Flash、HTML5およびオープンWeb標準

アドビはこれまで、業界基準を生み出すパイオニアとして、業界をリードしてきました。業界スタンダードに準拠し、基準となるものがない場合は自社で開発を行います。

Flashは、Webに新機能を提供する上で重要な役割を担い、オーディオからアニメーション、双方向コンテンツ、ビデオまで、Webの推進を支えてきました。

現在、HTML5のようなオープンスタンダードが成熟し、Flashが先駆けてWebに導入してきた機能の多くを提供しています。ユーザーの皆様からクリエイティブアプリケーションで複数のスタンダード技術をサポートするように改善を求める声が寄せられており、アドビはその実現に取り組んでいます。そして本日、アドビの最新WebアニメーションツールとなるAnimate CCを発表しました。これは、これまでFlash Professional CCとして提供してきた製品で、Flashコンテンツ制作を引き続きサポートするとともに、HTML5コンテンツの開発も実現します。Adobe Animate CCの提供開始は2016年初頭を予定しています。また、モバイルでのHTML5サポートを補う、デスクトップブラウザ向けHTML5ビデオプレイヤーをリリースします。[詳細については、Primetimeに関するブログをご覧ください。]

将来的には、HTML5のような標準技術が、すべてのデバイスのWebプラットフォームとなるでしょう。しかし、そのようなスタンダード技術が導入されていないWebゲームやプレミアムビデオなどの主要分野でFlashは引き続き使用されています。アドビは、Flashコンテンツの互換性とセキュリティを継続的に提供するため、MicrosoftやGoogleなど業界パートナーと率先して協力しています。そうした理念のもと、アドビは本日FacebookでのFlashゲームコンテンツの安定かつ安全な動作を提供するために、Facebookとの協業を発表しました。Facebookは、協業の一環としてアドビのFlash Playerの改善に役立つセキュリティ情報を提供します。

アドビは、将来に目を向け、コンテンツクリエイターが新たなWeb標準での開発を推奨するとともに、Webコンテンツの制作に最適なツールおよびサービスをデザイナーや開発者向けに提供することに取り組んでいきます。

アドビ、新しいデータマーケットプレイスを発表

※当資料は、2015年11月10日に弊社米国本社から発表されたメディアアラートの抄訳です。 

【2015年11月12日】

米国カリフォルニア州サンノゼ発(2015年11月10日):Adobe(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、同社のデータ管理プラットフォーム(DMP)であるAdobe Audience Managerで新たなデータ交換を可能にするAudience Marketplaceを発表しました。Audience Marketplaceは、広告主と媒体社とをつなぐ専用のデータのマーケットプレイスであり、個別契約の手間をかけることなく、セカンドパーティやサードパーティのデータの売買が可能になります。また、データ交換によって、企業は自社にとって価値の高いオーディエンスセグメントを特定し、あらゆるマーケティングチャネルにおいて、ターゲットを絞りパーソナライズされたコンテンツを提供できるようになります。

  • 強力なパートナーエコシステム – Audience Marketplaceを利用するお客様は、アドビがデータプライバシーとセキュリティポリシーを審査し、認定した最先端のデータプロバイダーとの統合できるメリットを得ることができます。これらデータパートナーの広範なネットワークにより、価値の高いオーディエンスデータを大量に取得し、正確で効果的なインサイトを得ることができます。また、このエコシステムにより、データの流通に関わる手続きの煩わしさから開放されます。
  • 360°のプロファイル Audience Marketplaceにより、広告主と媒体社は、拡張性があり、かつてないほど正確に、きめ細かく価値の高いオーディエンスセグメントを確立できるようになります。また、自社が所有するファーストパーティデータと、他のソースから購入・集計した統計情報などのサードパーティデータを、セカンドパーティデータ(共有可能な他社のファーストパーティデータ)と統合することができます。例えば、航空会社やホテルなど類似のオーディエンスを持つ企業は、双方のオーディエンスが旅行に関連する消費者プロファイルを保有していることから、データ交換が可能です。
  • 柔軟性と透明性 – オーディエンスデータの販売と購入において、セルサイド(販売者)は柔軟性を期待し、バイサイド(購入者)は透明性を望みます。Audience Marketplaceは、柔軟な価格オプションと、よりシームレスで透明性の高いデータ共有を実現するインフラを提供します。また、データ交換は、オーディエンスセグメントの行動に関するインサイトをリアルタイムで提供し、マーケティングROIの最大化を図ります。

コメント

アドビのデータマネジメント部門ゼネラルマネージャーであるアミット アフジャ(Amit Ahuja)は、次のように述べています。「Audience Marketplaceは、マーケットチャネル全体においてマーケターによるオーディエンスの管理、活性化、収益化の方法を再定義します。当社は、他社とは異なり、データ交換自体でデータを収益化しようとするのではなく、お客様とデータプロバイダーをつなぎたいと考えています。」

Samsung Electronics Americaのパーソナライゼーション シニアプロダクトマネージャーであるジェシー ラスカリス(Jesse Laskaris)氏は、次のように述べています。「Samsungはあらゆるデジタルタッチポイントにおいて、お客様に高次元でパーソナライズされたカスタマーエクスペリエンスを提供することに注力しており、Adobe Audience Managerは、当社のクロスチャネルデータエコシステムにおいて重要な役割を果たしています。Audience Managerによって、当社のファーストパーティデータと、セカンドパーティおよびサードパーティデータを統合し、価値の高いオーディエンスセグメントを構築します。そして、プログラマティックバイイングやWebサイトのパーソナライゼーション、その他のチャネルごとの戦略を実施することで、効果的にお客様を理解して対応することが可能になります。さらにAudience MarketplaceとAdobe Audience Managerを活用することにより、新たなサードパーティデータソースをより素早く評価、利用し、効率的なクロスチャネルのパーソナライゼーションを推進することができるようになりました。」

Camelot Strategic Marketing and Mediaのエマージングメディアテクノロジー担当シニアバイスプレジデントであるスチュアート ワトソン(Stuart Watson)氏は、次のように述べています。「これまでのデータマーケットプレイスには、データの価格と品質において透明性が欠けていました。広告主と媒体社はそれぞれのファーストパーティデータの間に親和性があり、価値があることを認めています。Audience Marketplaceは、両社がもたらす価値を透明性によって保護します。当社のクライアントは、今では媒体社のファーストパーティデータの品質と規模をシームレスかつ効率的に評価し、ペイドメディア経由だけでなく、Webサイト、電子メール、アプリといったタッチポイント全般にわたって活用しています。」

 

関連リンク

 

アドビ、デジタル広告などの最新トレンドを伝える2015年第3 四半期版「デジタル広告&ソーシャルインテリジェンスレポート」を公開

オンライン広告戦争の勝者になるのはFacebookGoogle

 

【2015年11月4日】

アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 佐分利 ユージン 以下 アドビ)は、デジタル広告やソーシャルメディアによる最新トレンドを伝えるAdobe Digital Index(ADI)による2015年第3四半期版の「デジタル広告&ソーシャルインテリジェンスレポート」を公開しました。それによると、広告のパーソナライゼーションにおけるFacebookの好調な結果により、Googleが広告ビジネスの刷新を図っていることが明らかになりました。

 

Googleは、先ごろ、ユーザーの検索履歴に基づいてディスプレイ広告をパーソナライズする新しいツール、Customer Matchを発表しましたが、これは、過去のADI調査で発表したように、消費者の51%がGoogleのディプレイ広告よりFacebook広告の方が関連性が高いと回答している事実を踏まえての反応であると、ADIは分析しています。Googleのディスプレイ広告は、YouTubeでの表示が大半を占めており、ユーザーに関連性があると回答したのはわずか17%でした。次に多いのはGoogle+(6%)とPinterest(6%)であり、Googleは必然的にプレッシャーを感じています。

 

ADIの主席アナリストであるタマラ ガフニー(Tamara Gaffney)は、「FacebookのCTR(クリック率)は前年比で35%上昇しており、ターゲット戦略が功を奏したことが分かります。マーケターは、Facebookプラットフォームの利用を増やしており、インプレッションは回復しています」と述べています。
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また、ADIによると、Googleディスプレイ広告のCTRは前年比で25%増となりましたが、FacebookはここでもGoogleを上回る前年比35%の成長を達成しました。Customer Matchの発表は、Googleがパフォーマンス向上のためにターゲットデータをいっそう活用しなければならないというプレッシャーにさらされていることを示唆しているといえます。

 

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ADIのシニアアナリストであるマット ロバーツ(Matt Roberts)は、「コスト低下の中でGoogleのCTRが伸びた理由は、プログラマティック・メディア・バイイングの影響によるものと考えられます。ディスプレイ広告は魅力的なチャンスであることを物語っています。今後はCustomer Matchが及ぼす影響を注視していきたいと思っています」と述べています。

 

検索

ADIによると、検索マーケティング支出額が最も大きく伸びたのは北米でした。ロバーツは、北米の成長率が最大だった一因は米国経済が他国と比べて好調だったためであるとして、「地域的な傾向の違いは主に経済上の理由によるもの」と述べています。実際に北米ではCTRが上昇し、ペイド検索支出は前年比で17%増加しましたが、CPC(クリック単価)は横ばいでした。

 


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BingとGoogleの成長率を比較すると、ペイド検索支出では北米を除く全ての地域でBingがGoogleを上回りました。北米のペイド検索支出については、Googleが71%の市場シェアを獲得して首位を守っていることは特筆すべきでしょう。さらにGoogleは良好な最適化効率によりCTRが16%増となり、市場をリードしています。

 

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地域別比較では、ペイド検索で最も伸びているのは依然として小売産業ですが、それは意外なことではないとロバーツは述べています。小売業者は年末商戦に向けて売上高拡大の取り組みに注力しているため、第4四半期も成長が続くと予測しています。

 

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多くの広告主にとって重要な時期である第4四半期に向け、デジタル広告市場の成長を牽引したのは米国の自動車産業と小売業界でした。特に自動車分野では、支出の最適化によってCPCが14%上昇し、売上を後押ししました。これは32%というCTRの順調な伸びにも示されています。

 

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モバイル分野では、スマートフォンのCPCがほぼ横ばいとなったことから、今年はCPCの大きな改善はありませんでした。ただ、モバイルによるCTRが前四半期に思わぬ伸びを見せたため、小売業者は、モバイルサイトの閲覧が増える第4四半期の年末商戦期もこの傾向が続くと予測しています。

 

 

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ソーシャル

「ソーシャルインテリジェンス」によると、ソーシャルプラットフォームからのトラフィックによる訪問当たり売上高(RPV)は全体的に上昇しています。しかし当然のことながら、リンク経由のRPVではFacebookが依然としてグループ首位を保ち、Pinterestが次点で続いています。ADIのロバーツは、「興味深いのは、最近厳しい状況にあったRedditが、他のソーシャルプラットフォームとの差を急速に縮めつつあることです」と述べています。実際に、Redditはリンク経由のRPVを倍以上に増やし、Twitterに僅差で迫っています。

 

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これ以外のソーシャルメディア測定基準を見ると、FacebookのCTRは前年比で成長していますが、映像や画像投稿に対するインタラクション率は低下しています。ロバーツは、「昨夏に行われたFacebookのアルゴリズム変更は、リンク表示を有利にすることを目的にしたものでした。この変更により、マーケターはリンクを魅力的にすることに注力し、映像や画像の作成を後回しにせざるを得なくなったのです」と述べています。

 

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ADIによると、2015年第1四半期にソーシャル分野で話題となったPeriscopeは利用者を拡大し続けているものの、メインストリームでの利用については苦戦しています。Periscopeに関するソーシャルメディアでの口コミを見ると、9月にメンションが急増していますが、これは主にインドで開催されたイベントに起因していました。これについてロバーツは、「Periscopeの利用がいまだにニッチにとどまっていることを意味します。たった1度のイベントで使用状況が大きく変動する可能性があるとすれば、このプラットフォームはまだ広い範囲では活用されていないということです」と述べています。

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ADIはこの分析レポートの中で、2014年第3四半期から2015年第3四半期までのブランドサイトにおける消費者の行動を考察しています。検索/ソーシャルプラットフォーム(Google、Facebook、Bing、Yahoo!、Baidu、Yandex)で9,000億件を超えるデジタル広告インプレッションを分析するとともに、230億件を超えるFacebook、Twitter、Pinterest、Tumblr、Reddit、YouTube、LinkedInからのリンク訪問者を調査しました。

 

Adobe Digital Index:2015年第3四半期デジタル広告&ソーシャルインテリジェンスレポート:http://blogs.adobe.com/japan-conversations/files/2015/11/ADI_Q3_2015_Digital_Advertising_Social_Intelligence_Report.pdf

 

Adobe Digital Index(ADI)調査について

Adobe Digital Indexは、5,000を超える様々な業界のブランドサイトからの匿名消費者データを集約して分析した調査結果です。今回の2015年第3四半期版の「デジタル広告&ソーシャルインテリジェンスレポート」は、2014年第4四半期から2015年第3四半期に集約した、ブランドサイトにおける消費者の行動、9,000億件を超える検索/ソーシャルプラットフォーム(Google、Facebook、Yahoo、Baidu、Yandex)のデジタル広告インプレッション、230億件を超えるFacebook、Twitter、Pinterest、Tumblr、Reddit、YouTube、LinkedInからのリンク訪問などの分析に基づいて作成されています。データはアドビのAdobe Marketing Cloudを構成するAdobe Media Optimizer、Adobe Analytics、Adobe Social経由で収集しました。

Adobe Digital Index:優れたマーケターにとってゲーム産業は超有望

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【2015年10月21日】

Adobe Digital Index(ADI)ではこの度、新たな調査となる「Gaming Trends 2015」を発表し、ほとんどのマーケターがまだ活用していない巨大市場であるゲーム産業を取り上げました。

この調査結果を見て、マーケターの意識が変わるかもしれません。エンターテインメントソフトウェア協会によると、米国では1億5,500万人もの人が、PC、モバイル端末、ゲーム専用機でビデオゲームを楽しんでいます。PwCは、2014年のゲーム産業の市場規模は150億ドルで、2019年には196億ドルまで成長すると予想しています。

今回のADIでは、興行収入の高い映画の公開日の収益と、人気のビデオゲームの発売日の収益を比較しました。公開日に史上最高の興行収入を挙げた「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」の収益は9,100万ドルでした。一方、ゲーム「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」の売上高は、発売初日に1億7,900万ドルを超えました。

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ADIのプリンシパルアナリストであるタマラ・ギャフニー(Tamara Gaffney)は、「ゲーム産業は、大半のマーケターが認識しているよりもはるかに巨大です。ゲームの発売初日のソーシャル上での話題は、映画よりはるかに大きく、今年売れたゲームの中には、公開日に最高収入を挙げた映画のほぼ2倍の売上に達したものもあります。映画産業は大きいと思っていましたが、ゲーム産業はそれ以上に巨大です」と述べています。

ADIによると、ビデオゲームは伝統的なスポーツをもしのぐ勢いです。2チームに分かれてプレイヤーがキャラクターを操作し、敵チームの本拠地を破壊して勝利を目指すマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)ゲームは、高い人気を誇っています。

ギャフニーは、「特に、6,700万人のユニークプレイヤーを持つMOBAゲーム『League of Legends』は、巨大な 無料オンラインゲームコミュニティに成長しました。このようなコミュニティで、ゲーマーがバーチャル世界に浸っている間に、マーケターはゲーマー向けのプロダクトプレイスメントを行うことができるかもしれません」と述べています。

ADIのアナリストであるアダム・ロイド(Adam Lloyd)は、「『League of Legends』の月間プレイヤーを全員収容するには、ダラス・カウボーイズの本拠地のAT&Tスタジアムが603個も必要になります」と述べています。

当レポートのソーシャルデータは、ブログ、Facebook、Google+、Reddit、Twitter、Dailymotion、Flickr、Instagram、Tumblr、VK、Disqus、Foursquare、Metacafe、Wordpress、YouTubeなど、2,000万件を超えるソーシャルメディア上の情報に基づいています。

ADIによると、消費者はソーシャルメディアからゲーム業界に関する情報を得ており、MOBAは今やNHLやNFLだけでなく、アメリカ人にとって一番の娯楽だった野球よりも人気があることがわかりました(Facebookの「いいね!」で比較)。

adi_gaming_003ADIでは、2014年から2015年にかけてのゲームサイトのアクセス数が40億件を超えていることや、ゲーム関連グッズのオンラインベースの売上高に着目しました。この分析は、複数の産業およびセグメントのWebサイト訪問から得られた集計データと匿名データに基づいて行われました。調査結果では、2015年8月におけるゲームサイトへのアクセス数は、デスクトップからは2014年比10%増加、タブレットからは同23%増加していました。ロイドは、市場に出回りつつある高性能のタブレットにより、質の高いユーザーエクスペリエンスを得るために必ずしもデスクトップを使用する必要がなくなっていると分析しています。

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ADIでは、今年のクリスマスシーズンには15%の販売増が見込めるとしています。ただし、ゲーマーの買い物が盛んになるのはこの時期だけではありません。毎年米国で開催される世界最大のゲーム見本市「E3」開催中の6月もゲームの売上高は高く、このイベントでは多くのゲーム会社が新製品発表や予約注文を行っています。

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ギャフニーは、「今まで、ゲームの購買データを集計している人がいなかったことが信じられません。『E3』開催中の6月の売上高がクリスマスシーズンと変わらなかったことに驚きました」と語ります。

クリスマスギフトとして、今年は新たにバーチャルリアリティ(VR)ゴーグルが人気になることが予想されます。ロイドは、「ゲーム産業が次向かう先はVRである」と話しています。その例として、マイクロソフトのHoloLens、HTCのVive、ソニーのMorpheus、オキュラスのRiftなどが挙げられます。これらのデバイスはまだ発売されていませんが、ソーシャルメディアでその話題が広まりつつあります。Viveは今年のクリスマスシーズンに、HoloLens、Morpheus、Riftは2016年初頭に発売される予定です。

adi_gaming_006ギャフニーは次のように述べています。「ゲーミングプラットフォームやVRは、マーケターにとって広告よりも優れたプロダクトプレイスメントの機会であると私は見ています。VRの観点からすると、マーケティングの機会は無限に広がっています。小売り、不動産、CPG、レストランチェーンなどの産業がVR空間でどのように恩恵を享受し、創造力を発揮できるか考えてみてください。そして、ゲーマーの数が着実に増えていくのに伴い、ビデオゲームのマーケティングは、そのオーディエンスの規模だけでなく、貴重なミレニアル世代や1995年以降生まれのZ世代の視聴者に訴求できる場となるでしょう。つまりゲーム産業は、デジタルマーケティングの次の大きなトレンドになる可能性があるのです。」

 

 

【調査概要】
実施期間:2014年~2015年
調査ツール:Adobe Social, Adobe Analytics
言及データ数:2,000万件以上
対象ソーシャルメディア及びブログ:Facebook、Google+、Reddit、Twitter、Dailymotion、Flickr、Instagram、Tumblr、VK、Disqus、Foursquare、Metacafe、Wordpress、YouTube

Adobe Digital Indexについて
アドビは、企業のマーケティング動向をAdobe Marketing Cloudを活用して定期的に調査しています。本調査は、アドビのソーシャル分析ソリューションであるAdobe Socialを活用したソーシャルリスニングのデータに基づいて行われました。Facebook、Google+、Reddit、Twitter、Dailymotion、Flickr、Instagram、Tumblr、VK、Disqus、Foursquare、Metacafe、Wordpress、YouTube上で公開されている投稿を収集し、分析しています。

Adobe Digital Index:バック・トゥ・ザ・フューチャーで登場した未来の技術実現度調査

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【2015年10月21日】

本日、1989年に公開された映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」の中で主人公マーティーとドクがタイム・トラベルをした未来の日付として登場した、2015年10月21日(「バック・トゥ・ザ・フューチャー・デイ」)をむかえました。

そのことを記念し、Adobe Digital Index(ADI)では、ソーシャル上での言及数をもとに、映画の中で登場した2015年の技術がどれだけ実現されているかを分析し、発表しました。

VRやホバーボードといった11項目においてそれぞれ成績付けを行い、実現度を「B+」と総合評価しました。

 

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映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に関するデータ:

  • 「バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ」(3部作)の累計興行収入は約10億ドル
  • FacebookおよびTwitterのファンは400万人超え
  • 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に関するソーシャル上での投稿は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー・デイ」のプロモーションが開始された2015年10月以降、2倍に増加
  • 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の中で紹介された未来型ペプシボトル、ナイキシューズ、「ジョーズ 19」に関するソーシャル上の言及は2015年10月1日以降で4万件
  • 2015年10月5日にYouTubeで公開された「ジョーズ 19」のトレーラーの再生回数は130万を突破

 

調査の詳細は以下のURLおよびSlideshareをご覧ください。

 

 

 

CMO.com

Adobe Digital Index / Emerging Media

Time Circuits On: ADI’s Take On Tech From ‘Back To The Future Part II’

http://www.cmo.com/articles/2015/10/16/back-to-the-future-adi.html

 

【調査概要】
調査ツール:Adobe Marketing Cloud
言及データ数:1億件以上
対象ソーシャルメディア及びブログ:Facebook、Google+、Reddit、Twitter、Dailymotion、Flickr、Instagram、Tumblr、VK、Disqus、Foursquare、Metacafe、Wordpress、YouTube

Adobe Digital Indexについて
アドビは、企業のマーケティング動向をAdobe Marketing Cloudを活用して定期的に調査しています。本調査は、アドビのソーシャル分析ソリューションであるAdobe Socialを活用したソーシャルリスニングのデータに基づいて行われました。Facebook、Google+、Reddit、Twitter、Dailymotion、Flickr、Instagram、Tumblr、VK、Disqus、Foursquare、Metacafe、Wordpress、YouTube上で公開されている投稿を収集し、分析しています。

アドビ、クリエイティブ業界の知見を Adobe Analyticsに活用

※以下の文章は米国時間 2015年9月24日に米国で公開されたメディアアラートの抄訳版です。

201510月5日】

米国カリフォルニア州サンノゼ発(2015924日):Adobe(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は、企業がAdobe Analyticsによってマーケティングデータを分析、共有、活用するための新機能であるAnalysis Workspaceを発表しました。アドビのクリエイティブ業界における知見をもとに開発されたAnalysis Workspaceは、企業内におけるデータの整理や可視化の方法を改善します。この機能により、アナリストはデータの表示方法を操作して洗練された分析データを作成することができるので、経営判断を行う人に対し最適な分析結果を提示することができます。また、Analysis Workspaceはインサイトの提供とアクションの推進をサポートするため、ユーザーはデータに対し最大限に「分析におけるクリエイティビティ」を発揮することができます。

  • Photoshopから着想を得たシンプルなワークフロー:新機能であるAnalysis Workspaceでは、ユーザーに役立つレポートを簡単かつ迅速に作成し共有できます。ユーザーの操作は、PhotoshopやElementsなどのレガシーなクリエイティブツールのように、ディメンション、指標、セグメントをフレキシブルなデータの「キャンバス」にドラッグ&ドロップするだけです。複雑なデータセットの操作も、キュレーションされたワークスペースを共有することも、直感的に行えるため、広範囲にわたるトレーニングは不要です。
  • 直観的なデータの可視化:(ユーザーが選択する)データを分かりやすく、かつ見やすくすることは、ワークスペースを構築することと同等に重要です。棒グラフでもドーナツグラフでも、可視化は分析とレポートのプロセスの重要な部分であり、それによってユーザーは即座に情報を理解することができます。アドビの技術により、関連するコンポーネントをドラッグ&ドロップするだけで、即座に新しいデータが可視化されます。データセットのサイズにかかわらず、さまざまなチャートやグラフのサイズと名前を変更したり入れ替えたりできるため、即座にレンダリングが可能で、操作も簡単です。
  • かつてないほどのパワー、柔軟性、スピード:Analysis Workspaceにより、ユーザーはこれまでにない方法でデータの比較や分析ができます。異常値検出、貢献度分析、計算指標、新たに追加されたコホート分析ツールなど、業界をリードする数々の強力なツールが初めて搭載されています。クリエイティブツールにおけるアドビの知見を活用することにより、新たなツールで複雑さを解消し、何百ものディメンションと指標、何千ものセグメント、何百万ものデータの組み合わせを網羅するデータセットを把握できるようにします。

Adobe Analyticsプロダクトマーケティング担当シニアディレクターであるジェフ アレン(Jeff Allen)は、「クリエイティブツールと強力なワークフローといった当社独自のレガシー技術により、我々は他社にはできない方法でデータ分析を可能にしました。この業界初の取り組みにより、非常に複雑なデータセットにアクセスできる社員の範囲が拡大されます。提供される示唆に富む新しいインサイトは、ペンキが乾く前の状態と同様に、ユーザーは必要に応じて簡単に手を加えることができます」と述べています。

詳細は、ブログの記事とデモ動画をご覧ください。

 

Adobe Photoshop Elements 14とPremiere Elements 14を発表

私たちは日々の暮らしの中でさまざまな出来事に遭遇します。職場や家庭で過ごす時だけでなく、新学期の行事、週末の外出、スポーツ、趣味、休暇、友人や家族との集まりといったさまざまなイベントがあります。そして誰もがスマートフォンやタブレットを常に携帯していますので、写真やビデオを撮る機会が増えているのではないでしょうか。

その出来事の一瞬を簡単に記録しておくことができるようになったことは素晴らしいことですが、あなた自身がまさにその瞬間を体験しているわけですから、たいていの場合、照明や構図を考えている余裕はありません。常に完璧な写真やビデオを撮影できるとは限らないのです。Elementsチームはそういう悩みを持つ方向けに、最新のPhotoshop Elements 14 & Premiere Elements 14を開発しました。つまり、Elements 14は、ユーザーの皆さんがその瞬間に戻って、思い出に浸って、その貴重な瞬間を満喫できるようにサポートするために開発されたのです。Elements 14は、コンテンツインテリジェンス、機能の自動化、および使いやすいインターフェイスを採用することで、記念写真やちょっとしたビデオを、簡単な操作のみで目を見張るような写真やムービーへと作り変えるお手伝いをします。

Elements 14に搭載された新機能や機能向上をご紹介します。

Elements Organizerの新機能

見つけやすく管理も簡単に: Elements Organizerが刷新され、見たい写真とビデオを素早く見つけることができるようになりました。人物ビューが強化され、顔認識機能が改善されたほか、写真の読み込み中に人物別に分けられるため、特定の人物の写真を簡単に見つけることができます。

また、場所ビューが強化され、写真とビデオに簡単に場所情報がつけられるようになり、撮影場所情報に基づいて地図上に表示されます。さらに、イベントビューが強化され、撮影日に基づいて自動的にクラスタ化されるため、イベントごとにタグが簡単につけられます。

Photoshop Elements 14の新機能
~ あらゆる瞬間を、完璧な写真に ~

手ぶれ軽減:私たちは手振れ補正を「自撮りの友」と呼んでいますが、自撮りに限らず、カメラを手持ちで撮影したすべての写真で効果を発揮します。手元が安定しない状況で生じる手振れをクリックするだけで取り去ることができます。

かすみを除去:風景を撮影すると、空気中の湿気によって背景がぼやけることがあります。そういうときはかすみの除去機能で、背景を手前の被写体と同じくらい鮮明にすることができます。ワンクリックで画像のかすみを消すことができ、スライダーを使ってさらに細かい調整もできます。

アクションショット用のガイド編集:宙を舞うボールや疾走するバイクなど、スピード感にあふれた瞬間を撮影したら、モーションブラーを使ってその動きをさらに際立たせることができます。一連の操作はステップバイステップでガイドされます。

ガイド編集でサイズ変更が可能に:Webサイト上の特定のピクチャーフレームやスポットの大きさに合うように写真のサイズを変更したいときなど、新たなステップバイステップのガイドに従って、非常に簡単に変更できるようになりました。

一瞬で髪の毛を選択:例えば写真を合成するときに、髪の毛やペットの毛などの細かい部分を選択することは非常に面倒な作業でした。しかしこれからは、境界線を調整のオプションを使えば、選択したい場所をおおまかにペイントするだけで、Elementsが自動的にエッジを検出してきれいに選択します。

どんな写真にも適切なカスタムエフェクトを:写真になんらかのエフェクトを追加したいと思っても、どのエフェクトが最適なのか判断することは困難です。Elementsは、写真の被写体、色、光のあたり具合を分析し、スマートルックが適切と考えるエフェクトをかけたサンプルを5種類表示します。

クイック編集がさらに簡単に:クイック編集がさらに簡単に使いやすくなり、写真の回転や修正が旧バージョンよりも高速になりました。

Premiere Elements 14の新機能
~ あらゆる瞬間を、最高のムービーに ~

モーションタイトルで魅力的なストーリーを:素晴らしいムービーを作ったら、出だしが肝心です。プロが作ったように見える、アニメーション化されたタイトルで注目を集めましょう。Premiere Elements 14には、タイトルのデザインテンプレート(プリセット)が用意されていますので、テキストやグラフィックスを使ったアニメーションが簡単に作成できます。

ガイド編集のカラーポップで簡単にシーンを演出:画像データで特定の色だけを強調するカラーポップ効果は2014年に注目を集めた機能でしたが、これをPremiere Elementsのガイド編集に追加しました。特定のシーンを白黒にして、1色または複数の色だけを強調することで、ドラマ性を高める演出ができます。色調、彩度、明度は細かく調整することもできます。Elementsは、この作業をステップバイステップでガイドします。

時間を操るガイド編集:スローモーションや、逆に高速再生のエフェクトを追加できます。ステップバイステップのガイドに沿って、シーンを強調したり、緊張感やドラマ性を強調したいときにはスローモーションの、ストーリーを高速化したり、熱気や興奮状態を強調、あるいは面白いシーンを作るためには高速再生のエフェクトが簡単に加えられます。

4K対応でHDを超える:4K Ultra HDビデオカメラまたはTVをすでにお持ちの方でしたら4K映像の取り扱いが簡単なものではないということをご存じかと思います。Premiere Elementsを使えば、究極の映画体験が味わえる4Kムービーを編集および再生できます。*

最高のサウンド:音響は映画のムードを大きく左右します。本バージョンでは、旧バージョンよりも簡単に、サウンドを細かく調整できます。すべての音声機能を1ヶ所にまとめたことで、必要な機能を見つけやすくなり、新しいトグルスクリーンによってクリップ内の必要な音声またはビデオの部分だけに集中できるようになりました。

複数のフォーマットに最適化したムービーを簡単に書き出し:ムービーの書き出しを行う際に、Premiere Elementsが推奨設定を示します。これによって、iPadやiPod、その他のスマートフォンから大画面4K TVやHD TVまで、どのようなデバイスまたはスクリーンでも素晴らしい見栄えとなるムービーを作成できます。*

アドビのFacebookPinterestTwitterをフォローしてください。今後のアップデートや製品の詳細に関する情報が入手できます。また、新機能を紹介したYouTubeチャネルもご利用ください。

皆さまからのご意見をお待ちしています。Photoshop Elements 14Premiere Elements 14は本日より販売開始です。お使いになって、お気に入りの機能をFacebookページへのコメントで教えてください。

*この製品は、特定のアドビまたはサードパーティが提供するオンラインサービス(「オンラインサービス」)に連携またはアクセスできる場合があります。オンラインサービスは、13歳以上のユーザーのみを対象としており、その使用には追加の利用条件およびアドビのプライバシーポリシー(www.adobe.com/go/terms をご覧ください)に同意していただく必要があります。オンラインサービスは、国や言語によっては提供されていない場合や、ユーザー登録が必要な場合があり、その全体または一部が予告なく中止または変更になることもあります。また、追加料金やサブスクリプション費用が適用される場合もあります。

対応する4Kカメラ:GoProHero 4 Black、Sony XperiaZ3V、SONY FDR-AX100 4K HANDYCAM、Panasonic DMC-GH4 (MP4 and MOV)、Motorola Moto X (2014)、Xiaomi Mi4.

アドビ調査、日本を含むAPACのWebサイトでモバイルへの最適化が進んでいることが判明

スマートフォンへの最適化では日本と韓国がリード

【2015 年9月8日】

Adobe(Nasdaq:ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下 アドビ) が実施した調査によると、日本を含むAPACでは、スマートフォンに対応したモバイル向けWebサイトの最適化が米国よりも進んでいることが明らかになりました。各国でスマートフォン経由によるWebサイトへの訪問回数が昨年よりも向上しており、顧客とのやり取りとエンゲージメントのための効果的なプラットフォームとして、モバイルを中心に据えたビジネス変革が進んでいることを示唆しています。

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今回のAdobe Digital Index調査「Best of the Best Benchmark 2015」は、日本、オーストラリア・ニュージーランド、インド、韓国、香港、中国、東南アジア(シンガポール、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、ブルネイ、マレーシア )、米国を対象に実施され、各国の平均的なWebサイトとトップレベルのWebサイト*での取り組みを、6つの主要評価指標(スマートフォンとタブレットによるトラフィック数、スティックレート**、ビジターあたりの訪問数、滞在時間、コンバージョンレート、クリックスルーレート)に基づいて調べました。

Adobe Digital Indexのディレクター、タマラ ギャフニー(Tamara Gaffney)は、「日本を含むAPACで最も優れたデジタルマーケターは、いくつかの主要評価指標において優れた成果を挙げています。トップレベルのWebサイトと平均的なWebサイトの間ではスマートフォンとタブレットによる訪問回数の差が拡大しているだけでなく、スティックレートの差もそれと共に拡大し、モバイル対応と消費者エンゲージメントの間に直接的な相関があることが示されています。モバイルへの最適化はもはや必要か否かという問題ではなく、モバイル展開のスキルに劣る企業は極めて不利な状態に置かれることになります」と述べています。

本調査から明らかになった主な結果は以下のとおりです。

  • スマートフォン経由でWebサイトへの訪問回数が多い国が日本と韓国でした。平均的なWebサイトとトップレベルのWebサイト間で、スマートフォン経由による訪問回数の差が最も大きい国も日本と韓国でした。
  • タブレット経由のWebサイトへの訪問においては、各国とも平均的なWebサイトとトップレベルのWebサイト間での差が拡がりました。
  • 平均的なWebサイトでコンバージョンが高い国は、インド(3.5%)、日本(3.3%)、オーストラリア・ニュージーランド(3.0%)でした。トップレベルのWebサイトでコンバージョン率が高い国は、日本(5.0%)、オーストラリア・ニュージーランド(5.0%)、米国(4.4%)でした。
  • クリックスルーレートが最も高い国は、オーストラリア・ニュージーランドでした。(平均的なWebサイトで3.5%、トップレベルのWebサイトで6.5%)。クリックスルーレートが最も低い国は、日本でした(平均的なWebサイトで1.2%、トップレベルのWebサイトで2.0%)。

本調査の全レポートは、以下のURLをご覧ください。
http://blogs.adobe.com/japan-conversations/files/2015/09/BoB_APAC_2015_FINAL.pdf

*本調査における「トップレベルのWebサイト」とは、各主要評価指標において総合的に最も評価の高い上位20%のWebサイトを指しており、アドビではそれらを「Best of the Best」と定義しています。
**スティックレート:1ページ以上続く訪問の割合

【調査概要】
本調査の使用データは2013年と2014年の1億回を超える訪問に基づき、日本、オーストラリア・ニュージーランド、東南アジア (シンガポール、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、ブルネイ、マレーシア)、インド、韓国、香港、中国、米国の3,000を超えるWebサイトから集約した匿名データにより構成されています。

Adobe Digital Indexについて
Adobe Digital Indexは、デジタルマーケティングやその他の関連トピックに関する調査結果を、 マーケティングやe-コマースに関わる上級管理職や役員クラスの人々に提供します。この調査は、インターネット小売業者上位20社中17社を含むフォーチュン50企業の3分の2以上に採用されているAdobe Marketing Cloudを使って自社Webサイトでの活動から実行可能なデータや分析結果を取得している世界中の5,000社を超える企業からの特定の、匿名の、および集約したデータに基づいて行われています。

Adobe Digital Index:ニューヨークとロサンゼルスがクリエイティビティを競う

※以下の文章は米国時間 2015年9月1日に米国で公開されたブログの抄訳版です。

アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 佐分利 ユージン 以下 アドビ)は、Adobe Digital Index「ニューヨークとロサンゼルスがクリエイティビティを競う」を公開しました。

ニューヨークとロサンゼルスは、いずれも海岸沿いに位置し、長年にわたってライバル関係にあります。最近、ニューヨークタイムズの記事でブルックリンのクリエイターたちが西へ移動したことを取り上げたように、両都市のライバル争いはさらに激化する気配を見せています。アドビはこの変化を極めて興味深く感じており、今回のAdobe Digital Indexではこの2つの都市がデザイン、フォトグラフィ、ファッションなどの分野でどのようにクリエイティブの最先端を目指しているのかを探ることにしました。この2都市のイノベーションを結び付けたり、引き離しているものは何か?2つの地域をそれぞれ代表する分野は何か?ニューヨークとロサンゼルスで最もクリエイティブな場所はどこか、またそれぞれ何によってその地位を獲得したのか?次にクリエイティブ分野に破壊的変革をもたらすのは誰か?などのテーマに沿った調査を行った結果、いくつかの驚くべき事実が明らかになりました。

東海岸、西海岸それぞれが持つ固有のデザインテイストやトレンドを具体化するため、Adobe Hue CCを使って画像を加工しました。それぞれの地域の色や彩度をキャプチャし、東海岸に西海岸のカラーを、西海岸に東海岸のカラーを適用しています。

 

ニューヨークスタイル
モバイルでの制作において進んでいるのは、ロサンゼルスとニューヨークのどちらでしょうか?今回の調査で、モバイル環境での制作活動に関してはニューヨークの方がより進んでおり、Behanceネットワーク上のモバイルによる制作量はニューヨークがロサンゼルスの2倍に達していることが明らかになりました。

adobeBe_infobit2_J

クリエイティブ分野におけるキャリアに関しては、ロサンゼルスでは過去5年間にわたり「Webデザイン」と「クリエイティブディレクション」が最も注目されているのに対し、ニューヨークでは「印刷物デザイン」と「タイポグラフィ」がトップでした。このことは両都市におけるクリエイティブ関連の仕事にも影響を与えており、Behanceで業界トレンドを分析したところ、ロサンゼルスのクリエイターはユーザーインターフェイス/ユーザーエクスペリエンスに関連した仕事の機会を求めているのに対し、ニューヨークのデザイナーはフォントに関連した新たな試みに関わる機会が多いことが判明しました。

Los Angeles Sunset Cityscape, Griffin Observatory
Before:  かすみがかったロサンゼルスのグリフィス天文台

Bushwick_HueSource
Adobe Hue CCでブルックリンのブッシュウィックのアートから.鮮やかな色彩と宝石のような色調をキャプチャ

Los Angeles Sunset Cityscape, Griffin Observatory
After: ニューヨークのグラフィティアーティストによる鮮やかな色彩を用いて、ロサンゼルスのグリフィス天文台のイメージを塗り替えました。中間色のグリーンなど、ストリートアートから得たさまざまな色がロサンゼルスの空を彩りました。

 

次に注目すべきクリエイティブな地域

ニューヨークとロサンゼルスに関してさらに踏み込んだ調査を行い、それぞれの都市の中で、どの地域がクリエイティブ業界をリードしているかを探りました。その結果、ブルックリンとロングビーチがそれぞれ近隣の地域を上回る実績を上げているだけでなく、それぞれの地域の都心部も超えていることが明らかになりました。

具体的には、東海岸ではブルックリンが「ブランディング」と「タイポグラフィ」においてニューヨーク都市圏を上回る結果となっており、描画分野におけるプロジェクト件数の増加率はニューヨーク都市圏を15%上回りました。「カリグラフィ」の増加と「ハンドレタリング」の急成長がここ数年のブルックリンの特徴となっており、このトレンドは今後も引き続きニューヨーク全体に影響を及ぼすと予想されます。

西海岸では、カリグラフィの分野でロングビーチがロサンゼルスより1人あたり平均6%上回る結果となりました。また特にロサンゼルス広域圏と比較して、ロングビーチでは水彩と印刷ベースのプロジェクトが増加していることも判明しました。

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マイアミからのクリエイティブな熱気

ニューヨークとロサンゼルスはクリエイティブの最先端であり続けてきましたが、次に注目すべき都市はどこでしょうか?これら2都市のライバルとなり得る、クリエイティブな活動はどこで育まれているでしょうか?調査の結果、マイアミが浮かび上がってきました。

過去5か月を調査したところ、Behanceではマイアミがファッション関連のプロジェクトに関わる人々のあいだで最も大きな人気を集め、米国の他のどの都市よりも多数の好意的な反応を得ていました。クリエイティブの主要都市であるニューヨークがマイアミの6倍の規模であることを考慮すれば驚くべきことであり、ファッションに関するニューヨークの人気はマイアミを下回っています。さらに、マイアミからのBehance加入者も急増しており、昨年の全加入者の23%を占めています。マイアミがクリエイティブ業界をリードする地位にあることは明らかですが、ウィンウッドアート地区や「アート・バーゼル」などによってその影響がオンラインにも拡大しはじめており、ファッション業界で大きな反響を呼んでいます。この影響により、マイアミはロサンゼルスとニューヨークに次いで、最先端かつクリエティブな都市になっています。

しかし、マイアミ以外にもクリエティブ業界を牽引する都市があります。アトランタとフィラデルフィアがトップ15にランクインしました。デトロイトも、クリエイティブコミュニティの急成長により、25位に選ばれています。これら3つの都市はいずれも昨年大きな成長を遂げていますが、それぞれの地域にはどのような特徴があるでしょうか?

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今回の調査では、デトロイトではデジタルアートが人気で、「アパレル」と「ファッション」を中心としたプロジェクトが増加しています。フィラデルフィアでは、クリエイターが「フォトグラフィ」に注目していますが、今回の調査によるとプロジェクトの大半は「ファッションデザイン」に集中しており、2番目に人気の高いプロジェクトを21%以上上回っていることが明らかになりました。さらにフィラデルフィア在住の18〜24歳のクリエイターによるBehance加入率は、全体の22%を超える26%の伸びを示しています。アトランタでは「ブランディング」のプロジェクトが最も多く、デザインとイラストレーションが中心となっています。

 

最もクリエイティブな都市は?

ニューヨークとロサンゼルスはデザイン変革におけるハブであり続けていますが、ロサンゼルスの特徴であるスローライフが他にはない特徴を生み出しています。調査によると、これら2つの都市がグラフィックデザインとイラストレーションの中核であることは明らかですが、ブルックリンとロングビーチが、タイポグラフィへの高い関心により、それぞれの地域の都心部への影響を強めています。次に注目すべき都市として、マイアミ、アトランタ、デトロイト、フィラデルフィアが挙げられます。いずれの都市も過去1年の間にファッション関連でBehanceネットワークに大きく貢献しました。これらの地域のオンラインへの影響力は今後も高まり、Behance最大のユーザーベースを持つニューヨークとロサンゼルスへのブルックリンとロングビーチによる効果と同様の現象が起こると予想されます。これらの新興都市がどのように発展するかはまだ明らかではありませんが、現在の成長率を考慮すれば、Behanceコミュニティにおけるマイアミ、アトランタ、フィラデルフィア、デトロイトのクリエイターの活躍が来年さらに増える可能性も秘めています。

New York City Brooklyn old buildings and bridge in DumboBefore: ブルックリンのある夏の朝

VeniceBeach_HueSource
Adobe Hue CCでベニスビーチの美しい夕日から色と光をキャプチャ

New York City Brooklyn old buildings and bridge in Dumbo
After: ベニスビーチのあたたかみのある色がブルックリンの青空をさらに鮮やかに演出しています。紫がかった色彩はカリフォルニアの夕暮れを思わせます。

 

10月5日〜7日にロサンゼルスで開催予定のMAX the Creativity Conferenceにおいて、最もクリエイティブな都市について議論するセッションの開催を予定しています。クリエイティビティを刺激し、新しいプロジェクトを開始していただけるよう、専用のクリエイティブライブラリを作成しました。Adobe Hue CCを使って、身の回りの色や光をキャプチャしてください。皆さんからの作品の投稿をお待ちしています。

Adobe Digital Index:ニューヨークとロサンゼルスがクリエイティビティを競う」について
本Adobe Digital Indexレポートは、Behanceの現行メンバーである約500万人のクリエイターから集計したデータに基づいて作成しました。(ニューヨーク:74,992名、ロサンゼルス:42,188名)。このデータにはタグ、プロジェクトの分野、プロジェクトのトピック、エンゲージメント活動、場所などが含まれています。このクリエイティブ関連のデータ分析により、クリエイティブ活動のトレンドやさまざまな業界におけるクリエイティブ経済の現状を記述、予測しています。

セイラ ラップ(Sarah Rapp)
アドビ コミュニティデータ およびインサイト担当ヘッド

消費税法改正に伴う価格変更のお知らせ

国境を越えて行われる電子商取引等の税法が変更されました。

2015年10月1日からの消費税法改正の施行により、アドビを含む国外事業者にも、日本国内における電子商取引に8%の消費税を適用することが義務づけられます。アドビの製品やサービスの本体価格に変更はありませんが、Adobe.comにて販売されるアドビ製品(Adobe Creative CloudやAdobe Document Cloudのサブスクリプションも含む)に消費税が課されます。これに伴い、月額払い/年間払いにかかわらず、ご請求額は消費税法改正を反映した料金へと変更いたします。

消費税はAdobe.comでメンバーシッププランを更新もしくは新規購入する場合にも適用されます。2015年4月1日以降に月額払いの年間サブスクリプションをご購入いただいたお客様、もしくは月額プランでサブスクリプションをご利用いただいているお客様にも適用され、2015年10月のご請求分から料金を変更いたします。

消費税法改正は、日本国内で電子商取引事業を行うすべての外国企業に適用されます。消費税についての詳細は、http://www.nta.go.jp をご参照ください。

詳しくは、こちらのページをあわせてご参照ください。