Lightroom CC 8月アップデートリリースを提供開始:アルバムの写真のローカル保存対応など #Lightroom

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今月は、Mac版およびWindows版のLightroom ClassicとLightroom CCを含む、Lightroom CCエコシステム全体にわたるアップデートを提供します。なお、Android版およびiOS版のアップデートについては数週間後にリリース予定です。

今回のアップデートでは、皆さんからの機能リクエストのうち最も重要なものにフォーカスするとともに、新しいカメラレンズのサポートも追加しています。

Windows版およびMac版Lightroom CCの新機能

アルバムの写真をローカルに保持、インターネット非接続時にも編集可能に

新たな設定[アルバムをローカルに保存]を使えば、アルバムに含まれる写真のオリジナルコピーをローカルに保存できるようになりました。これはとくに旅行中を意識した機能で、もうすぐオフラインになることがわかっている時や、ホテルの部屋のようにネット回線が低速な環境での利用を想定しています。

情報パネルにアルバム情報を表示

Lightroom CCで写真をブラウズしているときに、その写真がどのアルバムに含まれているかを確認できるため、関連した写真の探索が容易になりました。

情報パネルをクリックしてスクロールすれば、新たに追加された[アルバム]パネルが表示されます。

モバイル版Lightroom CC(iPhone、iPad、Android、ChromeOS)の新機能

iOS版

近々リリース予定のiOS版Lightroomでは、新しい2種類のスマートフォルダ([Lr Camera写真]と[最近追加した写真])、lightroom.adobe.com上で共有しているアルバムすべてを確認し管理できる新しい[共有アルバム]タブ、複数選択モード(長押しタップで起動)、一度にエクスポートできる画像数が最大15という制限の解除、といった写真の整理に便利な機能強化を実施します。

さらに、フィルターメニューが強化され、メディアのタイプ、カメラ、撮影場所、キーワード、編集済みか否か、といった新たな条件で写真をフィルターできるようになりました。

Lightroomアプリ内カメラで撮影したHDRおよび長時間露光写真は、そのファイルサイズがクオリティの劣化なく最大1/3まで削減されるため、ディスク容量が節約でき、アップロード時間も短縮できます。

さらに、新たなテクノロジープレビューとして、深度マップサポートが追加されています。これには、Lightroomアプリ内カメラで深度マップを含むHEIC画像のキャプチャが可能な新しいモードと、アプリ内カメラまたは他のキャプチャツールで撮影した深度マップを活用するための新しい選択ツールが含まれます。深度撮影ツールを使うと、深度マップをすばやく選択範囲に変換できます。これにより、ブラシツールをはじめとする、通常の選択範囲に適用できる編集ツールすべてが使えるようになります。

Android版

こちらも近日リリースのAndroid版では、[レンズ]セクションに、色収差を軽減する機能と、Lightroom CC内からアドビが作成した1,200以上のレンズプロファイルに直接アクセスし、手動で選択できる機能が追加されます。

HEIC(HEIF)形式の画像ファイルもサポートされ、人気が高まっているこの新形式の画像ファイルをインポートして編集することができるようになりました。

また、クラウドステータスのタブに、写真や編集結果のクラウド上への同期を好きな時にできるよう、一時停止したり再開できる機能を追加しました。

Best Photosという新しいテクノロジープレビューも追加しました。これはlightroom.adobe.comに最初に搭載したもので、ユーザーがこれまでに行った写真編集の履歴とAdobe Senseiテクノロジーを組み合わせることによって、アルバム内で選ばれる可能性が最も高い写真をすばやく簡単に選択してリコメンデーションしてくれる機能です。

さらに、写真に透かしを入れる方法をステップバイステップで説明するガイド付きチュートリアルも追加しました。[設定]>[ヘルプ&サポート]>[ガイド付きチュートリアル]に収録されています。

Lightroom Classic CCの新機能

Book ModuleのアップデートとBlurbサポートの強化

8月のアップデートには、標準レイフラット、Blurb雑誌、BlurbトレードブックといったBlurbフォトブックサービスの新たなスタイルのサポートをはじめとする、ブックモジュールへのいくつかの重要な機能強化が含まれます。標準例フラットは、シームレスな見開きデザインによるユニークなレイアウトを可能とし、Blurb雑誌スタイルは、半光沢仕上げの表紙とベルベット加工紙による高級な質感を提供し、Blurbトレードブックスタイルは、手頃な価格で広く配布する書籍に適しています。

また、ページ内に自由なサイズのセルを配置して高度なレイアウトが実現できる機能が追加されました。複数のセルを追加したり、特定のセルを選択して重ね順を変更したり、新たに追加されたグリッドとガイドラインを使ってセルを正確な位置にドラッグ&ドロップで配置できます。そのようにして作成したカスタムレイアウトは保存して、将来新たなアルバムを作成するときに再利用することもできます。


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プリセットとプロファイルの読み込み

今回のリリースでは、zipファイルに格納されている複数のプリセットとプロファイルを読み込む機能も追加されています。プリセットパネルまたはプロファイルブラウザーで[プリセットを読み込み]をクリックし、zipファイルを選択するだけで、そこに含まれるすべてのプリセットとプロファイルがそれぞれ適切な場所にインポートされるため、時間が短縮できます。

デスクトップ版Lightroom Classic CC 8月アップデートに含まれる新機能すべてとバグ修正のリストは、こちらでご確認いただけます。

この記事は2018/8/22にポストされたAugust Lightroom CC Releasesを抄訳したものです。

  AUTHOR

Reiko Tanaka

アドビでPhoto及び Video製品を担当