3Dデザインツール、Dimension CCをリリース:グラフィックデザイナーの表現はさらに高まる! #AdobeMAX #AdobeMAXJP

BY 公開

2016年のAdobe MAXで発表された「Project Felix」が、名称を変更し「Dimension  CC」として登場しました。この新しい製品はひとことで説明すると、グラフィックデザイナーのための、3Dデザインツールです。パーツとしての3D要素と、2次元の写真をDimension上で合成することで、リアルな世界観を演出できます。 Project Felixを提供開始(2016.12.14公開)

Working with Adobe Stock in Project Felix (September 12, 2017)

アートとしての3D表現

定期的にまとめられる「デザイントレンド」の中で近年注目されているものに3Dアート表現があります。インスタグラムでProject Felixのタグが付いた作品をご覧ください。 #projectfelix

3D表現は、新たなツールの習得と3Dの作法を学んだ上で初めて叶えられるものだと思われるかもしれません。このたびアドビが製品版としてリリースしたDimension CCを使えば今すぐに、誰でも簡単に3D表現を自分のものにできます。3D制作経験の無いデザイナーの3D表現をAdobe Senseiが影で支援します。

高度なクリエイティビティを持つグラフィックデザイナーの脳内をより高みに昇華させるのがDimension CCの仕事です。

プロダクトアピールのための3D

UI/Webの世界でフラットなミニマルデザインが台頭している中、対比する表現としての3Dは画面上で大きなインパクトを創出します。多くのプロダクトのWebサイトでも画面を通して実際に製品を手に取るかのような質感を体感させ、画面を通して購入前のプロダクトを完全にプレビューしているかのように錯覚させてくれます。3D表現はアートとしてのみならず、購買前の顧客との重要なコミュニケーションの役割を担います。

リアリスティックなモックアップ

また、イメージが形になる前のコンセプトのモックアップ作成にも大いに活躍します。シーンの撮影前の段階からより具体的なイメージを起こすことで、制作チーム、クライアントとのコンセンサスをスムーズに得られるようにすることもDimension CCの役割です。

さあ、作り始めましょう!

ユーザーは、Adobe Stockの3Dアセットからライセンス購入された3Dモデル、マテリアル、ライト、背景用イメージを利用したり、デスクトップから、あるいはCCライブラリ経由で自身のアセットを読み込んで、素晴らしいシーンを作り出すことができます。

こちらのIllustratorで作成した2Dデザインを…
Dimensionで3Dモデルに合成

Dimensionを使用し、空間の中でモデルを傾けたり、回転、変形します。スライダーを使ってライティングの調整、編集も行えます。 背景の画像とパース感を合わせたい場合には、表示されるガイドに従いつつ、Adobe Senseiの手助けを借りて違和感なく配置することができます。また、高度なレンダリングプレビューで変更結果をリアルタイムに表示できるため、仕上がり状況の確認のために何時間も待つ必要はありません。Dimensionで完成したイメージをその後Photoshopに渡し、後処理して仕上げます。

Adobe Capture CCを使って、デバイスで撮影した写真からマテリアルを採取

iOS/Androidデバイスに提供されるAdobe Capture CCを使用し、カメラで撮影した写真から3Dマテリアルを取得することもできます。

Adobe Capture CC
Adobe Captureの「マテリアル」を使用
机の木目柄を撮影
ディティールを調整して表面の質感をカスタマイズ

デザイナーの皆さん、Dimension CCをインストールすれば、明日から新しい表現が手に入ります。スムーズに制作にも取り入れられるように、多くの工夫を施しています。まずはお試しください!

  TAGS

  AUTHOR

Muneo Tochiya

1998年 9月 アドビ システムズ 株式会社に入社。マーケティング部に所属し、アドビのPhoto製品全般を担当。Photoshop のバージョン 5.5 から、Lightroomはベータから現行バージョンを担当。 「解りやすく、楽しく」をモットーに Photoshop 製品群の紹介をおこなう。