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美しい星が撮れる場所ー美瑛の丘ー #アドビストック

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“風景写真をもっと楽しく”をモットーとする風景写真専門のオンラインフォトコミュニティPASHADELIC (パシャデリック)。そのサイトでは写真を投稿、閲覧、共有できるだけではなく、風景写真を撮るのに必要である3つのレシピ「いつ・どこで・なにが」を会員同士で共有することができます。日本および海外の撮影地の評価や口コミなどを参考にすることで、撮影のイメージが湧いて自分の作品撮りにも役立つと評判を呼び、サンフランシスコではじめた同サービスは現在会員登録者数が16万人を超えています。

今月からシリーズで、PASHADELICの持つ風景に関する豊富な知識や情報を元に、日本国内の絶景スポットや、様々な撮影のコツなどをご紹介していきます。第一回目の今回は、美しい星空が撮れるスポット、北海道の美瑛の丘についてです。

美瑛の丘について

北海道の中心部に位置する美瑛町。美しい丘の風景で有名な美瑛ですが、そのロケーションも星の写真を撮るのにとても適しています。星の写真の大敵は明るい街灯などですが、美瑛の丘は美瑛市街からかなり距離のある畑の中に位置するため、街灯の影響を受けにくくなっています。また、基本的に美瑛の街には電信柱がありません。電線を地下埋設化しているので、どこまで行ってもほとんど電柱と電線に妨害されることなく広い空と対面することが出来ます。

そのような美瑛の丘の中で星の撮影にぴったりのロケーションをご紹介します。

青い池

その不思議なぐらいに青い色と、神秘的な雰囲気ですっかりメジャーになった観光地、美瑛の青い池。美瑛市街から十勝岳山麓の白金温泉に向かって10kmほど移動した場所にありますので、街の灯りの影響をとても受けにくくなっています。

Nao Akimoto

池のライトアップが行なわれることもあるのですが、上手く露出をコントロールすることでライトアップされた池の青をとらえたり、立ち枯れた木々と星の軌跡を重ねることが出来ます。

赤羽の丘

こちらは多数ある美瑛の丘のランドマークの中ではアクセスがあまり良くなく、最後はある程度の距離を歩く必要があります。ただ、背の高いポプラの木のシルエットと星の組み合わせは、星景写真のモチーフとして非常に美しく、労力をかけて行くだけの価値がある場所です。

Nao Akimoto

家族の木

丘の中の畑に3本寄り添うように立つ木々の姿がまるで家族のように見え、星空を背景にとても情緒的なイメージを撮ることができます。

 

Nao Akimoto

こうした畑の中にぽつんと立っている木は、元々は農家の方々が自分の土地の境界を分かりやすくするために植えたものと言われています。

そのため、このような木々の多くは私有地・農地の中にあります。撮影の際に私有地には立ち入らないようにしましょう。マナーやエチケットの問題だけではなく、病害虫や病原菌を知らず知らずのうちに畑に持ち込んでしまう大きなリスクもあります。

美しい風景をこれからも撮り続けるには、一人一人がその風景を保持していくための意識を持つ、ということも大切ですね。

次回は、美しい星の軌跡を撮るテクニックをご紹介している「美しい星の軌跡の撮り方」をご紹介します。

まだAdobe Stockコントリビュータープログラム(投稿者)に登録されていない方はこちらから登録してください。また、売れるの作品の撮り方はこちらをご確認ください。皆様からの作品をお待ちしています!

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PASHADELIC

PASHADELIC (パシャデリック)は写真を共有するだけではなく、風景写真を撮るのに必要である3つのレシピ「いつ・どこで・なにが」を共有するコミュニティ。サンフランシスコで始めた同サービスは、2017年時点で登録者数が16万人を超えるほどに拡大中。作品制作や撮影に役立つ情報を発信し、Adobe Stockを一緒に盛り上げていきます。