世界の各都市が持つ独自のペース、リズムを新たな視点で捉えるフォトグラファー Sam Horineが制作したLightroom無料プリセットを提供 #Lightroom

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今回は、都市撮影を主に手掛ける写真家のSam Horine氏と会い、彼のユニークなスタイルとプロセスについて伺いました。まずは彼の制作スタイルを覗き見し、その後、Samが制作した6種類の無料Lightroomプリセットをこちらからダウンロードして、Lightroomで実際に使ってみましょう。

ニューヨーク市ほど有名な都市は、既に多くの写真家によって撮影されているので、ありとあらゆる方法で撮影しつくされていると思いませんか?それでも、その都市の住民にはまた違った見方があったのです。今回はニューヨーク市からストックホルムまで、世界中の都市を写真家Sam Horineの目を通してご紹介します。

ノルウェー、ベルゲン (Lightroomプリセット「Bergen」を使用)

Samが制作した6種類の無料プリセットはこちらからダウンロードできます。

多くの写真家がそうであるように、Samも幼い頃から写真に興味があったようです。Samは、「小さい頃から少し写真に興味がありました。祖父がいつもカメラを持ち歩いていたのです。それで高校のとき、モノクロ映画のクラスを取ってみました」と言っています。趣味であった写真撮影に本格的に取り組むようになったのは、ニューヨーク市に引っ越した後、デジタルカメラを初めて手に入れたときです。

Samは、新たな居住地となったニューヨークに魅了され、カメラを手にあちこち見て回るようになりました。そして様々な道順で路地から路地へと歩き回るうちに、ニューヨークを始めとする都市全般を独自の観点で見るようになりました。都市には独特のペースやリズムがあり、それを写真に捉えようとしたのです。

その後の10年間、Samはジャーナリストとして活躍しましたが、多くのファンが付いたのはインスタグラムのアカウントを通じてでした。ニューヨークを隅々まで知り尽くしたSamは、独自の即興スタイルで撮影した写真を次々とフィードに投稿。ニューヨーカーでも見たことのない新たな視点のニューヨークを紹介しました。

https://www.instagram.com/samhorine/

彼の写真は、他の写真家の作品には見られないニューヨーク市本来の姿を捉え、結果、彼のインスタグラムアカウントはVillage Voiceによる「Best in NYC」のタイトルを獲得しています。

ニューヨーク (Lightroomプリセット「6thAvenue」を使用)

Samが制作した6種類の無料プリセットはこちらからダウンロードできます。

自分のスタイルを見つける

作品のインスピレーションはどこから得るのかと聞いたところ、「もちろん、インスピレーションを求めてインターネットとインスタグラムは大いに活用していますが、今の時代、なかなか難しいのはその世界から踏み出すことだと思います」と語り、自分が最も活用している媒体からできるだけ離れるようにしている、という意外な答えが返ってきました。

Samは代わりに、映画に目を向けています。映画のトーンやストーリーの多くは撮影技術を通して伝えられ、Samはその技術をフレーム単位で捉えて自分のものにしています。ショットの位置決めに至るまでの撮影者の思考プロセスを細かく分析したり、カラーパレットを分析したり。そして求めるものが見つかったらすぐに、カメラを持って街に繰り出すのです。

トルコ、イスタンブール (Lightroomプリセット「Centraln」を使用)

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スタイルに注目

Samの写真に見られる活気は、被写体となる街自体にあります。隅々まで知り尽くしたニューヨークでは見事な写真を次々と撮影できましたが、生活の半分を都市から都市へと旅行して過ごす今、その都市の特徴をできるだけ早くつかむコツを覚える必要がありました。

ニューヨーク (Lightroomプリセット「Pioneer」を使用)

Samが制作した6種類の無料プリセットはこちらからダウンロードできます。

新しい都市を把握するにはいつも、まず歩き回って自分で直接感じ取ることだと言い、次のように語っています。「見知らぬ場所では特に、早朝に撮影するのが好きですね。都市が目覚めて人々の1日が始まるのを見るのは、とても興味深いものがあります」。

見事なショットが偶然撮れることもありますが、Samはいつも、どの機材を持っていくかを細かく考えたうえで撮影に出掛けます。「旅行先での撮影が多いことと、編集経験があることから、持ち運ぶ機材は最小限に抑え、できるだけカメラ自体の設定を使用するようにしています」と話しています。

Lightroomでスタイルを極める

都市を歩き回って撮影計画を立て、実際にシャッターを切った後は、いよいよラップトップを開いてLightroom CCで編集です。Samは、そのプロセスを喜んで紹介してくれました。

「いつも最初にメインとなる画像を編集し、そこからプリセットを作成してすべての画像に適用するか、特定の編集内容をすべての画像に適用します」と説明しています。

プリセットをLightroomおよびLightroom Classicに取り込む手順は以下の通りです。

Lightroom CC(バージョン1.3以降):

  1. ここからプリセットをダウンロードします。
  2. コンピューターでAdobe Lightroom CCを開きます。
  3. ファイル/「プロファイルとプリセットを読み込み」を選択します。
  4. ダウンロードしたプリセットファイルを選択し、「読み込み」をクリックします。
  5. Lightroomで編集する写真を開き、右上にある編集ツールバーをクリックします。読み込んだプリセットを見つけ、「プリセット」ボタンを選択します。

Lightroom Classic CC(バージョン7.3以降):

  1. ここからプリセットをダウンロードします。
  2. コンピューターでzipファイルを展開します。
  3. 現像モジュールで画像を開きます。
  4. プリセットパネルで「+」アイコンをクリックします。「プリセットを読み込み」を選択します。
  5. 手順1でダウンロードしたプリセットを見つけて選択します。
  6. 「読み込み」をクリックします。

編集内容をプリセットですべての画像にすばやく適用した後、その都市で自分が感じた雰囲気を最も忠実に写し出している写真を選びます。最後に、選んだ写真をスマートフォンにエアドロップして、編集結果がモバイルデバイスでも意図通りに表示されることを確認します。

これで完了。Samはこのようにして、人目を引く投稿写真で自分の視点を世界中に公開しています。

スウェーデン、ストックホルム (Lightroomプリセット「Old Town」を使用)

根っからの写真好き

別れを告げる前に、ここ20年間、写真に熱心に取り組んでこられた理由を聞いてみました。Sam曰く、スマートフォンからドローンまで、テクノロジーの進化によって自分がどのような写真を撮影できるかが変化し、今後も変化し続けていくことでしょう。「よく考えてみると、すごいことですよね」。

ニューヨーク (Lightroomプリセット「Ace」を使用)

Lightroomで、自分のフォトスタイルを見つけよう。

この記事は2018年11月14日に公開されたThe Style Spotlight: Sam Horine(著者:Lex van den Berghe)の抄訳です。

POSTED ON 2019.04.2

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