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Premiere Pro CCの最新情報 #PremierePro #IBC2017

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今年もこの季節がやってきました。映像プロフェッショナルのためのビデオとオーディオデスクトップアプリ、新バージョンの登場です。Adobe Premiere Pro CC、Adobe Audition CC、Adobe After Effects CCAdobe Character Animator CC、いずれも公開が待ち遠しい新機能が揃っています。すべての最新バージョンは年内に公開予定です。Creative Cloud有償契約中のユーザーは公開後すぐに利用できます。アムステルダムで開催されるIBC Showでは、アドビブース(RAI Amsterdam Convention Center、7.G27)を出展し、新機能のデモをご覧いただけます。

共同作業、パワフルな統合ワークフローとパフォーマンスの向上

過去数回のリリースでは共同作業が大きなテーマとなっていましたが、長らくベータ版だったチームプロジェクトが、今回ついに正式版になります。1.0リリースでは、自動保存や元のバージョンに戻すメニュー項目、各プロジェクトのアイテムにバッジを付けて、他のユーザーによる同時並行作業をトラッキングできる機能など、生産性向上機能が数多く追加されています。

アシスタントや編集者との共同作業が多いユーザー向けの朗報もあります。Premiere Proに搭載予定のプロジェクトのロック機能を使えば、複数の編集者/アシスタントが1つのプロジェクトにアクセスできます。この機能により、あるユーザーが編集中のプロジェクトを、他のユーザーは読み取り専用で開くことができます。また、同時に複数のプロジェクトを開ける機能により、プロジェクト間でのメディアやシーケンスのコピーが簡単になります。


今年前半に公開されたモーショングラフィックステンプレートは、Premiere Proでモーショングラフィックスを編集し、カスタマイズできるパワフルなツールです。モーショングラフィックステンプレートを使えば、美しいタイトル、アニメーション、字幕をビデオに追加し、カスタムモーショングラフィックステンプレートを作成し、Creative Cloudライブラリで共有できます。モーショングラフィックスのワークフローがさらに高速になるほか、Premiere Proでのモーショングラフィックスのタイミングと位置が、状況に合わせて変化するレスポンシブデザインにも対応しました。Premiere Proのエッセンシャルグラフィックスパネルでは、プログラムモニターで一度に複数の要素を選択する機能、ロールの追加、フォントをプレビューできるフロントメニュー、よく使うフォントにすばやくアクセスできるお気に入り機能などが追加され、一段と操作性が向上します。

モーショングラフィックステンプレートの需要が高く、完成度の高い多様なテンプレートにすぐにアクセスできる機能へのご要望も強かったため、今年の後半にはモーショングラフィックステンプレートがAdobe Stockに追加される予定です。

イマーシブ(360度VR)ビデオの急速な拡大に対応し、アドビもツールセットの開発に力を入れています。今回は、文字通り次の段階に進化したと言えます。まったく新しいアドビのイマーシブ環境では、ヘッドマウントディスプレイで再生とナビゲーションをコントロールしながら、直接タイムラインレビューをおこなうことができます。VRノイズ除去、VRブラー、VRシャープなど、360度/VRワークフロー専用のエフェクトが多数追加され、VRアイリスワイプ、VRライトリークなどのイマーシブトランジション、スムーズな編集が可能なVR回転(球)なども含まれます。これらのツールはすべてGPU高速処理対応で、最高のパフォーマンスを発揮できます。イマーシブオーディオがVR製品に不可欠となってきているため、アンビソニックオーディオに対応し、イマーシブ体験での音の方向を簡単に変更できるようにしました。

総合的な生産性の向上は常にアドビの重要課題です。その対応として、数多くのパフォーマンスの最適化をおこない、編集ワークフローの随所に細かい変更を加え、大きな効果を上げています。シーケンスメニューの新しいコマンドでは、シーケンスまたは選択した範囲にあるすべてのギャップをつめることができます。また、新しいラベルカラーが8色加わり、全16色で区別できるため、複雑なプロジェクトでも管理しやすくなります。

Media Encoderには、環境にないメディア、フォント、プラグインを通知する機能が加わります。SNS用プリセットも、YouTubeのチャンネル選択、Facebookのページ選択など大幅に改良されています。

Adobe Creative Cloudの各種ビデオツールの新機能について詳しくは、http://blogs.adobe.com/creativestation/video-ibc2017-dva-overviewをご覧ください。新規リリースの公開情報をいち早くお伝えいたします。

関連情報

アドビについて

アドビは世界を変えるデジタルエクスペリエンスを提供しています。詳しくは、www.adobe.com/jpをご覧ください。

この記事は、2017/9/13にポストされたWhat’s Coming for Premiere Pro CCを翻訳したものです。

 

 

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Seigo Furuta

アドビ システムズ 株式会社 / フィールドマーケティングマネージャー / 福岡の映像制作会社で技術部と制作部に在籍後、ノンリニア編集システムの経験を活かし、1999年から編集システムメーカーの側でノンリニア編集製品の普及に携わる。2007年10月にアドビ システムズ 株式会社へ入社、マーケティング本部でAdobe Premiere Pro、Adobe After Effectsなど映像制作ツールを担当。