【#DesignJimoto オンラインワークアウト vol.3】背景画像デザインワークショップレポート

Community Creative Cloud

皆さん、気づけばあっという間に、春を通り越して梅雨らしい季節に塗り替えられていますが、いかがお過ごしでしょうか?Creative Cloud Community Mgr. の武井です。パンデミックに向き合う中、世界中で不平等に対するムーブメントが起きて多くの人々が声をあげていますが、不平等に対する社会体制の変革は、つまり私たちの未来です。対岸の火事ではなく「自分ごと」として捉え何が自分にできるかを考えられる社会でありたいと思います。

ここ数ヶ月でイベント実施形態がリアルなイベントからオンラインへ移行されたことで、新たに出てきた課題はもちろんありますが、同時に新たな可能性も強く感じています。バーチャルコミュニケーションが浸透した今、物理的距離の概念が大きく変わりました。もはや東京から参加も、島根から参加も、チェコソロバキアからの参加もアクセシビリティの障壁はなく、あとは「時差」と「言語」だけです。
「社会課題 x デザイン」のDesign Jimoto に参加してくれる方々からも同様の意見をたくさんもらいました。大きな変化の時代、今後さらに、私たちのCreativityを「どこに、どう使うのか?」これが試されますね。

参加者のみなさん

Design Jimotoでは、社会課題にデザインの力で向き合うために必要なCross-Community (様々な業種のコミュニティーを掛け算する)の場作りを大切にしているため参加者のバックグラウンドも様々です。今回も多種多様な方々に参加いただきました。

場所を問わず様々な拠点から参加いただけるのも、物理的な移動を伴わないオンラインイベント形態へのシフトのメリットですね!

どんな社会課題を解決したいと感じている?

「社会課題 x デザイン」を掲げて実施してきたDesign Jimotoですが、こちらは参加者のみなさんにアンケートで答えてもらった「日々解決したいと感じている社会課題」です。まず私たち自身が「自分ごと」として捉え、課題について意識することが、変革への鍵だと考えています。

  • SDGsをはじめ、人間性の回復について。
  • 少数意見も尊重し、同調圧力というものを無くしたい。
  • 教育の21世紀化
  • 自分らしく働くことが阻まれている人に自由で自分らしい働き方を見つける/選ぶための手伝いをしたい
  • ゴミ問題 デザインで欲望 消費を掻き立てるのはもう いいんちゃう
  • 視覚障がい者と青眼者がシームレスにコミュニケーションの取れる仕組みを作りたい。
  • 収入格差による子供たちの学習格差問題
  • 地域課題の他人事化
  • 都市と地域の格差是正や地域の関係人口創出
  • 固定観念、同調圧力、他人のドグマに囚われない自己表現をできる場をつくりたい
  • 臆することなく発言する、ということに対してついつい自粛・萎縮してしまう現代社会のあり方。クリエイションの力で環境保全をどう波及できるかにも最近興味があります。
  • 既成概念に囚われている社会を変えていきたい   などなど。

今回のワークショップに期待することは?

第3弾となるDesign Jimoto オンラインワークアウトシリーズに期待することとしても、多様性の中から見いだせる新たな可能性を期待した多くのコメントをいただきました。

  • さまざまな考えを聞けること
  • デザイン教育の進化
  • 今まで関わったことの無い業界の方との交流や、新しいソフトの技術を習得したい
  • 地方の可能性
  • バーチャル空間の限界と可能性が知りたい
  • 新しい可能性
  • 創作への新たなヒント!
  • とにかく手を動かしたい
  • クリエイターさんや運営さんの思考やマインドセット
  • クリエイター仲間のコミュニケーションの場に参加して刺激を受けたい
  • 「コミュニティ」に興味があります
  • 初学者の自分でも一歩踏み出せばデキるんだ!という自信に繋げたい
  • 新しい層に対してのデザインの可能性

現状の把握

今後スタンダード化されるNew Normalの生活の中で、どうデザインを活かしていくかを考えるため、まずは、こちらのクイズからスタートしました。
Q.1 人間が情報を一番多く得る五感はどこでしょう?

私たちが日々の生活をする中で情報を判断する際に、9割近く視覚に頼っています。クリエーションという枠を超えて、視覚情報は私たちの生活に密着する全ての判断に莫大な影響を及ぼしているということです。このことを踏まえ、今後のNew Normalに視覚的表現をどう活かしていくかをデザイン制作を通して考えました。

ゲストトーク:「デザイン教育の今とこれから」

Design Jimoto の「社会課題 x デザイン」にも通ずる活動を、全国でも多くの方々が実施しています。オンラインでもデザイン軸の社会活動ムーブメントをシェアできる場作りを目指し、最初に学校休校で大きな変化が生まれた教育現場でのデザイン教育に関わる鈴木歩さんにお話してもらいました。

AYUMI SUZUKI  
pensea クリエイティブディレクター / 一般社団法人ペンシー代表理事
2013年より地元にUターンしデザイン会社を設立し市内外のブランディングやパッケージ、WEBデザインなどのアートワークに携わる。その後デザイン教育事業をスタート。「誰もが自由に表現できる世界に」というビジョンをもとに、地方に山積する課題を、機会に表現のチカラで選択肢の幅を広げる活動をしている。

子どものデザイン教育プログラム Next Switchのプログラム内容 子どもたちのイラストをまちづくりの地図にいかす活動 Design Jimoto in 気仙沼実施の様子

2018年に気仙沼の唐桑中学校で実施したDesign Jimoto Studentについてはこちら

制作テーマ発表:「バーチャル背景のデザイン制作」

〜New Normalのコミュニケーションにも自分らしさを!〜 

視覚情報が私たちが生活する中での情報判断の大半を占めることを踏まえ、今回はバーチャル背景のデザイン制作を通して、デザインの必要性を体験してもらいました。Design Jimoto では毎回、制作テーマとなる「地元の課題」を設定しますが、今回は現在の生活圏(Jimoto)を「自分のバーチャル空間」と捉えた背景画像のグラフィックデザイン制作のワークショップ実施です。ニューノーマルでの今後の働き方、コミュニケーションに「自分らしさ」をどう表現するのか?自由な発想で様々な切り口の作品を作ります。

おすすめクリエイティブツール

グラフィック制作に活用できるツールのデモは Creative Cloud Evangelistの仲尾さんです。今回はプロクリエイターから初心者まで様々な層の参加者を見越して、幅広いツール活用術を盛りだくさんのデモでお届けしました。

参加者のクリエイティブツール利用率

多くのユザーがアプリ間連携しながらCreative Cloudを活用してくれるため、上記の単体データは参考までにご紹介です。王道デスクトップアプリを今まで通り活用しながらも、新しいiPadアプリのRush, Fresco, Rushなどと連携させて活用している方々が増えているようですね。

90分制作スタート&クリエイター制作ライブ配信

制作参加者は90分の時間内にグラフィック制作ワークショップに参加し、各自のTwitterアカウントより#DesignJimoto と#お家時間を工夫で楽しく のハッシュタグをつけソーシャル投稿を行います。その間、制作には参加しない観客向けとして、クリエイター2名の制作の裏側を各自の自宅よりライブ配信しました。自分のデザイン制作しながらライブ配信も見てる!という声もたくさん上がりました。ライブ配信クリエイターはこちらの2名!

WOOD


マッキーペン手描き→ Spray → Photoshop → Illustrator であっという間の90分で仕上げてくれた作品はこちらです!

MAKI ONODERA

荒屋デザイン デザイナー
宮城県気仙沼市出身。東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科卒業。現在は地元である気仙沼を拠点に、気仙沼・岩手県・山形県などでまちづくりの仕事に取り組んでいる。その傍ら、グラフィックデザイナーとしてまちづくり団体の広報物などのデザインを中心に手掛ける。

学びの場デザインプログラム実施の様子

Illustrator → Fresco を活用した背景画像、コミュニティーデザインの知識を活かした場作りの要素を含むデザインを制作してくれました。


参加者の作品

短い制作時間にも関わらず、参加者の皆さんからは、「自分らしさ」を表現した、素晴らしい作品がたくさん上がってきました。

運営メンバー&参加者バーチャル打ち上げ

毎回オンラインワークショップデザイン制作で一汗かいた後は、参加者や運営メンバーがミングルしながら、全国のさまざまな課題をカジュアルにシェアできる時間を設けています。今回もデザイン教育を軸にたくさんの意見交換できました。課題を意識して「声を上げること」が変化への第一歩ですね。今後も積極的に参加してもらえたら嬉しいです。では、また次回会いましょう!

POSTED ON 2020.06.3

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