Glowing Glowing Gone:色で訴える気候危機 #AdobeStock

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パントン・カラー・インスティテュート™は、2019年のカラー・オブ・ザ・イヤーに、豊かな海の生態系を連想させる溌剌とした活力に満ちたサンゴ色、リビング・コーラルを選びました。「最近の大きなトレンドのひとつとして、自然の中で過ごしたいという欲求や地球の長期的な持続可能性に対する不安が挙げられます。こうした空気は自ずと色選びにも表れ、デザインにおいても広がりを見せています」と、同社バイスプレジデントのLaurie Pressman氏は述べています。

全体の4分の1を超す海洋生物の暮らしを支えるサンゴ礁は、海中でとても重要な役割を果たしていますが、現在、危機的な状況に陥っています。Adobe Stockは、この危機からサンゴ礁を救うため、意識の喚起と支援の呼びかけを目的としたキャンペーン「 Glowing Glowing Gone – 光を放つサンゴたちの叫び」をパントン・カラー・インスティテュート、そしてNPOのThe Ocean Agency(独占販売のAdobe Stockコントリビューター)と共同でスタートしました(英語のみ)。

The Ocean Agency / Adobe Stock

2016年、The Ocean Agencyは、エミー賞受賞ドキュメンタリー「Chasing Coral」の撮影中に、目を見張るような非常に珍しい自然の光景を写真に捉えました。ニューカレドニアのサンゴ礁が信じられないほど色鮮やかに「発光」していたのです。サンゴは致命的ともいえる水温の上昇と日光照射に対する防御策として、明るい色の「日焼け止め」のような化学物質を作ります。サンゴ蛍光と呼ばれるこの発光現象は、サンゴの命が尽きて白化していく前の最後の防御線で、ある記事では「A MOST BEAUTIFUL DEATH(最も美しい死) 」という言葉で表現されています。

「海中の熱波に耐えようとする必死の試みの中で、サンゴは鮮やかな光を放つのですが、そのはっとさせられる光景を目にしたことがある人はごくわずかです」。こう話すのはThe Ocean Agency創設者のRichard Vevers氏です。「この現象は、私たちにとって最大の環境問題のひとつである海水の高温化とサンゴ礁の喪失がいかに進んでいるかを示す究極の指標といえるでしょう」。

こうしたサンゴの深刻な問題を海の中から浮かび上がらせるために、私たちはパントン・カラー・インスティテュートとThe Ocean Agencyの協力のもと、サンゴ蛍光の正確な色彩を捉えました。それがPANTONE Glowing Yellow、PANTONE Glowing Blue、PANTONE Glowing Purpleです。

左:Twenty20/ Adobe Stock 中央:Twenty20 / Adobe Stock 右:Kolevski.V / Adobe Stock

使用したのはAdobe Colorのパワフルなカラーエンジンです。これにより、Adobe Stock上のThe Ocean Agencyの画像から特定の蛍光のLAB値を抽出してRGB値に変換しました。さらには、パントンとのコラボレーションで、これらのデジタル値をPantone Color Standards(色標準)にしました。このオリジナルのカラーパレットは、やがては気候変動を象徴する色となるかもしれません。Living Coralに続いて、Glowing Yellow、Glowing Blue、Glowing Purpleは、世界中の人々に地球の主要な生態系が危機的状況にあることを認識してもらうための色です。

左:absphotography / Stocksy / Adobe Stock 右: Westedn61 / Adobe Stock

パントン・カラー・インスティテュートは、色彩トレンドの分野における世界的なトップコンサルタントであり、クリエーターが各シーズンの色に込められた意味を理解するための支援をしています。今年で2年目を迎えるAdobe Stockとのコラボレーションでは、トレンドの色調のアセットにクリエーターが簡単にアクセスできるよう、シーズンカラーに関連したビジュアルのキュレーションを行っており、「Glowing Glowing Gone」のカラーパレットにインスパイアされたコレクションもそのひとつです。これについては、The Ocean AgencyのAdobe Stockポートフォリオの売上金全額が、同エージェンシーの使命である海洋保護のサポートに充てられます。

orangeberry / Adobe Stock

アドビのビジュアルトレンド予測のひとつ、声を上げる企業でも記したとおり、消費者はブランドに対して、社会・環境問題における企業の役割を明らかにすることをますます求めるようになっています。ブランドロイヤリティ(顧客の愛着度や信頼度)は今、ビジュアルを用いた注目度の高い効果的なメッセージ伝達でもって、こうした姿勢を打ち出せるかどうかにかかっています。私たちのクリエイティブなコラボレーションには、今回の新色やThe Ocean Agency提供のAdobe Stock画像をブランドや業界でご活用いただき、海からの警告を広くシェアして、地上でも行動を起こす必要があるという意識の向上につながれば、という思いが込められています。

Adobe CEOのシャンタヌ・ナラヤンは昨年のAdobe MAXで、私たちが「クリエイティビティの黄金時代」すなわち「創造性のパワーとその影響力がかつてないほど重要になっている時代」に生きていることは喜ばしいことだと述べました。「Glowing Glowing Gone」のキャンペーンもクリエイティブなチャレンジと共にスタートします。この企画では、「Glowing」シリーズの色を使用し、サンゴの発光現象とそれが意味する警告について意識を喚起するアートやデザインをクリエイティブコミュニティから募ります。また、行動に向けた世界的な支援を盛んにするために、作品は重要な環境問題の意思決定に関連のあるイベントで活用され、取り上げられる予定です。詳細については6月3日にglowing.org/challengeで発表されています。

Cavan Social / Adobe Stock

更なる情報はglowing.orgでご確認ください。併せて、Adobe StockAdobe Colorで「Glowing Glowing Gone」をテーマにした他の画像もぜひご覧ください。

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この記事は2019年6月3日にAdobe Stock Team により作成&公開されたGlowing Glowing Gone: Colors of Climate Crisisの抄訳です。

POSTED ON 2019.06.11