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Audition 、Premiere Pro との連携を効率化し、マルチトラックプロジェクトのワークフローを改善 #AdobeAudition #PremierePro

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Adobe Audition CCは、ビデオのオーディオ、ブロードキャスト、ポッドキャストコンテンツをミキシングおよび編集するための包括的なプロフェッショナルツールセットを提供します。今回のリリースによって、Premiere Proプロジェクト向けのワークフローが効率化し、重要なマルチトラック機能が強化されることで、サウンドの作業がさらに容易になります。

【2018年4月アップデート(ver. 2018.1)を適用すると、2017年10月アップデート(ver. 2017.0.x)を置き換える形でインストールされます。】

Adobe Auditionの最新版で提供されるアップデートは以下の通りです。

Premiere Proにおけるワークフローの効率化

Premiere Proシーケンスの直接インポートAdobe Premiere Pro CCとAuditionの連携により、ビデオ作成に業界トップのオーディオワークフローを提供します。OMF形式やAAF形式では対応できない編集情報やファイル情報を保ったままAuditionでタイムラインが再現されます。トラックおよびクリップチャネライゼーション、オートメーション、マーカー、クリップラベルおよびカラー、エフェクト、サードパーティプラグインはすべて、Premiere ProからAuditionに完全な忠実度で破損されることなく転送されます。これまでも実現されていましたが、今回さらに機能が向上しました。AuditionはPremiere Proプロジェクトをネイティブに読み込むため、コピーを繰り返したりプロジェクトファイルを入れ替えたりせずに、シーケンスをインポートしてソースメディアを直接操作が可能です。

AuditionのメディアブラウザーからPremiere Proプロジェクトファイルをそのまま開いて、作業したいオーディクリップを選択することで、オーディオ編集ワークフローをよりシンプルかつ効率化できます。

複合メディアファイル:ひとつのメディアコンテナーにビデオおよびオーディオのストリームを複数記録できることが一般的になり、メディアファイルはより複雑になっています。ポストプロダクション工程では、オーディオストリームを抽出する作業が発生している上に、ファイルのリンクが失われるトラブルの原因にもなっています。今回のリリースでは、複合メディアファイル全体にわたってコンテンツを確認し、ユーザーがタイムラインに追加したいビデオおよびオーディオストリームを選択できます。個別のオーディオチャネルも選択できます。

または、複合メディアファイル全体をトラックにドラッグして、ビデオおよびオーディオストリームを一緒にインポートすることも可能です。複合メディアサポートによって、オーディオを波形エディターで編集しながら、ビジュアルコンテキストでビデオストリームをモニタリングできます。

複合メディアファイル全体から作業したいオーディオトラックを選択するか、またはMXFなどのコンテナ形式を含む複合ファイル全体を単にインポートします。

マルチトラックのミキシングおよび編集

トラックパネル:何十、または何百ものトラックを伴う大規模なプロジェクトは、特に特定のコンテンツに重点的に取り組みたい時に作業が難しい場合があります。新しいトラックパネルではトラックの表示切り替えが簡単になり、スムーズに目的の作業が行えます。トラック表示/非表示の構成はプリセット登録でき、キーボードショートカットにも対応します。これにより会話、音楽、もしくはサウンドエフェクトのトラック、クリップを含むトラックのみ、バストラックのみ、またはユーザーが希望する他の組み合わせの間で切り替えることが可能です。

トラックパネルでトラックやトラックグループを表示または非表示することで、ユーザーはプロジェクトの特定の部分に集中できます。効率的でパーソナライズしたマルチトラック編集体験のために、自分好みのトラックグループを作成してプリセットを保存しましょう。

UIパフォーマンス:マルチトラックと波形スクロールの描画パフォーマンスを向上しました。最大5倍高速化を実現し、再生も滑らかになっています。ズームも改善、オーディトラックの高さも自動的に調整されます。

指定された時間へ移動:キーボード主体でテンポの良い編集作業を行っているユーザーから、その流れで指定された時間へ移動する方法の要望をこれまでいただいていました。今回、Command+J(Mac OS)またはCtrl+J(Windows)を押し、指定された時間へ移動できるようになりました。このコマンドは、対応しているあらゆるタイムディスプレイ形式で機能します。

スクロールの切り替え:新しいキーボードショートカットまたはマルチトラックインターフェースのボタンで、スクロールのオン/オフを簡単に切り替えられるようになりました。編集中にスクロールを停止しても再生は止まることなく、またキーボードから手を離すことなく、素早くキーをたたいて再生位置でのスクロールを再開できます。

その他の新機能

クリップスポット:これは最もご要望の多かった機能です。Auditionは自動的にアップデートして、タイムラインでクリップをインポート、調整、トリミングする際はいつでもカーソルの下にビデオフレームを表示するようになりました。サウンドエフェクトやダイアログを正確なサンプルでビデオフレームに調整したり、音楽のキューや強弱と同期させたりと希望どおりにビジュアルに合致させます。

ID3アルバムのアートメタデータ:Auditionは長年、ポッドキャスト配信者にとって不可欠なツールとなっており、画像のサポートによって最終的なmp3を容易に作成できます。メタデータパネルで画像の追加、閲覧、変更を直接行います。


新しいクリップスポットでは、Auditionのビデオプレビューが作業中でもリアルタイムでアップデートされます。mp3ファイルに画像を埋め込みます。タイムラインを時間のジャンプでナビゲートします。Auditionはスクリプトで自動化します。

 

スクリプトの閲覧と実行:新しいメニューコマンドおよびコマンドラインオプションによって、アプリケーション機能やサードパーティによる連携を含め、Auditionをオートメーションワークフローに組み込むことができます。スクリプトおよびAuditionのSDKについての詳細は、Adobe I/Oをご覧ください。

イン/アウト点から現在位置までのトリム:新しいクリップメニューコマンドによって、イン/アウト点から時間インジケーター位置までスムーズにかつ素早くトリムできます。キーボードショートカットを割り当てれば、マウス操作を省略することも可能です。

今すぐダウンロード

Adobe Audition CCの最新版は、Creative Cloudからアップデートできます。無償体験版も提供中です。

以下のリンクもご覧ください。

この記事は、2018/4/3にポストされたAdobe Audition Delivers Strong New Premiere Pro Integration, Improved Media Handling, and Peak Performanceを翻訳したものです。