Adobe Flash Professional を Adobe Animate CC に名称変更

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この記事は、2015/11/30 にポストされた Welcome Adobe Animate CC, a new era for Flash Professional を翻訳したものです。

an_appicon_192約 20 年にわたって Adobe Flash Professional は Web アニメーション制作の標準ツールとして活用されてきました。アドビは、HTML5 の登場と Web 標準に準拠したアニメーション制作への需要の高まりを受け、この数年で Flash を刷新し、HTML5 Canvas と WebGL をネイティブサポートしました。Web や新たなプラットフォームに最適なアニメーション制作ツールであることをより明確に示すため、2016 年初頭に予定している次のリリースの配信に合わせ、Adobe Animate CC へ名称変更いたします。

現在、Flash Professional で制作されるコンテンツの 1/3 以上は HTML5 を使用しており、それらのコンテンツは全世界で 10 億台以上のデバイスで閲覧されています。これは最新の Interactive Advertisement Bureau (IAB)の基準にも準拠しており、HTML5 広告ソリューション としても認知されています。また、アニメーション業界においても、Nickelodeon Titmouse Inc.といった大手制作会社で広く使われています。

Animate CC は Flash (SWF)と AIR のフォーマットを今後もサポートします。さらに、拡張可能なアーキテクチャにより、SVG を含む事実上すべてのフォーマットへのアニメーション出力を実現します。

今回の発表は単なる名称変更ではありません。アドビの開発チームは、あらゆるプラットフォ ーム向けのアニメーション制作を可能にするため、メジャーアップデートに向けて準備を進めています。Creative Cloud のプリンシパルエバンジェリスト Michael Chaize による先行デモ(英語)をご覧ください。

Animate CC の主な機能

描画、イラスト、オーサリング

  • ベクターアートブラシ:描画後にストロークのパスを変更し、画質を落とすことなく、解像度を自由に変更できます。また、カスタムブラシが作成できるほか、Adobe Capture CC で作成したブラシをインポートできます。
  • 360°回転可能なカンバス:描画中に任意の回転軸でカンバスを回転できるため、最適な角度とストロークを設定できます。この機能は、Wacom Cintiq でも使用できます。
  • ペンシルとブラシの改善:曲線に沿って滑らかで正確なベクターアウトラインを描画し、ライブプレビューですぐに確認できます。
  • より使いやすい音声同期:コーディングなしで、タイムライン上で直接音声ループをコントロールできます。
  • 色変更の時間短縮:タグをつけた色に名前を付けることで、特定の色を変更し、その色をプロジェクト全体に自動的に反映できます。
  • カラーオニオンスキニング:隣接するフレームに異なる色およびアルファ値を設定できるため、複雑なアニメーションの全体的な調整が簡単に行えます。

CreativeSyncとの統合

  • Adobe Stock:豊富かつ高品質な写真、イラスト、ベクターグラフィックを Animate CC 上で直接閲覧し、購入できます。アニメーションを付与することで 静的コンテンツに動きを加えることが可能です。
  • Creative Cloud Libraries:作業中に色、ベクターグラフィック、ブラシといった アセットに直接アクセスして利用することができます。

出力機能

  • マルチプラットフォーム対応:拡張機能により、HTML2Canvas、WebGL、Flash (SWF)、AIR、ビデオ、さらに SVG などのカスタムプラットフォームにも対応
  • 4K以上のビデオ出力対応:最新のUltraHDおよびHi-DPIディスプレイ用のカスタム解像度でビデオをエクスポートできます。
  • カスタム解像度エクスポート:UltraHDおよびHi-DPIディスプレイといった解 像度に合わせてリサイズと最適化が可能なため、過去のコンテンツを再活用でき ます。
  • .OAMサポート:Adobe MuseInDesign、DPS、Dreamweaverに簡単にインポ ートできるように、プロジェクトを.OAM ファイルとしてエクスポートできます。

2016 年 1 月に新リリースが提供開始される際、Creative Cloud デスクトップアプリケーショ ン内では「Adobe Animate CC」と表示されます。アプリケーションを PC にインストールまた はアップデートすると、「Adobe Flash CC 2015」ではなく、「Adobe Animate CC 2015」と表示されますのでご注意ください。

2016 年 1 月まで、現行バージョンの Flash Professional は引き続きご利用いただけます。 今週、Twitch の Adobe ライブストリームチャンネルで Animate CC でのアニメーションとゲーム制作に関するデモを先行公開します。

アドビは、次回のリリースでの Animate CC の提供開始により、新たなステージへ到達することを確信しています。20 周年を迎える Flash Professional が、今後も世界中のアニメーターおよびインデザイナーに受け入れられることを願っています。

Adobe Creative Cloud シニア プロダクト マーケティング マネージャー リッチ リー (Rich Lee)

  AUTHOR

Keisuke Todoroki

アドビ システムズ 株式会社 / デベロッパーマーケティングスペシャリスト。 1999年、早稲田大学理工学部を卒業後、大手印刷会社に勤務。主にEC分野で J2EE開発に携わるが、Flexとの衝撃的な出会いを機にRIAの世界へ。 2008年4月、アドビシステムズ入社。 アドビのWebツール全般のマーケティングを担当。