Photoshop バージョン19.1提供開始:新たな選択機能やWindows高画素密度ディスプレイサポートなどを追加 #Photoshop

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本日より最新のPhotoshop 19.1の提供を開始します。このリリースでは、Mac版とWindows版の双方への機能改善を施しました。

主な新機能と機能改善は次の通りです。

  • 新機能「被写体を選択」の追加
  • 「選択とマスク」の改善
  • Adobe XDのSVGサポートの改善
  • Microsoft高画素密度ディスプレイのサポート、Microsoft Dialサポートの改善

詳細は以下をご覧ください。

Photoshopをお使いでない方は、こちらから体験版をインストールして始めてみてください。
既にお使いの方は、Adobe Creative Cloudアプリでアップデートをご確認ください。手順はこちらをご覧ください。

Windows高画素密度ディスプレイのサポート

今回のリリースで、Windows 10 Creator’s Edition上で動作するPhotoshopは、UIのスケール係数を100%から400%まで25%刻みで自由に設定できるようになります。これにより、Photoshopのユーザーインターフェイスは、ディスプレイの画素密度に左右されることなく、鮮明できれいに、適切なサイズで表示されます。PhotoshopはWindowsの設定に基づいて自動的に調整され、セットアップの手間を省きます。

この重要な機能は、Microsoftとの緊密な連携の賜物です。ユーザーの皆様が、そして私自身も、ハイエンドの高画素密度画面上に映し出された小さなピクセル1つ1つの価値を最大限引き出せるようになります。この機能は、Windows版Photoshopユーザーの最大のリクエストのひとつでした。実際、私が使用している画面では大幅な改善が見られました。皆様にも同様の改善を体験いただけることでしょう。

Microsoftとの連携のもうひとつの成果が、スケール係数の異なるディスプレイに対し、ディスプレイごとのスケールを提供する機能です。これにより、高解像度(HiDPI)ラップトップが、低解像度のデスクトップディスプレイとシームレスに動作するようになりました。ラップトップが低解像度でデスクトップが高解像度の場合も同様です。例えば、一方のディスプレイのスケール係数を175%にして、もう一方を400%にすることも可能です。これによりWindowsユーザーは、4Kスクリーンを採用した最上位の13インチラップトップ、より手頃な価格の1080pモデル、最新の8Kデスクトップディスプレイなど、どれを選んでもPhotoshopの使用感に影響を与えることはありません。Microsoftと同社のハードウェアパートナーと協力することで、かねてより求められてきたWYSIWYGを実現できました。

Microsoft Devices担当コーポレートバイスプレジデント、パノス パネイ(Panos Panay)氏は次のように述べています。「アドビとMicrosoftのチームはいずれも、美しい体験をサポートしたい、作り出したいという思いを抱いています。この協力の目的のひとつが、12.3インチのSurface Proから28インチのSurface Studioまで、あらゆるWindows 10デバイスでPhotoshopが正確にスケールできるようにすることです。商品を製作する場合でも、アート作品を制作する場合でも、細部こそが重要です。私たちはこのパートナーシップを継続し、両社製品の顧客に視覚面で優れた体験を提供していきたいと思います。」

ピクセルと画素密度について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください

それではその他の新機能をご紹介します。

被写体を選択

Adobe Senseiに基づく新機能「被写体を選択」は、選択範囲を作成する作業を素早く開始するための機能です。「被写体を選択」を使えば、ワンクリックで画像内の目立った被写体が自動的に選択されます。その後に、他の選択ツールを使って選択範囲の微調整を行ってください。

この機能は、選択を開始するすべてのポイントで使用できるようになります。

  • 「選択範囲」>「被写体を選択」
  • 「クイック選択」オプションバー(または「自動選択」オプションバー)に表示される「被写体を選択」ボタン
  • 「選択とマスク」ワークスペースで「クイック選択」ツールを選択しているときにオプションバーに表示される「被写体を選択」ボタン

詳細は、こちらをご覧ください

「選択とマスク」の改善

「選択とマスク」の出力設定内の「不要なカラーの除去」に、除去量を調節できるスライダーが追加されました。このスライダーは「境界線を調整」に採用されていたもので、今回「選択とマスク」ワークスペースにも追加されました。

Adobe XDのSVGサポートの改善

これまで複数のスタイルやエフェクトが適用されたテキストをコピーする場合、最初に使用されたスタイルのみがコピーされていました。今回のリリースで、SVGをPhotoshopからXDにコピー&ペーストする際に、複数のテキストスタイルとエフェクトが保持されるようになりました。

Microsoft Dialサポートの改善

今回のリリースで、ペイントしている最中にMicrosoft Dialを使ってブラシ設定を変更できるようになりました。これまでは、ブラシのストロークとストロークの間で変更する必要がありました。例えば、Microsoft Dialに不透明度の設定を割り当てれば、ペイントしている時に不透明度を調整できます。Microsoft Dialには、ブラシのサイズ、真円率、角度、散布、テクスチャの深さ、描画色および背景色、不透明度、方向、にじみ、混色など、「ブラシ設定」パネルにある動的な制御をすべて割り当てることができます。

Microsoft Dialのサポートは、もはやテクノロジープレビューではありません(テクノロジープレビューの詳細については、こちらをご覧ください)。すべてのユーザーがご利用になれます。ぜひお使いください。

不具合の修正

このリリースでは、報告されているいくつかの不具合が修正されました。一覧はこちらをご覧ください

Photoshopチームの一員となって21年が過ぎましたが、今でもすべての新しいリリースを皆様にお届けできることが嬉しくてなりません。皆様のご愛顧に感謝いたします。

この記事は、2018/1/23にPhotoshop担当プリンシパルサンエンティストのJerry HarrisによってポストされたPhotoshop Releases Version 19.1 With Selections Improvements, Advanced Support for Windows High Density Monitors and Moreを翻訳したものです。

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Muneo Tochiya

1998年 9月 アドビ システムズ 株式会社に入社。マーケティング部に所属し、アドビのPhoto製品全般を担当。Photoshop のバージョン 5.5 から、Lightroomはベータから現行バージョンを担当。 「解りやすく、楽しく」をモットーに Photoshop 製品群の紹介をおこなう。