2020年2月Adobe Photoshop LightroomおよびAdobe Camera Rawのアップデートを提供開始 #Lightroom

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アドビは本日、Lightroom Mac/Windows/iOS/iPadOS/Android/ChromeOS版、Lightroom Classic、Camera Rawのアップデートの提供を開始しました。

私たちはすべてのLightroom製品がみなさんに与える影響について、常に注意を払っています。これまでに寄せられたご意見やご要望のへの回答として本日リリースする新機能、ならびに2020年に私たちが取り組んでいくことについて、本記事でご紹介します。

Lightroom Classicにおいては、パフォーマンス、品質、安定性すべてがチームにとって最重要項目です。2018年10月以来、私たちはGPUによる編集の高速化、より高速で安定したテザリング、ライブラリの改善などの重要なパフォーマンスアップデートをリリースしてきましたが、それで終わりではありません。チームは常に新機能および既存機能のスピードと品質のテストおよび再評価をし続けています。2020年も、よりスムーズかつ迅速に作業を完了できるよう、2さらなるGPU対応機能を提供する予定です。

画像の編集、整理やと効率的なワークフローもLightroom Classicの重要な機能であり、新規ユーザーならびに長期ユーザーの双方に喜んでいただけるよう継続的に改善したいと考えています。ここ1年半を振り返ると、「テクスチャー」スライダー、フラットフィールド補正、HDRおよびパノラマの結合、コレクションへのカラーラベル適用、PNGサポート、ディテールの強化やパノラマの境界線の塗りつぶしなどのAI(人工知能)を活用した機能を含む数々の重要なアップデートを実施してきました。

すべての写真家が自分のビジョンを探索し表現できるように、アドビはクラス最高のツールとエクスペリエンスの開発に専念しています。Lightroom Classicにおいては、あらゆる写真家にとって、思い描いた結果がこれまでになく迅速かつ容易に得られるように、AIや機械学習に基づく機能を含む「現像」ツールの拡充、ワークフローの最適化、ならびにカスタマーエクスペリエンスおよびユーザーインターフェイスの更新に積極的に投資をおこなっています。このような機能を2020年とその先数年をかけて実装していく予定です。

本記事では、Lightroom Classicの機能アップデートおよびみなさんからのご要望の反映、ならびにLightroom Mac/Windows/iOS/iPadOS/Android/ChromeOS版のバグ修正と機能強化についてご紹介します。今回のアップデートには、新しいカメラおよびレンズの追加サポートも含まれています。

Lightroom ClassicおよびAdobe Camera Rawのアップデート

RAWのデフォルト設定の改善

対象:Lightroom ClassicおよびCamera Raw

RAW画像のデフォルトの現像設定をより細かく制御可能にすることで、編集ワークフローを合理化しました。以前のバージョンでは、RAW画像の読み込み時にはすべてAdobe Colorがデフォルトとして使われ、ショートカットを使わない限り変更できませんでした。今後は環境設定のプリセットから 、「カメラ設定 」、「Adobe Color」、またはカスタマイズしたプリセットの中から選択できるようになります。デフォルトは、全体的に適用(マスター)することも、カメラのモデルやシリアル番号に紐づけてカスタマイズすることもできます。特定のデフォルトが指定されていない場合は「マスター 」設定が使われます。

デフォルトとしての「カメラ設定」の使用

対象:Lightroom ClassicおよびCamera Raw

写真家は、カメラが内蔵している画像スタイルやプロファイル設定をよく活用しますが、デフォルトがAdobe Colorに設定された状態で画像を読み込んだあと、そのルック がカメラで見たプレビューと大きく異なる場合があり、これを揃えるための修正には時間がかかります。新しいRAW画像のデフォルト機能を使えば、「カメラ設定」をデフォルトに指定することで「撮って出し」のルックを保持できるため、編集にかかる時間を削減できます。

ビッグドキュメント形式(PSB)サポート

対象:Lightroom Classic

最新リリースで、Lightroom Classic内でビッグドキュメント形式(.psb)ファイルの読み込み、カタログ化、および編集が可能になりました。風景写真家の多くは、Photoshopで何ギガバイトの容量のパノラマ画像をつなぎ合わせ、最高の品質と解像度を維持するためにPSBファイルとして書き出します。このように完成したパノラマは、他のコレクションと一緒に編集することも、単にカタログ化することも、この新しいリリースで可能になりました。Classicが扱う他のすべての形式のファイルと同様に、最大サイズは長辺で65,000ピクセルまたは画素で512メガピクセルです。

現像のパフォーマンス向上

対象:Lightroom ClassicおよびCamera Raw

  • 編集処理のGPU対応を拡大
    従来のGPU対応の範囲を拡大し、「レンズ補正」および「変形」でおこなう処理が完全にGPU対応しました。
  • 「ディテールの強化」をeGPU対応
    macOS 10.15(Catalina)環境でより高速な処理を提供するため、「ディテールの強化」が外部GPUを活用するようになりました。
セカンドモニターの選択

対象:Lightroom Classic

セカンドモニターとして使うディスプレイを指定し、作業効率を高めます。画像編集者の多くが3つ以上のディスプレイを使いますが、アプリで2つめのウィンドウを開いたときに表示されるディスプレイを設定しておくことができます。より高い解像度や色校正済みのディスプレイを指定することが多いようです。

自動同期の改善

対象:Lightroom Classic

自動同期がいつ有効化され、どの一括編集がいつ適用されるのかが簡単にわかるように、通知メッセージと、より見やすいボタンを追加しました。作業を遅らせる原因となる意図しない一括編集の実行をストップできます。通知は環境設定のインターフェイス でオフにすることもできます。

Photoshop Elements 2020サポート

対象:Lightroom Classic

Photoshop Elements 2020のカタログをLightroom Classicに読み込めるようになりました。

同期に関する「よくある質問 」リンク

対象:Lightroom Classic

Lightroom Classicからクラウドに同期するための方法を説明する、よくある質問のドキュメントを作成しました。これにより、同期することで可能となるWebやモバイルデバイスを使った写真の編集および共有の方法がわかります。リンクは「同期ステータス 」の下にあります。

Lightroom Mac版、Windows版、Android版、iOS版、iPadOS版、およびChromeOS版のアップデート

書き出しの強化

対象:Lightroom Windows版およびMac版

JPEGまたはTIFF形式での書き出しに加えて、Windows版およびMac版のLightroomでは、DNG形式での書き出しも可能になりました。この機能はLightroom Android版およびiOS版には既に搭載されています。

共有アルバムの強化

対象:Lightroom Windows版およびMac版

他の人が所有する共有アルバムに写真を投稿するときに、メタデータを含めるか除外するかを選択できるようになりました。さらに、共有アルバムのオーナーは、他の人がアルバムに投稿した写真を書き出せるようになりました。

「写真を結合 」(HDRおよびパノラマ)の強化

対象:Lightroom Windows版およびMac版

HDRまたはパノラマを作成するときに「写真を結合」ダイアログではなく、直近で使用した結合設定を使って直接結合処理を行うことが可能になりました。これには、次のキーボードショートカットを使用します。

HDR:Ctrl+Shft+H

パノラマ:Ctrl+Shift+M

読み込みプリセット

対象:Lightroom Android版

これまで編集プリセットとプロファイルの読み込みが可能だったのはLightroom Windows版とMac版のみでしたがで、今回のリリースで、Lightroom Android版でも編集プリセットとプロファイルを直接読み込めるようになりました。この機能はLightroom iOS版でもまもなく提供される予定です。

読み込みの強化

対象:Lightroom Windows版およびMac版

ドラッグ&ドロップで読み込む場合、アルバムリスト上の特定のアルバムに直接ドラッグ&ドロップできるようになりました。

「学習 」および「見つける 」コンテンツの強化

対象:Lightroom iOS版およびAndroid版

「ホーム 」ビューでは「見つける」コンテンツが2列で表示され、閲覧しやすくなりました。また「学習」セクションのインタラクティブチュートリアルには、各チュートリアルで紹介されている効果の使用前と使用後が示されるため、チュートリアルを実行する前に望みの効果が得られるかどうかを確認できます。

2画面分割

対象:Lightroom iPadOS版

Lightroom iPad版が2画面分割表示をサポートしました。上図では、左側にLightroom、右側にSafariを表示しています。

新機能の詳細

今回のリリースを含めた過去のリリースすべてにおける、各製品のすべての機能強化およびアップデートの詳細は、以下の新機能ページをご覧ください。

Lightroom Classic

Lightroom  Mac/Windows/iOS/iPadOS/Android/ChromeOS版

この記事は2020年2月11日に公開されたFebruary Photography Releasesの抄訳です。

POSTED ON 2020.02.12