アドビがデザイン基金を設立

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卓越したデジタルエクスペリエンスによって世界は変えられるというのがアドビの信念です。そして、アドビの製品を使ってまさに世界を変えている人々が、私たちを日々奮い立たせます。それは、ひとりひとりのクリエイティブ表現とエクスペリエンスデザインによってビジネスに変革をもたらすよう支援するテクノロジーの創出に取り組む私たちの情熱の源となっています。

私たちは、Adobe XD CC、Dimension CC、Sparkといった新製品の投入を含め、この領域に継続的に投資することで、既存のアプリケーションとワークフローの限界を打ち破る意欲を持つ起業家と新進のチームをサポートしたいと考えています。アドビが1,000万ドル基金「Adobe Fund for Design」を設立するのは、そのようなチームがクリエイティビティとデザインの未来を形作る製品やサービスを開発することを支援するためです。

クリエイティブワークフローは、反復的タスクの自動化やカスタム機能を追加するプラグインやアドオンから、チーム間のコラボレーションを可能にする製品群、そしてコンテンツ制作プロセス全体の運用を担うワークフロー管理システムまで、数百ものツールやサービスによって構成されます。クリエイティブおよびデザインチームが直面する課題は高度化するとともにますます細分化され、それを解決して作業を進めるために必要とされるツールも増える一方です。これに伴い、クリエイティブワークフローには、オープンであることと相互運用性が以前にも増して求められています。アドビが、クリエイティビティのプラットフォームとしてのCreative Cloudと、デザインツールを変革するプラットフォームとしてのXDに投資を行うのはこのためです。プラットフォームは基盤であり、その上にはあらゆるものが自由に構築でき、すべてのものと連携できることが理想です。

アドビは、ユーザーのみなさんが使うサードパーティ製サービスと、アドビのアプリケーションをパワフルかつ柔軟に拡張する豊富なサードパーティ製ツール、それらすべてがシームレスにCreative Cloudと接続し、連携されることによって、より高い生産性と使う喜びが実現できると考えています。

Adobe Fund for Design基金では、アドビのプラットフォーム基盤上に活発で互いに繋がったエコシステムを確立させるために、多様なコミュニティ(開発会社、起業家、個人を問わず)に広く参加を募ります。アドビが出会いたいのはクリエイティブの世界を前進させる取り組みを表明している、才能ある個人あるいはアーリーステージ企業です。エクスペリエンスデザイン領域とAdobe XD CCにフォーカスしたかたちで、クリエイターおよびデザイナーのためのイノベーティブな製品を開発中、あるいは私たちのアプリケーションのためのプラグインあるいは連携機能を開発中の方々を理想的な候補だと考えています。

私たちがこの取り組みを始めるにあたり、スクリーンデザインの領域と、オールインワンのデザインおよびプロトタイピングツールAdobe XD CCを軸とするのは、企業にとってエクスペリエンスデザイナーが不可欠な存在となり、この領域におけるデザインチームのニーズが急速に高まっているからです。私たちのお客様が日々お使いのツールの生産性を高めるために、開発者の皆さんがXDおよびその他のCCアプリケーションをどう機能拡張するのか、あるいは既存のスクリーンデザインのワークフローを強化するのか、どんな新しい製品を開発するのか、楽しみにしています。

この領域の未来を創造する開発者および起業家の支援においては、デザインコミュニティへの貢献と業界を牽引するテクノロジーの提供を30年以上にわたって続けてきたアドビならではの役割があると信じています。この基金は助成金や株式投資といった経済的支援を提供するだけではなく、アドビ社内および業界のエキスパートとの対話、アドビ製品の無償提供、テクノロジーへの早期アクセス、パートナーシップおよび共同マーケティング機会なども提供します。

基金を受けた方々は、卓越したデジタルエクスペリエンスのデザインと提供に必要なすべてを、新進アーティストから世界的ブランド企業まですべての人々に届けるというアドビのビジョンをサポートする特別な存在となります。

デジタルエクスペリエンスで世界に変革をもたらすというミッションに基づき、私たちは革新的な製品群と、場所も方法も問わないワークスタイルを実現するCreative Cloudならではの制作エクスペリエンスを通じてお客様を支援していきます。その実現に欠かせない、パワフルで相互に連携する次世代ツール群の基盤を構築するためには、アドビのテクノロジーと資源の活用が不可欠だと信じています。この投資はイノベーションを開放し、製品エコシステムおよび製品の連携を活性化させ、ひいてはクリエイティブに関わる人々の生活の質を向上させることに繋がるものです。コミュニティから継続的に学び、ともにXDとCCを次のレベルへと推進し、デザインとクリエイティビティの未来をかたちづくるための支援に関われることに、アドビ自身大きな喜びを感じています。

基金への応募についてはwebサイトをご覧いただくか、メールをお寄せください。

XDの拡張機能と、このプラットフォームに一般より早期にアクセスするための方法についてはこちら(リンク先英文)をご覧ください。

この記事は2018/5/15にポストされたInvesting in the Future of Creativity: Announcing the Adobe Fund for Designを抄訳したものです。

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Keisuke Todoroki

アドビ システムズ 株式会社 / マーケティングマネージャー。 1999年、早稲田大学理工学部を卒業後、大手印刷会社に勤務。主にEC分野で J2EE開発に携わるが、Flexとの衝撃的な出会いを機にRIAの世界へ。 2008年4月、アドビ入社。 アドビのWebツール全般のマーケティングを担当。