東京初開催: UX Leader Summit イベントレポート

Community Creative Cloud UI/UX & Web

みなさん、こんにちは!燃えるような金色のイチョウの時期を満喫していますか? Creative Cloud Community ManagerのShioriです。去る123 5000名以上の来場者を迎えたMax Japanの裏番組とし、完全招待制で日本初開催となる UX Leader Summit Tokyo が行われました。過去7年ほど、「場作りのデザイン」をし続けていますが、ここ数年、異文化間の場作りデザインを日本でする機会が増えていて嬉しい限りです。

UX Leader Summit とは?

UXデザインに関わるデザイナーが業界を超えて集える場作りをしようということで、現在までにシアトル、サンディエゴ、ニューヨーク、ロサンゼルスなどのアメリカで開催され、今回遂に日本でも東京初開催に至りました。

UX Leader Summit の目的は、日本のUXデザインシーンの課題にまつわる率直な意見交換の出来る場づくりです。参加者の皆さんには企業や所属団体の枠を超えて、今後の日本のUX デザインシーンを牽引するリーダーとして、Adobe XD 開発チームと一緒にオープンな話合いに参加いただきました。ガールスカウト、ボーイスカウトを意識し、大自然の中でキャンプファイヤーを囲んで親密なことを話し合あえる空間ということで、UX Leader Summitのテーマは「キャンプ」でした!

 アジェンダ

  • Welcome
  • アイスブレーク  What Kind of Design Leader are You?
  • グループディスカッション
  • ライトニングトーク
  • XD Sneaks & Demos

WELCOME

Adobe XDUXデザインリードのTalin Wadsworth によるWelcome speechSummitスタートです!

Xd UX Design Lead の Talin Wadsworth

All photos by Taio Konishi 

デザイン業務の中で感じる課題点:

参加者への事前アンケートにより日々のデザイン業務の中で課題点としてあげられたのがこちら。国や地域により、承認フローや担当業務範囲が変わるため課題に違いが見られるのが興味深いところですが、日本では下記の結果となりました。

  1. チームメンバーおよび関係者とのコラボレーションが困難
  2. デザインワークフローが分断している
  3. 開発チームとの連携が困難
  4. 習得が必要なツールが多すぎる

アイスブレイク

会場を温め参加者同士でも繋がってもらうために、XDUX designerJessica Moonよりカードを使った「あなたはどんなタイプのデザイナーですか?」というアイスブレイクを実施しました。他の参加者の方々を知りながらも、自分がどんなタイプのデザイナーなのかを改めて自己分析をする時間を設けました。

XDのUX designerのJessica Moonによるアイスブレークスタート!
自分がどんなタイプのデザイナーか、カード裏に書かれたワードに沿って選びます。
他の参加者とカードを交換しながら自己紹介をします。
アイスブレイク中、普段はシャイな方もオープンな方も会場一杯ごちゃ混ぜになり和やかな雰囲気です!
自分はこんなタイプのデザイナーです、とカードの文言もつけながら!

グループディスカッション

アイスブレイクが終わると、参加者には7つのグループに分かれて座ってもらい、各テーブル別のトピックを元に現場で感じる課題や解決アイディアをフリーディスカッションしてもらいました。今回一番運営側としても挑戦的な試みだったのが、「業界を超えた参加者、文化背景の違う国を超えた参加者同士に、日本のUXデザインシーンの課題についてどうディスカッションしてもらえる場作りが出来るか」ということでした。この部分は運営チーム内でも何度も協議も重ねましたが、何と言っても無事に実施できた大きな理由の1つは、当日ファシリテーター兼、通訳(UXデザインファシリテーション+英語日本語通訳、こんなハードコアなファシリテーション普通ないです笑)を担ってくれた敏腕ファシリテーターの方々のお陰です。改めましてこんなハードコア70分のBootcampのファシリテーション担ってくれてありがとうございました!

グループディスカッションのトピック:

参加者のみなさんからの事前アンケートを元に、選定された当日のグループディスカッションのトピックはこちら!

  • ビジョンを実現させる過程(例:関係者への説得、コンセプトの製品化)
  • ユーザーに対する共感ならびにユーザー調査の重要性への意識を組織全体にわたって高めること
  • 音声、ARVR、ミックスメディアなど、スクリーン以外の領域のデザイン
  • 持続的運用可能なデザインシステムの構築
  • 職能を横断した、より優れたチームワークの実現
  • デザイン倫理とデザインカルチャーの、組織全体にわたる促進
  • 調査、情報アーキテクチャ(IA)、インタラクションデザイン(IxD)、プロトタイピングの各分野におけるコア競争力の増強
現状の課題やアイディアをホワイトボードで整理します
異文化間で熱いディスカッションが繰り広げられます
様々なバックグラウンドを持っている人たちの意見が飛び交います
制限時間フルフルまでアイディアをまとめます

LIGHTENING TALK

70分というBootcamp的グループディスカッションの後、各テーブル代表にディスカッションの内容を発表してもらいました。XDでサクサクとLightning Talk用のスライド作成してくれた皆さんも、ご協力ありがとうございました!自分たちのトピックについての説明、現状の課題のシェア、解決アイディアなでにどう言ったアプローチを取ったかなどなど、自由な形でシェアしてもらいました。(クローズドのイベントという条件で参加頂いたため、トーク詳細は非公開とさせていただきます)

各チーム代表による、ディスカッション内容のLightning Talkスタート!
発表方法もそれぞれで、笑いありのLightning Talkでした!

自身の体験談をトークの中でシェアしてくれたチームもありました!

XD Sneaks & Demo

各チームのLightning Talkの後、Adobe XD開発責任者のMichael Ninnessより、今後のXDのロードマップについてシェアさせてもらいました。今後発表される機能のXDデモには会場から「おー!」と静かな歓声が流れていました。(各国の参加者の反応が色々違うので、個人的にいつも楽しみにしている部分ですw)

Adobe XD開発責任者のMichael Ninessより、今後のXDのロードマップについてシェアです!

参加者からの声

様々な部分で初挑戦だった今回のUX Leader Summmit Tokyoですが、参加者の方々からの事後アンケートでは100%の方が「また参加したい」と答えてくれた結果を見て、まずホッと胸を撫でている次第です。頂いたフィードバックの一部をご紹介します。

  • デザインリーダーなどを集めたカンファレンスは日本には少ないので貴重な機会
  • 自分の業界以外の方と真剣にUXやデザインについては話せたことは刺激になりましたし、他の方も同じことで悩んでおり、デザインの倫理についてもっと話したいと思いました。
  • ディスカッションのテーマは難易度が高いものの、 他業界のクリエイティブ・UXリーダーとお話ができたことがとても刺激的でした。 私自身はテーブル7でデザインの競争力についてディスカッションさせていただきました。 まさにいま弊社で議論しているテーマでしたので、他社・別視点のデザイナーの意見を交わして、「議論の収斂」という部分でも俯瞰して考えられたのがとても学びになりました。
  • ビジネスを抜いて真剣にUXやデザインを話せる場所とはなかなか無いのですごく貴重な場所です。
  • 少人数のグループでトピックに対しディスカッションができたことはとてもいい勉強になりました。同じ悩みを共有できたり、他社での事例も聞くことができ、今後に活かすことが出来そうです。
  • 普段使わない脳を使いいつもと違う視点でデザインについて考えられた。

また、今後の改善点としてもこんな意見も頂きました!

  • 進行がタイトだったこと。
  • ディスカッションは楽しかったですが、議論の着地点は設けたかった。
  • ワークショップのテーマがやや抽象度が高くプレゼン自体が消化不良に終わったこと。
  • 他のテーブルの方々とコミュニケートする時間がほぼなかったことがちょっと勿体なかったです。

様々なご意見ありがとうございました。こう言った現場からの意見がまさに今後の「場作りのデザイン」を進化させていくため、次回に繋げていけたらと考えています。

UX Leader Summit 東京初開催参加メンバーのみなさん!

おまけ

今回のUX Leader Summit 企画・運営Adobeチームはこんなメンバーでお届けしました!集合写真間に合わなかった三好さんは修学旅行の集合写真風に○で登場!

Adobe 企画・運営チームグループショット!
今回のノベルティーは全て西海岸からお届けです!重かったw

では、また次回お会いできるのを楽しみにしています!

POSTED ON 2019.12.16

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