためには、まず音声認識機能に対する消費者意識の現状と今後の市場予測の明確な分析が求められる。

米Walker Sands Communications社によって発表された、2017年度消費者レポートによると、5人にひとりの消費者(約19%)がAmazon Echoなどの音声認識機能型バーチャルアシスタントを通して、音声だけによる商品購入をおこなったという。 2018年には、この数字は約33%に増加すると予測される。

さらに、米Toluna社がおこなった2017年アンケート調査によれば、音声認識機能型バーチャルアシスタント所有者の約53%は、店頭を訪れる機会が減少したことが判明した。 消費者の「商品を見て買う」という発想が、徐々に薄れてきていることを示している。この消費者意識の変化を裏付けるかのように、米VoiceLabs社は、2020年にはwebページ閲覧のおよそ30%はスクリーンなしで行われるようになるという。 企業やメーカーは、そのような目に見えない商品棚で争わなければいけなくなる。

音声検索が主流となる前に、各企業は特にSEOに重点を置き、ブランドロイヤルティを築き上げていくことがより重要になっていくであろう。なぜなら、現在、音声認識機能型バーチャルアシスタント用のペイドメディアは存在しておらず、主に消費者の購入パターンからおすすめの商品が紹介されている。

もし、消費者に新たなブランドの商品を試したいという意識が低ければ、音声だけで、 なじみのない商品を「売る」のは不可能と言っても過言ではない。Google社によると、音声用のペイドメディアを検討しているというが、その詳細はまだ明らかにされていない。

現在、検索結果の上位に自身のブランドが表示されない場合、より検索範囲の狭くなる音声検索において、消費者の耳に触れることはまずないであろう。そのため、企業は 「ゼロUI」に向けて音声マーケティングやwebサイトの音声検索最適化に力を入れることが得策といえる。米Gartner社の市場分析によると、音声検索の最適化を駆使した企業は、2021までに、eカマースにおいて約30%の売上高向上が見込まれている。


Source:
  • Hadad, Jonathan “IBISWorld Industry Report OD4531”. IBISWorld. Aug. 2017. Web. 01. Dec. 2017.
  • “Future of Retail 2017”. Walker Sands. 2017. Web. 01. Dec. 2017.
  • “New Research Shows Voice-Activated Virtual Assistant Ownership Significantly Impacts Consumer Behavior” . Toluna. 09. May. 2017. Web. 01. Dec. 2017.
  • Graham, Megan. “How Brands are Bracing for Voice-Search Shopping”. Advertising Age. 16. Oct. 2017. Web. 01. Dec. 2017.
  • “Top Strategic Predictions for 2018 and Beyond: Pace Yourself for Sanity’s Sake”. Gartner. 29. Sept. 2017. Web. 01. Dec. 2017.

データドリブン型パーソナライゼーションにより自動車内でのエクスペリエンスを一新

アナリティクス、コンテンツ配信、広告の新機能によりコネクテッドカーの音声操作や自動運転を促進

米国の消費者は、1日当たり平均55分(英語)を自動車の運転に費やしており、企業の消費者とのエンゲージメントの場として、大きな可能性を秘めています。音声インターフェイス、自動運転技術、インフォテインメントシステムアプリの進化とそれに伴う車載コネクテッドサービスのエコシステムの拡大により、消費者の関心と期待は高まる一方です。自動車メーカーとアプリの開発者は、安全性を損なうことなく、シームレスでパーソナライズされたデジタルエクスペリエンスをドライバーと乗客に提供するという課題を抱えています。 続きを読む…