アドビ、インターブランド「Best Global Brands 2018」の「最も成長率の高いブランド」に3 年連続でランクイン #BGB2018 #adobelife

CMOのアン ルネスがインタビューに回答

今年のインターブランド「Best Global Brands of 2018」が発表され、アドビは昨年に引き続きランク入りを果たしました。昨年度から 5 位上昇し、本年度は 51 位に選出。「最も成長率の高いブランド (Top Growing Brands)」にも、3 年連続でランクインしました。

「ベストグローバルブランド」は、「ブランド力を通じ、継続的な経済価値を生み出す大胆な変革を達成」しているブランドを評価するもので、業績、消費者による購入の意思決定においてブランドが果たす役割、および競争力と顧客ロイヤルティを醸成する力を綿密に分析しています。

アドビが初めてランク入りしたのは2009 年、当時は 95 位でした。その後、つねに上昇を続けています。

今年のランク入りに際し、アドビのエグゼクティブバイスプレジデント兼 CMO(最高マーケティング責任者)アン ルネスが、インターブランドの取材に応じ、業界の変革やお客様を第一に考えることについて答え、これからビジネスをはじめる方に向けたアドバイスを寄せています。ぜひ、ご覧ください。

市場に挑戦し、未来に向けて大胆な勝負に出られる確信と自信は?

テクノロジーの世界では、革新を遂げなければ死が待つばかりです。アドビは 35 年前の創業時より、先見の明があるリーダーシップ、世界最高峰の製品とよどみない実行力によって、新たな市場を創造し、推進してきました。私たちは、デスクトップパブリッシング革命の火付け役となったり、サブスクリプションビジネスに軸足を移す業界の成功例となったり、今日のビジネス変革の根本的な推進者として「デジタルエクスペリエンス」というカテゴリーを確立してきました。明確な先見性、大胆な意思決定、そしてイノベーションと実行に徹底して注力することこそ、アドビの中核をなす基盤です。こうした価値観がこれまでのアドビを前進させてきましたし、私たちの未来をも、けん引していきます。

アドビの事業や業界は、どのように変革を遂げていますか?想定される大きな変化やトレンドには、どのようなものがありますか?

デジタル変革は、アドビの事業にとって 2 つの強烈な追い風を巻き起こしています。クリエイティブな表現が必須となっていること、そして、すべての企業がエクスペリエンスビジネスとならなければならないという事実です。世界の誰しもが、創造的なひらめきに打たれ、語りたい物語を持っています。ストーリーを新しいメディアや形、デバイスを通じ、語る手段はいっそう膨大に増えています。これに伴い、コンテンツとデータが爆発的に増加し、企業が斬新かつインパクトあるかたちで消費者とつながる新たな機会が生じているのです。消費者も、それをさらに期待しています。デジタルエクスペリエンスをつねに代表してきた企業として、アドビはこのような大きな実りを生む移行の過程の中心にあります。私たちは、個人のアーティストからグローバルなブランド企業まで、デザインを考案し、圧倒的に魅力的なデジタルエクスペリエンスを提供するために必要なすべてを提供しています。

未来に目を転じると、デジタルエクスペリエンスに関わるチャンスは、まだほとんど手つかずの状態です。音声、拡張現実(AR)、人工知能(AI)といった革新的なテクノロジーは、単なる一過性のはやりではありません。すべての人が、周囲の世界と関わり合うあり方を根本的に変革するものであり、消費者、ブランド企業双方にとって、大いなる機会を描き出します。そして、アドビはこのような未来へとすべての人を導く役割を果たすにふさわしい立ち位置にあります。

ブランドマーケティングは「最適な製品を、最適な場所に、最適なタイミングで」という概念から、お客様が主導権を握る「継続的な対話」へと移行しました。AI、データ、エクスペリエンスデザインの進化、発展は、アドビというブランドにとって、いかに大規模なブランド体験の実現を可能にしているのでしょうか?

アドビにとって、デジタルエクスペリエンスこそ私たちのビジネスそのものであり、最適な技術、才能、プロセスにより、地上のすべての企業が顧客体験中心のビジネスとなり得るよう、ご支援するという野心的なミッションを掲げています。優れたエクスペリエンスは、すべて、非の打ち所のないデザインから起こるものであり、私たちほどこのことを理解している企業はありません。とはいえ、デザインはほんの第一歩に過ぎません。エクスペリエンスの時代における競争で勝利するには、マーケターはデザイン、コンテンツ、データを融合し、いかなる時点においてもパーソナライズかつ差別化した体験を提供する必要があります。AI、イマーシブメディアやエクスペリエンスデザインの進化は、さまざまな可能性を広げるばかりであり、いっそう自由かつ効率的に創造活動を行い、より意義とインパクトのあるエクスペリエンスを大規模に提供することを可能にします。一方、私たちが主催するライブイベントでも、今なお圧倒的なエンゲージメントが見てとれます。デジタルエクスペリエンスは多大な新しい機会をもたらす一方、人と人が直接つながり、インスピレーションを掻き立てられ、ともに学んだりすることは、依然として特別な意味合いを持つことを示しています。

既存の、またターゲットするお客様にとって、どのようなことを象徴する存在でいたいですか?その使命の達成に向け、アドビの組織が一丸となるべく図っていますか?

私たちは、すべての人にとって唯一無二の、あらゆる要素をワンストップで提供できる企業でありたいと考えています。つまり個人のアーティストからグローバルなブランド企業にいたるまで、驚くほど魅力的なデジタルエクスペリエンスを創造するための源です。アドビのブランドが、世界随一の製品ということのみならず、コミュニティ、パートナーシップや社会的な善、そしてお客様が優れた作品を制作して世界に共有し、影響を及ぼすことができるという事実を象徴するものであってほしいと願っています。この使命は、1万8 千人におよぶ世界中のアドビの社員の力なくしては達成できません。持続的なコミュニケーション、社員が真の自己として最高の力を発揮できる業界トップの企業文化、私たちの事業の中核に触れ、顧客体験を実体験きる製品トレーニングやハッカソンなどを通じ、アドビの歩みを共にしてきた社員です。アドビでは常に、「私たちの最高の資産は社員以外のなにものでもない」と言っています。創業以来、アドビの DNA の中核をなし、私たちの未来の原動力となるコミットメントを反映する言葉です。

今からスタートを切りたい、という人へのアドバイスをお願いします。何のスキルを学び、ビジネス、ブランド、自身のキャリアパスについて、どのように考えるべきですか?

仕事の内容にかかわらず、どんなキャリアにおいても成功に欠かせない要素はコミュニケーションです。ライティング、アイデア提案、そのアイデアをビジュアルにして説得力のあるかたちで発表する・・・いずれにおいても重要です。リスクを取りましょう。人は、自身が心地よく感じる安全地帯から抜け出す時に、もっとも成長します。他の人たちと円滑に、巧みに協業しましょう。いかなるキャリアにおいても、前進するにつれ、タスクを完了するにはさまざまな人を介して働くことが多くなります。つまり、周りの人に、ご自身と、またはご自身のために、働くことが楽しいと思ってもらう必要があります。あなたのビジョンを信じてもらい、実現に力を貸してもらわねばなりません。支援が得られるよう、自分の宣伝をしましょう。また、何よりも、結果を重視してください。明白なインパクトに邪魔をするひとはいません。長期的には、自身の最大の資産となるでしょう。

アドビのインターブランドのランキングに関する詳細は、こちらをご参照ください。

この記事は、2018/10/3(米国時間)にポストされたOur CMO’s Take on Being Named one of the Best Global Brands of 2018を抄訳したものです。

Comments are closed.