アドビにおける男性の育児休暇 #AdobeLife

アドビ ジャパンでは、子どもが産まれてから1年以内に、男性社員も10営業日の育児休暇「パタニティリーブ」を取得することができます。今回は、2月に双子の女の子が産まれ、有給休暇を合わせて3週間の育休を取得した、カスタマーエクスペリエンス部門の大野 耕児に、女性と同様に男性が育休を取得する重要性と育休中に何をしたのかを聞きました。

育休取得は自分にとって特別なことではなかった
私は普段、アドビで日本とアジアのお客様が最適なクリエイティブ体験を得られる仕組みづくりを行っており、具体的には、日本とアジアのオペレーションチームとお客様のために、新製品・サービス・機能のリリース情報を円滑に提供するプロセスの管理と、アジア地域のサポートベンダーの管理を行っています。新しい家族が一気に2人増えるとわかった時点から、妻と一緒に双子が20歳になるまでの将来設計について話し合うようになりました。そうやって話をしていくうちに、「これは新しい製品や組織を作る時のように、プロジェクトとして初めにしっかりとした立ち上げを行っておく必要がある」と強く感じました。そのために、一旦仕事から頭を切り離す必要があると考えたので、私にとって育休の取得は自然な流れでした。

育児は最近のビジネスに似ている
私は現在、普段朝5時に起き、妻が記録している授乳やオムツ替えの時間が書かれた子育てノートを見ながら双子が起きてくる時間を予測して、それに合わせて授乳をするのか新聞を読むのかなどの朝の行動を決め、朝7時半~8時までに出社して16時にはオフィスを出ます。買い物をしながらだいたい18時頃には帰宅し、帰宅後は寝るまでに双子の授乳や入浴を担当しています。

我が家の双子は現在、生後5か月なのですが、育児には鉄板のパターンも正解もなく常に変化を続けますので、「絶対これをやっておけば大丈夫」というものがない最近のビジネスに似ているなと思いながら対応をしています。双子は常に二人の赤ちゃんを比較できるというのが面白いです。初めての子どもで他の子はどうなんだろうと心配になるようなことも二人を比較できるので気にならなくなりました。

子ども周りのことは自分で把握しておくべき
妻は現在育休中で、双子が産まれた最初の約1か月は実家に里帰りをしており、妻の里帰り後に私の育休がスタートしました。3週間の私の育休期間中は、主に私の職場復帰後に妻が基本的な子どもの世話を一人でこなせるようにするための設備準備やプロセス構築、そして家族からのサポートが必要な時の準備に時間を充てました。お宮参りや、来客対応、お祝い返しなどもこの期間に終わらせました。これらは実は手間がかかる作業でもあるので、妻は助かったようです。

出産後、そのまま夫婦そろって育休に入るなどいろいろなパターンがあると思いますが、3週間スタートアップに集中できると、仕事に戻った後も継続して育児をしやすいと思います。これは生まれる前に決めていたのですが、うちの場合、第1週目は同じ部屋で寝てみるなどの「一緒にやってみる」、第2週目は「1週目のラーニングから仮のプロセスを固めて実施」、第3週目は部屋を分けて「(私の)育休明けを想定した流れでテスト」という流れで動きました。3週間という期間は検証がギリギリ終わるくらいの期間で、ちょうどいいくらいの期間だと思いました。このプロセスを経ていると、妻が週末一人で出かけても問題ありませんし、両親の協力を得る際にも色々と説明をしなければならないのですが、子ども周りのことを自分で把握しておけば自分で説明ができます。

育休取得で仕事・生活のメリハリがつくように
育休を取得するにあたって、上司からは仕事における「育休中に実行されるプラン」と「育休中のバックアッププラン」作りを強く促されました。実は上司も男の子の双子を育てており、双子の育児に普通の人以上の理解があります。チームメンバーも私の育休中に実行されるプランを滞りなく遂行するために、積極的にバックアッププランについて聞いてくれました。そこで初めて、仕事を棚卸して全て見直すことができました。私の場合は、「既に動いている段階の仕事」と「企画段階の仕事」で分け、育休中は「既に動いている段階の仕事」を、バックアップをお願いしたメンバーに任せる方法を取りました。

育休を取得することで、これまで使わなかったサービスを使う機会があり、そこから改めてカスタマーエクスペリエンスのヒントを得ることができました。また、育休中にプロセスや作業ボリュームなどを測ることができるようになったので、そこから仕事、家庭、自分の時間をしっかりと決めて、時間をより効果的に使えるように意識し、また決められた時間で最大限の結果を得られる方法を考えるようになったと思います。

プロジェクトは始まったばかり
これから育休を取得する男性には、ここから20年強続くプロジェクトがスタートすると思っていただきたいと思います。間違いなく、最初のデザインとキックオフが大切なので、育休を取るタイミングは、ベースをつくる最初のところでの取得をお勧めします。ぜひ育休期間中に、皆様それぞれの最適なデザインを作って楽しんでほしいと思います。

アドビの出産育児休暇に関する詳細は、こちらをご参照ください。

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