MAX発表:将来のテクノロジーの話

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皆さん、こんにちは。アドビの栃谷です。先週は米国で開催されたMAXイベント、そのタイミングで提供開始したモバイルツールやPhotoshop(2014.2)アップデートがありました。このブログ読者の方々は既に新しいツールや機能を楽しんでいただいていると思います。

max2014FMA

その怒濤の1週間の中、Maxの2日目にSneaks Previewと称したセッションがあります。これは現在アドビが研究開発している技術を、一般の皆さんに披露するものです。Photoshopに関連する機能では、今までだと「手ぶれ補正(「手ぶれ軽減」フィルター)」、「コンテンツに応じた塗り/移動」、「遠近法ワープ」などがいち早くこの場で紹介されました。

閲覧するにあたり注意です!もちろん、ここで披露されたテクノロジーが全てが次期、そして将来のPhotoshopに搭載する機能ではありません。あくまでも「テクノロジー紹介」としてご覧ください。

 

閲覧前の注意点:

1. Photoshop日本公式ブログなので、Photoshopに関連するテクノロジーが紹介されているもののみを紹介。全てのテクノロジーを閲覧したい場合、こちらのブログリンクを確認ください。
THE CREATIVE MAGIC OF MAX 2014 SNEAKS

2. 全て英語で紹介されています。とはいえ、動画だけを見ても分かる内容です。

3. 繰り返しですが、あくまでも「将来のテクノロジー」です。Photoshopに搭載する機能や時期については未定です。

 


 

今回のMAXの映像を全てまとめた再生リストです。かなりの数の映像がまとめられていますが、その中から、特にPhotoshopに関する技術を抜粋しました。

 

#PSDWebEditing [3:18]

Creative Cloudアカウントをもっていれば、PC上にPhotoshopがなくとも、PSDのデザインをブラウザー上から直接・素早く編集することが可能。ファイルの変更内容を保存して、オンラインで共有したり、ローカルに保存したりすることもできます。

 

 

#TimeOfDay[3:50]

MITチームと共同で開発されているものです。400以上のタイムラインビデオから情報から様々な状況の情報を取得し、そのアルゴリズムを写真に加えることで、インタラクション(操作)抜きで効果が反映するものです。写真だけでなく、絵画にも効果があたえられるのは面白いデモです。

 

 

#Defog [4:27]

霞(かすみ)を除去したり、または加えたりする効果。風景写真を撮る方は、その効果の影響は計り知れないものだと思います。霞の効果を加えるのは「カラー」の調整や、除去については水族館や水中撮影でも効果が発揮できるものですね。

 

 

#Photoshop4Design [6:46]

Photoshop製品担当のZoranaによる、ユーザーインタフェイスの紹介。デザイナー向けにPhotoshopのユーザーインタフェイスを改良し、より効率的な操作作業をアシストするものです。

 

 

#3DPhotoMagic[5:25]

3Dモデルのデータはネットで多く収集できる時代です。ただその3D素材を写真に加える(合成する)とパースや光源が合わずに違和感が出てくる事が当たり前だと思います。これを自動的に調整したり、マニュアルで補正したりするテクノロジーです。インテリアデザイナーや建築系の方々には心待ちの機能ですね。

 

 


 

また、MAXの初日ではサプライズとしてマイクロソフト社CEOのSatya Nadella氏が登壇しました。ここでも一部将来の話が紹介されているので、この場で案内したいと思います。

 

Adobe & Microsoft Partner at Adobe MAX 2014[17:10]

Adobe MAX 2014のKeynoteセッションでマイクロソフト社のCEO Satya氏登壇からの紹介があります。

[2:30]あたりからPhotoshopのSurfaceに最適化したユーザーインタフェイスを紹介。それ以外の協業の可能性についても案内されています。
最後のサプライズとしては、来場者全員にSurface Pro 3、さらにOffice 365と1TBのストレージスペースが貰えるという案内がありました。

 


 

The future of Adobe creative applications on Microsoft devices [1:34]

キーノートの中でも紹介されていますが、アドビのクリエイティブアプリとマイクロソフト社のデバイスが融合した時、それがどのような未来になるかを紹介している映像です。短い映像ですが、その中には多くのアイデアが詰め込まれています。クリエイティブとタッチデバイス、またはタッチしないデバイス(例:Kinect:キネクト)についても分かり易く紹介されているので、こちらは必見です!

 

 

クリエイティブ、それに関するワクワクする将来のテクノロジーは、個人的にも感動さえ覚える内容です。従来であればこのような内容を見たら、「いつアップグレードしようかな?」と考えていたかもしれません。ですが、サブスクリプションのCreative Cloudは最新機能が搭載されれば直ぐに使えるので、そのような心配はないですね。メンバーシップになられている方にとってのメリットであると思います。

 

ということで、「MAX発表:将来のテクノロジーの話」でした。今後も期待が膨らむクリエイティブ、そしてアドビにご期待ください。

 

 

 

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Muneo Tochiya

1998年 9月 アドビ システムズ 株式会社に入社。マーケティング部に所属し、アドビのPhoto製品全般を担当。Photoshop のバージョン 5.5 から、Lightroomはベータから現行バージョンを担当。

「解りやすく、楽しく」をモットーに Photoshop 製品群の紹介をおこなう。