Adobe Stock 注目のアーティスト:Karol Banach #AdobeStock

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Karol Banachは、パターン(模様や柄)、一風変わったキャラクター、有機的な形、そしてシュールな想像上の世界が好きな、ポーランドに拠点を置くイラストレーターです。幼い頃の恐竜や車のいたずら書きは単純なものだった、と彼は言いますが、現在の作品に描き出されるのは、複雑かつ凝ったディテールが特徴の、笑わせられたり考えさせられたりするシーンです。彼のイラストは本の挿絵やポスターの一面、壁画などを飾り、クライアントにはIkeaからAmerican Express、The Washington Post、Samsungまで、国際的な大企業が名を連ねています。

©Karol Banach / Behance

Adobe Stock: まずはクリエィティブな経歴を含め、簡単な自己紹介をお願いします。

Karol: イラストレーション業界に飛び込んだのは2014年、ニコラウス・コペルニクス大学の2、3年生の頃でしたが、絵はずっと描いていました。子供の頃は恐竜や車など簡単なものばかりでしたが、ティーンエージャーになると紙やキャンバスの上であらゆるものをミックスするようになりました。

Adobe Stock: ご自分のスタイルを言葉で表現するとしたら?

Karol: 私のスタイルは常に変化しているので、言い表すのは難しいのですが、今はパターンや花のような形の虜になっています。時々幾何学的な構図も試します。実験が好きで、新しいカラーパレットを選んだり、キャラクターを描く際に新しい技法に挑戦したり、あれこれ取り混ぜています。ほぼ何にでも興味があるんです。

©Karol Banach / Behance

Adobe Stock: 何からインスピレーションを受けますか?

Karol: あらゆるところからです!私の最大のインスピレーション源は有機的な形と人です。スケッチブックにアイディアを描くのが好きなので、仕事の依頼があると、ひらめきを求めてそのスケッチブックをめくります。最高のアイディアが浮かぶのは、たいてい妻と犬がまだ寝ている早朝ですね。

スケッチの間は静かな環境で描きますが、コンピューターで作業をするときは音楽やポッドキャストなど、何かしら流しています。

Adobe Stock: 作業中に聴くのはどんな音楽ですか?

Karol: あらゆるジャンルが好きなので答えにくいですね。今日は懐かしのお気に入り、Metallicaの「Orion」を聴きました。エネルギーをたっぷりもらえる曲です。

©Karol Banach / Behance

Adobe Stock: 今夏、本ブログシリーズでは「クリエイティブリアリティー創造現実」というテーマを取り上げています。Adobe Stockのために制作した作品では、このコンセプトにどう取り組みましたか?また、創造現実はあなたの他の作品にどのような形で表れていますか?

Karol: 創造現実というアイディアは私の作品に色濃く出ていると思います。私が通った学校では、ハイパーリアルの画像を描くことが必須だったのですが、そういう画法はあまり得意ではなかったので、私は自分ならではの表現手段を見つけることにしました。

Adobeのための作品では、自由な創造性に溢れた空想世界を生み出したいと思いました。目指したのは、人々に幸せや笑顔をもたらすような作品です。想像豊かな新しい世界といったら、イラストレーターにはまさに理想の場所です。

私は非現実的なキャラクターや物を描くことが多いので、自分自身のプロジェクトにおいてもクリエイティブな空想世界というコンセプトは重要です。創作の際は、Adobe Photoshopが提供している機能を活用し、新しい色やパターン、テクニックを見つけます。Adobe Stockの多彩なライブラリーは、サイケデリックなテイストのパラレルワールドを作り出す際にとても役立っています。

Adobe Stock: Adobe Stockを使ってみて一番良いと感じる点はどんなところでしょうか?

Karol: それは何といってもAdobe Stockが提供している素材の幅広さですね。それに、シンプルでわかりやすいインターフェイスなので、私のようにテクノロジーにあまり詳しくなくても操作が簡単です。

©Karol Banach / Behance

Adobe Stock: デザイナー、イラストレーターとしてこれまでに直面した最大の試練は何ですか?

Karol: 何かドラマチックな、でもハッピーエンドに収まるエピソードでも披露できたら良いのですが、私の試練と言えば、他のイラストレーターやグラフィックデザイナー、それにアートを生み出している人間なら誰にでも起こるようなことです。

それは自分の仕事に対する自信の欠如で、自分のやっていることに不安を覚えたり、やる価値があるのかわからなくなったりするのです。もともと穏やかなタイプなので、イラストの仕事を始めたばかりの頃は、結構大変でした。でも、家族や友達に助けられ、自分を信じることができるようになりました。

Adobe Stock: これまでで気に入っているプロジェクトは何ですか?

Karol: 本の挿絵や壁画のデザインを始めとするさまざまなプロジェクトにとても楽しい思い出があるので、ひとつを選ぶのは難しいですね。

©Karol Banach / Behance

Adobe Stock: 今後取り組んでみたいことは何ですか?

Karol: 私が描くキャラクターや世界を3Dグラフィックスの世界に持っていきたいんです。欲を言えば、現実の世界を舞台にしてフィギュアや3Dモデルとして制作できたら最高でしょうね。これを実現させるために誰かとコラボレーションしたいと思っています!

Adobe Stock: 今、追うべきデザイントレンドは何ですか?

Karol: すばらしい色彩や形、パターンの3Dアニメーション、GIF動画、短編映画、それに生き生きとした画像なら何でも。自分にはそうしたものを作るスキルがまだないのですが、見るのは大好きです。

Karolさん、インスピレーションのお話や創作の好きな所を披露していただきありがとうございます。これからどのような作品が生まれてくるのかとても楽しみです。Karolさんの作品を更にご覧になりたい方は、Behanceの彼のポートフォリオやInstagramをぜひ覗いてみてください。

なお、Adobe Stockでは、お求めやすい「通常アセット」が毎月10枚利用いただける年間サブスクリプションが1ヵ月無料となるキャンペーンを引き続き継続中です。PhotoshopIllustratorなどいつものアプリから直接検索でき、カンプ作成で行った制作作業を無駄にすることなく高解像度画像への差し替えが一発でできるため、高い作業効率を実現できます。まだの方はこの機会にぜひお試しください。Adobe Stockについてさらに詳しく知りたい場合はこちらをご覧ください。

この記事は2018年7月17日に Adobe Stock Team により作成&公開されたArtist Spotlight: Karol Banachの抄訳です。

*ヘッダーイメージ:Karol Banach / Behance

POSTED ON 2018.08.21