動画の演出技法 【連載】~第2回 画面のトリミング(クロップエフェクト)~

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第2回目となる今回は、画面のトリミング方法を紹介します。
たとえば結婚式でのビデオレターなどで、動画の余分な背景をカットして、
人物をアップで写すことができます。
トリミングを行うと動画のサイズが小さくなり背面の黒い領域が見えてしまいます。トリミングする動画の背面に、あらかじめカラーの背景や別の動画を配置しておくと華やかな雰囲気になるでしょう。
動画の画面トリミングbefore,after


手順1

まずはプレミアエレメンツを起動して、保存されたプロジェクトを開くか、または新しく作ってください。詳しくは「プロジェクトを作って開いてみよう」を確認してください。

手順2

画面上部にある [エキスパート] をクリックして、エキスパート編集画面にします。
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手順3

ここでは、トリミングする動画の背面にカラーの背景色を配置します。

[プロジェクトのアセット] を開いて右側にある4つのアイコンのうち、
一番右側のアイコンをクリックします。
[新規項目] にカーソルを合わせ、[カラーマット] を選択します。
カラーピッカー画面が表示されるので、任意の色をクリックして指定し、
[OK] ボタンをクリックします。
カラーマット選択、色指定

手順4

アセットパネルにカラーマットが自動的に追加され、
ビデオ1のタイムラインに配置されました。
カラーマット配置

手順5

アセットパネルの動画を [ビデオ2] のタイムラインにドラッグ&ドロップで配置します。
※ドラッグ&ドロップとはファイルをクリックした状態で移動させ、
目的の場所に置く(クリックを解除)ことです。
動画をビデオ2にドラッグ&ドロップ

手順6

カラーマットのデュレーションを、動画クリップのデュレーションの長さに合わせます。
※双方向の矢印のカーソルが表示されたらクリップの端をドラック(クリックしたままの状態)し、引き伸ばしてドロップ(クリックを解除)します。
デュレーション変更

手順7

画面右下のメニューから [エフェクト] を選択します。
※表示されていない場合は、右端の [>] をクリックすると表示されます。
エフェクトクリック

手順8

エフェクトのパネルが表示されたら、パネル上部の [エフェクト名] が表示されている箇所をクリックし、一覧の中から [変形] を選択します。
変形カテゴリ

手順9

[変形] 画面が表示されたら、一覧の中から [クロップ] エフェクトを選択し、
ビデオ2のビデオクリップに直接ドラック&ドロップします。
クロップ適用

クロップエフェクトが適用されました。
適用後

手順10

適用エフェクトのクロップパネルが開くので、上下左右のスライダーを動かして余分な背景を切り取ります。
動画をトリミング

手順11

トリミングが完了したら、動画の位置と大きさを調整します。

  • 位置:ビデオクリップをドラッグします。
  • 大きさ:ビデオクリップをクリックし、周りに枠線が表示されたら、四隅や辺の四角形にカーソルを合わせます。
    双方向の矢印に変わったらドラッグして大きさを調整できます。

大きさや位置調整
ここでは例として、少し大きくして中央に配置します。
少し大きくして中央に配置

手順12

必要に応じて、トリミングした動画のエッジをぼかします。
クロップパネルの [エッジをぼかす] のスライダーの値をクリックし、
[122] または [-122] と入力します。
エッジをぼかす

動画の画面をトリミングすることができました。
エッジをぼかすと、おしゃれな雰囲気に仕上がりますね。

以上で、クロップエフェクトを使って画面をトリミングする手順は完了です。

画面をトリミングすることはできましたか?
動画だけでなく静止画をトリミングすることも可能です。
トリミングした動画や静止画にトランジションフェードイン/フェードアウトを適用してもいいですね。
詳しいやり方についてはリンクをご確認ください。
次回は、カメラビューエフェクトを使って動画クリップに動きをつける方法を紹介します。
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