「ボブのPhotoshop Sketch絵画教室」:ボブ ロス氏に敬意を表してリメイク版を公開

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多くの人に愛された画家であり、教育者であり、テレビ番組「ボブの絵画教室」でおなじみのボブ ロス氏が、なぜAdobe Photoshop Sketchの紹介を?この度公開したオマージュ動画でその共通点が明らかに!

穏やかな語り口で独特の技法を用いながら楽しそうに絵を描いていくボブ ロス(Bob Ross)氏を見ていると、絵を描くことはそれほど難しくないのではないかとさえ思えますし、なにより絵を描くことの楽しさを伝えてくれます。「ボブの絵画教室(The Joy of Painting)」が米PBS(米国以外では、欧州、カナダ、日本、中南米)で放送されていた11年間、ボブはアマチュアからプロに至るまで数多くの画家にインスピレーションを与え、まさに米国を象徴する顔となりました。

無償のモバイルアプリAdobe Photoshop Sketchが持つ無限の可能性をどんな風に訴求しようかと考えていた時に、ボブのことが頭に浮かびました。このアプリは自然なタッチで描画ができ、あらゆるアーティストが表現力をいかんなく発揮して作品を制作することができるツールです。このブログの末尾でボブから着想を得た4本のPhotoshop Sketchのチュートリアル動画を公開しています。今回特別に、チュートリアル動画で使用されているカスタムブラシとカラーパレットを用意しました。こちらのCC Libraryからぜひダウンロードください。

誰からも愛されたアーティスト

Adobe Creative Cloud製品マーケティング担当マネージャーであるケレンサ ホーガン(Kerensa Hogan)は、上司である製品マーケティング担当ディレクターのジェーン ブレイディ(Jane Brady)とのディスカッションの後にこのアイデアを思い付きましたが、彼女も幼い頃にボブの番組を見て育ちました。ホーガンは次のように話しています。「ボブの技法と作品は、Sketchにうってつけだと思いました。子供の頃、祖母の家で過ごした夏の日の午前中、ボブの番組をよく見ていました。私の一日は、バターを塗ったトーストと1杯のオレンジジュース、そしてボブの番組で始まりました。」

Bob Ross Inc.のメディアディレクターであるジョアン コワルスキ(Joan Kowalski)氏は「職場はどこかと聞かれたら、いつもこう言っているんです。『彼を見たことがあるはずよ。30分で雲や山や森を描き上げてしまう口数の少ないあの彼よ。』するとその相手は、自身のボブ ロスにまつわるストーリーを話してくれるんです。」と教えてくれました。
アドビから、ボブ ロスがPhotoshop Sketchの使い方を教えてくれるオマージュ番組を作りたいというアイデアを提案した際、コワルスキ氏にとても喜んでくれました。「ボブは、ひとりでも多くの人々がクリエイティブを発揮し、そのクリエイティビティを誰かと共有することを望んでいました。『ボブのPhotoshop Sketch絵画教室』はボブの思いをまさに体現した企画です。」

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Adobe Creative Cloudで楽しく

「ボブのPhotoshop Sketch絵画教室」に登場する偽ボブ ロスに扮したのは、アーティスト兼教師のチャド キャメロン(Chad Cameron)氏です。ホーガンがキャメロン氏にこのアイデアを話すと、彼はすぐに乗ってくれました。キャメロン氏は次のように語っています。「もちろん、ボブのことは子供の頃から知っています。私は仕事として絵を教えていて、表現技法こそ異なりますが、同志のように感じることがよくあります。私を含む数多くの人が、彼がきっかけで絵画に触れたといっても過言ではないかもしれません。絵画を学んだことがあるかどうかにかかわらず、彼が絵を描き上げる様子に誰もが夢中になりました。」

ボブが絵を描く際の技法は、ウェットオンウェットまたはアラプリマと呼ばれ、キャンバスに油絵具を乾燥させない状態で重ねて塗る技法です(ボブはビル・アレクサンダー氏に師事してこの技法を学びました)。ウェットオンウェットは、何層も色を混ぜて重ねることができるため、「失敗なんかじゃありません。すべて楽しいアクシデントなのです」というボブのモットーにぴったりです。また、この技法なら短時間で絵を仕上げることができます。

色を混ぜて重ね、実験するというのはすべて、Photoshop Sketchで体験できる要素でもあります。キャメロン氏は次のように説明しています。「タブレットを使うことについて一つだけ言えるのは、失敗を恐れずに気楽にやれるということです。また、Sketchはとても繊細で多機能なため、絵画的に非常に優れた効果を生み出します。もう一つ、ボブ は自然を愛していました。Sketchなら場所を問わず、どこでもクリエイティビティを発揮できます。」

ボブの番組を再現するために、サンフランシスコにあるアドビの撮影スタジオで、キャメロン氏の髪型をボブを彷彿させるスタイルにセットして、Apple iPad ProとApple Pencilを用意しました。以下の4本の動画で、Sketchの主な機能を紹介しながら、山の描き方を説明しています。どうぞお楽しみください!

1本目の動画では偽ボブ ロスがApple iPad ProとApple Pencilを持って登場し、Sketchの使い方を紹介します。

2本目の動画では、ブラシやカラーの選び方を説明し、絵の背景となる要素を描いていきます。

3本目の動画では、Adobe Captureで作成したカスタムブラシ(カスタムブラシはCC Libraryからダウンロードできます)を使って巨大な松の木を描きます。

4本目の動画では、仕上げのタッチと、Sketchでの作成工程の好きな段階に戻るための簡単なテクニックをご紹介します。「ね、簡単でしょう?」

Adobe Photoshop Sketchについて:
http://www.adobe.com/jp/products/sketch.html

Adobe Create Magazine、「ボブのPhotoshop Sketch絵画教室」 :ボブ ロス氏に敬意を表してリメイク版を公開 の翻訳を掲載。
原文執筆: Charles Purdy