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インテリア撮影の6つのコツ #アドビストック

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インテリア写真は年間通じて需要の高いテーマです。今回は、オーストラリアのライフスタイルフォトグラファー、Jodie Johnsonからインテリアをテーマにしたストック向け写真撮影のコツをご紹介します。彼女は15年間、広告代理店で働いた後に、その経験を活かしクリエイティブな方向へキャリアを変更することにしました。現在、彼女はメルボルン在住のライフスタイルやインテリアに特化したフォトグラファーとして、クライアントからの依頼やストックフォトを撮影しています。彼女に撮影のコツを伺いました。

1.自然光を有効活用する

自然光が生み出す、リアルな感じのインテリアの写真にこだわりたいと考えています。室内光だと、黄色や青みがかった色になり、変な影やアンバランスな色合いになりがちです。だから、その写真の特徴や、どうしても追加の光源が必要な時以外は、照明を消して撮影するようにしています。室内で長時間露光が必要な時は、三脚は必須です。また状況に応じて、ポストプロダクションで特に暗い部分などを明るくしたりもします。

JODIE JOHNSON/ADOBE STOCK

2.直線になるよう心がける

縦または横のラインがきちんと直線になるように意識します。美しいインテリアでも撮影時にカメラが傾いていたり、上や下向きになっていると台無しです。

JODIE JOHNSON / ADOBE STOCK

3.独自のスタイルを

雰囲気のある家具やしつらい、雑貨などが自分の家にはないので、誰かのお宅にお邪魔して撮影することが多いです。でも、そのままを撮影することは少なく、本や飾りなどの小道具を動かしたり、造花や花瓶を持参して余白が引き立つように配置して撮影しています。

JODIE JOHNSON / ADOBE STOCK

4.余白となるスペースを意図的に作る

写真を購入してくれる方々がどのように利用するのかを考えて、編集&加工がしやすいような画角を考えると売れる写真になります。特に画像内に余白があると、見出し、テキスト、ロゴなどが入れやすくなります。分かりやすいのは白い壁ですが、撮影場所をよく見渡してみてください。色々な方法があるはずです。

JODIE JOHNSON / ADOBE STOCK

5.細部も忘れず

もちろん部屋全体のイメージが大切ですが、私の場合は細かいところにも気を付けます。電気のスイッチ、ドアノブ、ベットのシーツや花瓶の花など、近づいて細部も捉えてみるといいかもしれません。私は一度の撮影やロケで、たくさんのバリエーションを撮るように心がけています。

JODIE JOHNSON / ADOBE STOCK

6. プロパティーリリースを必ずとる

場所が特定できそうな建物やインテリアを撮影して、ストック写真として販売するには、サイン入りのプロパティリリース(撮影許諾)が必要です。同様に、絵画や写真などインテリアの一部にもプロパティリリースが必要です。私はそういったものを画面に入れないようにしたり、色合いがマッチするようにPhotoshopで加工を行います。

最近撮影した写真の中に、メルボルンのアーティスト、Alan Annellsのオリジナルの絵がかかっていました。Alanとは友達なので、ストック用の写真撮影のこと、そして絵の著作権を守るためにこの絵を置き換えるつもりだと説明しました。驚いたことに、彼はプロパティーリリースにサインをしてくれました。機会がある時には、ダメ元でもお願いすることをお勧めします!

加工前と後。リリースがない場合には、右のバージョンのみがストックで販売できます。

法的なガイドラインについては、コントリビューターのHelpXページをお読みください。Adobe StockのJudieのポートフォリオはこちらからご覧いただけます。

いかがでしたでしょうか?日本のインテリア写真も大募集中です!皆さんの自慢の作品をぜひAdobe Stockのコントリビューターとして世界のクリエイターに販売してください。コントリビュータープログラムへはこちらから登録ください。皆さまの作品をお待ちしております。(この記事は2017年5月15日に Jodie Johnson により作成&公開された Six Tips for Mastering Interiors Photography From Jodie Johnson の抄訳です。)