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クリエイティブの不可能を可能にしてきたPhotoshop アドビの功労者3名が語る「写真の変化」と「業界の変化」 #Photoshop

35 anniversary

これまで30年近くにわたり、Photoshopは現実の再現に貢献してきました。そしてつねに進化を続けて、その魔法が途絶えることはありません。

アドビの35周年を記念して、Photoshopチームからシニアクリエイティブディレクターのラッセル プレストン ブラウン、PhotoshopとLightroomのプリンシパルエバンジェリストのジュリアン コスト、グループ製品マネージャーのステファン ニールセンの3名の功労者が、アドビを代表する製品について、Photoshopのはじまりからデジタル クリエイティビティの未来まで、さまざまなことを語りました。

 

アドビは、1988年にトーマス ノールとジョン ノールからPhotoshopのライセンスを取得し、1990年に「Adobe Photoshop 1.0」を発売しました。Photoshopチームのメンバーとして、これまでに印象に残っている出来事と製品の機能は何ですか?

ラッセル:私は初期メンバーとしてPhotoshopに携わってきました。ジョン ノールがアドビの創設者であるジョン ワーノックとチャック ゲシキにPhotoshopを売り込んだ時のことをいまでも覚えています。ジョンは、10万ドルのメインフレームでしか見たことがないような機能を私たちに披露しました。彼がMacで見せてくれたパワーには目を見張るものがありました。

私はこれまでデジタルのあらゆることに情熱を注いできました。駄菓子屋さんに集まる子供のようにです。今ではこのパワーを誰でも利用できるようになり、画像を処理するのにプログラマーである必要はなくなりました。

ラッセル プレストン ブラウン

アドビ シニアクリエイティブディレクター ラッセル プレストン ブラウン

節目となった機能はたくさんありますが、強いて言えば、レイヤー、スマートオブジェクト、Camera Rawでしょうか。レイヤーは、デザインと写真の編集の新しい道を切り開きました。編集が簡単になり、それまで必要だった作業がなくても、合成できるようになりました。

スマートオブジェクトは、エレメントをシェルの中に入れて、エレメントを壊さずに編集できます。元の解像度や画質はそのままで、シェルの中の画像の拡大、縮小やワープが可能になりました。

トーマス ノールが開発したAdobe Camera Rawですが、画像を調整するレベルやカーブにすっかり慣れていますが、新しいツールを使えば、これまで出来なかったような編集も出来るようになります。

Adobe Photoshopは、2015年に製品第1号の発売から25周年を迎えました。製品のイノベーションの推移はコチラでご覧いただけます。

 

写真編集で進化したのはPhotoshopだけではありません。画期的なデジタル写真編集や、ソフトウェアとハードウェアが一体になったことで革新的な創作を促進しているように思います。Photoshopのイノベーションの成果をどのようにみてきましたか?

ジュリアン:Photoshopは、クリエイティブの可能性の扉を開きました。ほとんどの人は、写真を “修正” するためのツールとしてPhotoshopを思い浮かべますが、私はクリエイティブな作業を推し進めるためのツールだと考えています。

Photoshopは、カメラで可能なことを簡単にするためのツールであるだけでなく、どのメディアにもできない機能を見つけられます。自由で数多くのオプションがあるデジタルの世界では、Photoshopを使用することで、これまでの写真編集ツールでは制限されていたさまざまな角度からの作業が可能です。Photoshopなら、ユーザーがアーティストなのか、デザイナーなのか、それともプロの写真家なのかを問わず、誰でも写真を編集して、微妙な色使いや色調の補正、複数の画像の合成など、自分のスタイルを生かして、世界中に作品をシェアする(25周年企画、英語)ことができます。

ジュリアン コスト

Adobe Photoshop 兼 Lightroom 担当 プリンシパルエバンジェリスト ジュリアン コスト

 

Photoshopは、写真の編集とクリエイティビティを「大衆化」させました。今後さらに誰でもPhotoshopを使えるように、どのように進化させていく予定ですか?

ステファン:私たちは、製品のアップデートのたびにかなり苦労して、リリースする機能の優先順位を決めています。多くの優れたアイデアの中から選ぶのはとても難しい作業ですが、すべてのお客様にとってインパクトのある改善機能を検討しています。

優先順位を決めたら、プロダクトマネージャがデザイナーとエンジニアと密接に連絡を取り合い、機能をくわしく調べます。膨大なリサーチを行い、ユーザーからの提案をレビューして、直接訪問したり、プロトタイプを作成し、エンジニアと実現可能なオプションを話し合います。

小さいバグが残っていたり未完成であったりしても、ある程度使える状態になったら、プレリリースプログラムにのせて数百人のユーザーからフィードバックを集めます。このプロセスを発売まで何度も繰り返します。

Adobe Photoshop 製品担当 グループマネージャ ステファン ニールセン

 

ユーザーからのフィードバックを開発プロセスに反映させる方法は?

ステファン:2010年頃からfeedback.photoshop.comというサイトを活用しています。ユーザーの間で最も多いリクエストを把握する上でとても有用な手段です。これまで、ユーザーから約3,000件のリクエストと約1万票の投票がありました。

優先順位が決められないような、些細なリクエストを受けることもあります。そうしたリクエストは「JDI(即実行)」リストに追加します。このサイトは開発プランニングにとても主要な情報源となっています。

基本的なクロップから、レイヤー、コンテンツに応じた塗りつぶしまで、デジタル写真の編集はPhotoshopが発売されてから大きな進化を遂げています。

 

アドビはすでにデジタルクリエイティビティの強化に取り組んでいますが、クリエイティブなプロセスをさらに直感的なものに進化させる技術について、どのようにお考えですか?

ラッセル:好みの写真の編集方法を製品が教えてくれるなど、自分の趣向に応じて画像の編集方法を製品に覚えさせる機能があれば良いなと思います。私が画像を編集する様子を観察した製品から、いつか逆提案してもらえるのが楽しみです。

ステファン:Photoshopのコンテンツと利用を促進しているイノベーションがあります。一つは使い勝手が重視されるようになっていることです。私たちは、新しいユーザーが無理なく使えることに重点を置きつつ、プロに求められるワークフローを提供しなければなりません。

クリエイティブ業界では直感的にデザインを行えるようにする傾向があり、私たちもそれに目指しています。その一つに、機械学習を利用してコンテンツの作成を自動化し、ユーザーを支援するという機能があります。コンテンツに応じた塗りつぶしは、クリエイティブなプロセスを自動化するためにテクノロジーを活用した好事例です。アドビは、より良い選択を支援し、繰り返しの作業を自動化するための新たな技術を探求しています。

また、音声や音声コントロールの活用に関するリサーチもアドビラボで行っています。これらは今後の研究が期待できる分野です。

Adobe MAX 2017ではScene Stitchが紹介されました。アドビのAI(機械学習のフレームワーク)であるAdobe Senseiを活用しているこの技術は、コンテンツに応じた塗りつぶしだけでなく、関連のあるコンテンツを自動的に見つけて編集画像の空白を自動的に埋めてくれます。

 

皆さんは長年アドビに在籍されていますが、Photoshopの成功とは何でしょうか?また、ここ数年のPhotoshopについてはいかがでしょうか?

ジュリアン:個人的には、成功とは個人の基準でそれぞれ判断されることだと思いますが、Photoshopという言葉が頻繁に大きなニュースで話題なったことかもしれません。例えば、National Center for Missing & Exploited Children(行方不明&搾取された子供たちのための国立センター)が「エイジ プログレッション(経年人相画)」の作成にPhotoshopを使用しています。

そのほか、Photoshopで作った画像で、見た人に疑問を抱かせたり、別の視点から世界を捉えさせたフォトグラファーがいました。科学者にとっては、画像の中の特定の要素の計測、評価、記録ができることや、詳細を解明できること、あるいはリサーチ結果を公表する際に教材として疑似色を使用できることなどが、Photoshopの成功といえるかもしれません。

Photoshopを使用すれば、無数の方法で別の視点から世界を捉えることができます。画像提供:Yum Tang

デザイナーにとっての成功とは、顧客が情報にアクセスできることや、他者とコミュニケーションを図れること、あるいは自分の製品を使っている人たちの暮らしが豊かになるという有意義な体験を実現することかもしれません。アーティストにとっては、個人的な体験を表現すること、人生の出来事を記録すること、架空の世界を創造することでしょうか。

Cihan Ünalanは、昔からSFが大好きで、仕事で東トルコにいた時にこの景色を見て、世界をPhotoshopで創作することが次のプロジェクトだと悟りました。画像提供:Cihan Ünalan、Matteo Musci、Atilla Karabay

私はあらゆる事例でお客様の成功を目にしてきました。作業で使用するPhotoshopツールの特定のサブセットにかかわらず、お客様の間で共通しているのは、他の方法では成し得ないような画像をPhotoshopで制作する能力です。画像は私たちの世界の見方を変え、想像力をかき立て、新しいアイデアを伝えることができます。それが実現した時、Photoshopもお客様も成功を収めたといえます。

ステファン:私が好きなお客様の反応は、「こんなことがしたかったなんて考えてもみなかったけど、出来るようになった今はやりたくて仕方ない」というリアクションです。

私たちは、お客様の期待に応えることと、誰も求めてていなかったけれど後で非常に有用と分かる新機能の双方で、うまくバランスが取れていると思います。これは、お客様を理解しているからこそできることです。

コンテンツに応じた塗りつぶしが良い例ですが、ほとんどのお客様はこんな機能があることを知りませんでしたが、今では非常に好評です。アートボードはリクエストは多くありませんでしたが、支持されると確信していました。そしてその通りになりました。

 

数年後、デジタルクリエイティビティは今後どのようになっていると思いますか?

ジュリアン:クリエイティブコミュニティはさらに活発になっていると思います。デジタルクリエイティビティの「ツールボックス」は進化し続け、新しい可能性を切り開いて、これまで以上に多くのユーザーが利用できるようになるでしょう。個人的には、画像のタグ付けや、特定のエフェクトの適用、ワークフローの自動化など、繰り返し作業の自動化に役立つ人工知能と機械学習の継続的な進歩と拡張に期待しています。また、3Dや拡張現実(AR)で作業するための新しいツールが引き続き注目を浴びると思います。

アドビはこれからもイノベーションを続け、デジタルツールでクリエイティビティの表現を向上させつつ、作業の目的や意義にさらに時間を費やせるようになるでしょう。

アドビ35周年の記事もご覧ください。

この記事は、2017/12/7にポストされたPhotoshop: Changing Your Photo, Changing an Industryを翻訳したものです。

アドビは35周年を迎えました ー まだ始まったばかり #Adobe

アドビの創設者ジョン ワーノック(John Warnock)とチャック ゲシキ(Chuck Geschke)およびCEOシャンタヌ ナラヤン(Shantanu Narayen)がアドビのイノベーションに関する見通しについて語りました。

1980年代は、MTVがケーブルテレビの主流であり、ベルリンの壁が崩壊し、世界初の有望視される永久人工心臓が発明された時代でした。インターネットの登場はまだ10年先で、CDが音楽業界とデジタルデータの保存方法に革命をもたらしました。アフロヘアーや蛍光色の服が流行したこの時代、イノベーションが最高潮に達していたことは間違いありません。

1982年12月、ジョン ワーノックとチャック ゲシキがそれぞれの才能を持ち寄ってアドビを創業しました。二人は、Adobe PostScriptによってデスクトップパブリッシング(DTP)革命の礎を築き、用紙に文章や画像をきれいに印刷する斬新で新しい方法を実現しました。それ以来、アドビはデジタルコミュニケーションとデジタルエクスペリエンスの最前線の地位に留まり続けるべくイノベーションを続けています。

チャック ゲシキ、シャンタヌ ナラヤン、ジョン ワーノック

アドビ35周年を記念して、アドビの共同創設者であるジョンとチャックおよびCEOのシャンタヌ ナラヤンに、現在のアドビを築き上げたものは何か、さらにアートとサイエンスの融合においてトップの地位を保ち続ける構想について聞きました。

アドビの創業当時を振り返り、企業文化を育む上で特に重要なことは何ですか。

チャック:非常に特別な思い出が一つあります。私にとって本当に素晴らしいものです。私の祖父と父は、凸版印刷の写真製版工をしていました。印刷のための版を作る職人で、当時タイム誌など高品質な大量の出版物をはじめ、あらゆる印刷業に参入していました。

非常に化学的機械的なプロセスを採用し、それをデジタルに変換しようとしていたので、ハーフトーンのサンプルを家に持ち帰り父に見せました。すると父は「ルーペで見てみよう」と言いました。彫版工は常にルーペを所持していましたから。そして、「チャールズ、これはあまり良くないよ」と言いました。今でも父が「チャールズ」と呼ぶと、良くない知らせのようです。

約半年後、成功したことが分かり、家に持ち帰りました。ロゼットはすべて完璧でした。見事なハーフトーンです。父に見せると、父はルーペを取り出してハーフトーンを見てほほ笑み、「チャールズ、ついにやったじゃないか」と言いました。そして、おそらくそれは私にとって、自分の初期のキャリアにおける最大の見せ場の一つでした。これにより、私たちが市場に提供したかった高品質な製品の基準を打ち立てることができたと思います。

アドビはどのようにイノベーションのレガシーを継承し、印刷、イラストレーション、写真、web、動画における飛躍的な進歩を導いたのですか。

チャック:ジョンと私がアドビを創業したとき、自分たちが働きたい会社を築き上げることを目指していました。主な原則は、自分たちが扱われたいように従業員を扱うことでした。ジョンも私もアドビを創設する前にさまざまな企業や組織で働いてきたので、有効なものを取り入れ、それらをアドビの骨組み、理念、基本的価値の一部に組み込みました。

ジョン:イノベーションは計画していたものではありません。むしろ、イノベーションを促進する環境を構築しなければなりません。アイデアを自由に出し合うべきです。新しいアイデアやアイデアのフォローアップ、そのアイデアの実現には報酬を与える必要もあります。そのため「今年は4つの新しいアイデアを生み出した」というようなものではありません。従業員のクリエイティブな精神を通じ、アイデアが自然に生まれるような環境を作る必要があります。

また、「ついてこい」の態度も良くありません。誘導する姿勢が必要です。もっとうまくできることが世の中にあると思ったら、それを実行してください。

数学を学ぶ学生時代からXerox PARCでの革命的な仕事ぶり、さらにはアドビの創業とリーダーシップまでジョン ワーノックとチャック ゲシキのこれまでをご覧ください

テクノロジーは常に変化していますが、アドビは常に後れをとっていません。変化に適応し続ける(および変化をもたらす)方法をいくつか教えてください。

シャンタヌ:テクノロジーの変化にかかわらず、アドビのミッションは変わりません。デジタルエクスペリエンスを通じて世界を変えることです。これがお客様のニーズを認識し、一日の終わりに現状を維持していることが事業戦略ではないので、変化を恐れることはない、という結論にたどり着きます。

アドビで従業員のやる気を引き起こす動機の大部分を占めるのは、当社の影響です。アドビの製品や業務の影響が及ばない場所は世界中にありません。飛行機の隣の席の人が「PDFはすべての情報を共有する方法だ」とか「Photoshopのおかげでクリエイティブになった」と語るのを想像してみてください。

これが私たちを駆り立てるのです。妥当であることは重要ですが、影響を持つことの方が、遥かに意味があると思います。

アドビ最大の変化には、クラウドへの移行によってこの数年間にもたらされたものがあります。今後はどのような機会があると思われますか。

シャンタヌ:アドビは創業以来、市場創出の最前線にいます。教育者、お客様にメッセージを届けようとしている起業家、または個人のフリーランサーにかかわらず、声を届けるお手伝いをしたいと思っています。Creative Cloudにより、より多くの人がより速いペースでビジョンを描き、実現できるようにすることを望んでいます。Document Cloudでは、紙媒体からデジタル媒体への動きが継続すると見ています。モバイルデバイスのプラットフォームとしてのPDFは根付きました。現在は、電子署名向けの優れたソリューションがあります。

Experience Cloudは、今ではいろいろな意味で、アドビにとっての新たな最大のチャンスです。地球上のありとあらゆる企業が、デジタルが追い風になるか、または逆風になるかを考えています。トランスフォーメーションを考慮する場合、すべての企業が「カスタマーエクスペリエンスをどうやって前面または中心に置くのか」と尋ねます。Experience Cloudは企業が変革するのを支援しなければならないという願望を劇的に大きくしていると思います。そのすべてを合わせると、アドビのチャンスは計り知れないと考えています。

デジタルエクスペリエンスによって次に起こることは何だとお考えですか。今後のイノベーションについて簡単にご説明ください。

シャンタヌ:私たちは、信じられないほど素晴らしい時代に生きています。アートとサイエンス、人間と機械が共存し、激変する成長と機会に拍車をかけます。これを21世紀のルネッサンスと呼ぶこともできます。この新時代に、これまで不可能であった方法で人々が創造できるようにし、企業が競争する方法を変革したいと思います。

クリエイションについては、デジタル媒体の消費と提供が、コンピューターだけにとどまらず爆発的に広がりました。現在、拡張された仮想体験が3Dに出現しています。アドビは新しいデバイスに向けたコンテンツを作成するためのツールと新しいデバイスの出現に合わせた出版の形式において最先端にいるでしょう。音声、タッチ、および新しい共同媒体の楽しみな開発が進んでいます。この媒体により、私たちは時間や場所を問わず、さらには自然な方法による作成が可能になります。

さらに、Adobe Senseiという人工知能(AI)を、クリエイティブなビジョンで時間のかかる作業への取り組みを支援するためのクリエイティブパートナーと捉えています。3秒でできることを3時間もかけてやりたいと思う人はいないということに気付きましょう。

デスクトップからweb、モバイルデバイス、さらにそれ以降へと、この35年間は出版業において大きな進展を遂げました。アドビのイノベーションは、引き続きこのプロセスを進めてまいります。

個々のクリエイターにもたらすメリット以外に、こうした動向がビジネス界で今後どのように展開されると思いますか。

シャンタヌ:私たちは消費者の企業との関わり方に大きな変貌があることを目の当たりにしています。消費者は単なる製品だけでなく、体験を購入したいのです。個人的な交流を必要としています。アドビのお客様はこの移行を行う手助けとしてアドビ製品を利用しています。アドビは、企業がそのお客様の心理を得るためにあらゆる交流の段階で役立つすべてのツールを持ち合わせています。アドビは、次世代のエンタープライズソフトウェアを設計しているほか、Adobe SenseiによってAIをアドビ製品に統合し、アクションに向けて道を開いています。

この35年間にわたってアドビが成功した理由は何だとお考えですか。

ジョン:アドビが優れている点の一つは、世界を変えるという当社のミッションを果たすことです。アドビには世界中の人々を奮い立たせ、創造性、アート、イマジネーション、サイエンス、イノベーションを促進する製品があります。 こうした要素をすべて実現するときに、人々の互いのコミュニケーション方法が変わります。役割を問わず、その一部であること、そして楽しんで行うことで、人生は素晴らしく、イノベーションが容易になります。

チャック:企業が将来を検討する際、抱えている在庫の量や製造能力、そして世界各国にある小売拠点を考えることがあります。アドビにとって重要なのは、従業員です。チームと一丸となって確実に未来を現実にする製品を生産するために取り組んでいます。当社の最大の資産、それは従業員です。

シャンタヌ:さらに、数多くの素晴らしいお客様にサービスを提供したり、そういったお客様と提携したりできることにも恵まれてきました。アドビのお客様は常に可能性の限界を押し上げ、同じことを私たちがするように刺激をくださいました。アドビのお客様の成功は実に私たちの成功です。

アドビ35周年のイノベーションに関する今後の記事をお楽しみに。

この記事は、2017/12/4にポストされたAdobe Turns 35 — And We’re Just Getting Startedを翻訳したものです。

【ご注意】アドビをかたるフィッシングメールについて

アドビをかたる「お支払いが確認できませんでした」という件名のフィッシングメールが出回っています。メール内のリンクをクリックされますとファイルのダウンロードが開始されてしまいますので、十分にご注意ください。

詳しくはこちらのリンクをご覧ください。

http://www.adobe.com/jp/information/acrobat/phishing.html

 

また、セキュリティー問題の報告、その他フィッシングに関しては以下のリンクをご覧ください。

https://helpx.adobe.com/jp/security/alertus.html

https://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/global/cpsid_92933.html

Adobe Photoshop Elements 2018とPremiere Elements 2018を発表 写真とビデオの制作がこれまで以上に簡単に

アドビは、Adobe Photoshop Elements 2018とPremiere Elements 2018の提供を開始しました。

 

今回のリリースの新機能をご紹介する前に、製品名についてご説明します。今回のリリースから、バージョン番号の代わりに、発表翌年の年度を使用しています。バージョン16と17はないのかと思った方、安心してください。バージョン16と17は存在しません。Photoshop Elements 2018とPremiere Elements 2018をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

それでは、今回の発表内容についてご説明します。

 

長年の間、Elements製品は、あらゆるユーザーにとって使いやすいインターフェイスとガイド機能などを組み合わせて、写真とビデオの整理、編集、加工、共有が簡単に行えることを目指してきました。

 

今回のリリースでは、簡単なファイル管理や自動編集、編集や作品の作り方が楽しく学べる新たなガイド付き編集など、思い出を大切にしたい人のエクスペリエンスをさらに高めることに重点を置きました。さらに、これまで以上に簡単に写真とビデオをクリエイティブに取り扱うことができる、数々の新機能と拡張機能を搭載しています。

 

新機能および拡張機能を以下にご紹介します。

 

 

自動キュレーション:大量の写真からベストショットを簡単に選べるようになります。Elements Organizerは、品質、顔、被写体などに基づいて写真を自動的に選定します。

自動キュレーション

 

強化されたスライドショー:スライドショーは、思い出の出来事を披露し、共有するためによく利用されています。今回、ワンクリックで、選定された写真やビデオクリップからスタイリッシュで動きのあるスライドショーを作り出すことができるようになる機能を搭載しました。もちろん、別のテーマや音楽を選んだり、キャプションを追加して、スライドショーに独自のタッチを加えることもできます。

強化されたスライドショー

 

強化されたガイド付き編集

ガイド付き編集を使えば、複雑に思える作業がわかりやすい段階的なステップで示されるため、素晴らしい作品を作り出すことができます。Photoshop ElementsとPremiere Elementsでは、このリリースで追加される8つの最新ガイドを含む、67のガイド付き編集が利用できます。

 

  • 背景を交換:写真の被写体をセレクトし、もっと楽しい背景に置けば、数秒で背景を交換できます。

背景を交換

 

  • 多重露光:多重露光の人気が高まっていますが、処理が難しく時間もかかります。新しいガイド付き編集を使えば、1枚の写真を別の写真内に重ね、作品を簡単に作り出すことができます。

多重露光

 

  • 芸術的なオーバーレイ効果を追加:写真をアートに変えるシェイプオーバーレイやワンクリック効果でその写真を装飾できます。このガイド付き編集は、スクラップブックのページや写真作品に最適です。

芸術的なオーバーレイ効果を追加

 

  • 水彩画風の仕上げ:このガイド付き編集では、写真を美しい水彩画のように仕上げることができます。文字を入れて仕上げることもできます。

水彩画風の仕上げ

 

  • 楽しいバウンスバック効果を作成:段階的なガイドに従えば、ビデオの特定のセグメントについて簡単に再生と巻き戻しを繰り返すことができます。バウンスバック効果をアニメーションGIFまたはショートビデオにエクスポートして、ソーシャルチャンネルで友人や家族とすぐに共有できます。

楽しいバウンスバック効果を作成

 

  • フリーズフレームとモーションタイトル:このガイド付き編集では、ビデオのフリーズフレームを作成し、そこに目立つモーションタイトルを追加して、プロのような作品に仕上げることができます。

フリーズフレームとモーションタイトル

 

  • アクションカム動画を修正:ガイドに沿ってトリミング、カラー補正、レンズ歪み修正を行うことで、アクションカムの広角レンズによるフィッシュアイ効果を軽減し、最高の仕上がりにします。

アクションカム動画を修正

 

  • アニメーション付きソーシャルメディア投稿を作成:ビデオクリップを通常のテキストや動くテキストで装飾して、ソーシャルメディアで共有する短いビジュアルストーリーを作成できます。

アニメーション付きソーシャルメディア投稿を作成

 

自動選択:特定の被写体をきれいに選択するという作業が簡単になります。新たな自動選択機能により、クリックしてドラッグするだけという簡単さで、細かく正確な選択が行えます。

自動選択

 

閉じている目を魔法のように開く:グループ写真を何枚か撮ると、どの写真でも必ず誰かが目を閉じていることがよくあります。私たちはこの問題を解決しました。Photoshop Elementsは、開いている状態の目を別の写真から自動的にコピーして合成し、完璧な1枚を作ることができます。

閉じている目を魔法のように開く

 

スナップの瞬間:撮影したままのビデオフッテージから素晴らしい写真を簡単かつ自動的に抽出できます。これで、ビデオを撮影していて重要な写真を撮り逃す心配がなくなりました。

スナップの瞬間

スマートトリミング:ビデオのスタイルに基づいて、不要なシーンを自動的にトリミングし、お気に入りのシーンのみを残すことができます。スマートトリミングは、ビデオのスタイルに基づいてベストなシーンを探し、まとめます。これは自動的に行われますが、カスタマイズすることもできます。

スマートトリミング

ここでは、Photoshop Elements 2018Premiere Elements 2018の新機能および強化された機能の一部をご紹介しました。新機能と拡張機能の一覧は、Photoshop Elements 2018およびPremiere Elements 2018をご参照ください。

 

この投稿は、2017/10/4(米国時間)に投稿されたIntroducing Adobe Photoshop Elements 2018 & Premiere Elements 2018を翻訳したものです。