Premiere Rushでクリップの速度変更が可能に #PremiereRush

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Premiere Rushの新しい「速度」パネルは、誰もが使いやすいインターフェイスで、プロ向けの速度コントロールを提供

速度変更という最もユーザーからのリクエストが多かった機能が、本日公開のバージョン1.2に加わったことをお知らせします。

今回の機能は、映像素材をスローダウンまたはスピードアップしたり、緩急を調整可能な速度変化の傾斜を適用したり、再生速度にかかわらずオーディオのピッチを保持することができます。初心者にとって直感的でありながら、外出先で手早くビデオ編集をしたいプロから見ても満足のいくパワフルな機能です。

この記事ではその概要をご説明します。ぜひiOS版Android版デスクトップ版のRushをダウンロードし、体験してください。

基本的な速度変更機能

Rushの速度変更機能は、手早く操作できるシンプルなものです。再生速度はオリジナルを100%としたパーセント値で示されます。つまり、100%を下回る場合はスローダウン、上回る場合はスピードアップとなります。「速度」パネルを開き「範囲の速度」を選択、スライダーをドラッグするだけで速度が変更できます。

GoPro HERO 7で撮影したスキムボーダー(サンフランシスコのビーチ)

スライダー横に表示されているパーセント値をタップして、数値を直接入力することもできます。

ドローン撮影した素材(フロリダのビーチ)

速度変更範囲

速度変更の範囲を指定することで、クリップ内の指定した部分だけに速度変更を適用することができます。範囲を指定するには、タイムライン上でクリップを囲むように表示される青いハンドルをドラッグするか、速度パネルの「範囲」項目で指定します。これにより、クリップの他の部分は100%の速度を保ったまま、指定範囲内だけ速度を変更できます。

上級者向けヒント:範囲指定ハンドルをドラッグすると、速度が変化する最初のフレームが表示されるため、効果を開始したい特定のフレームをプレビューしながら範囲を指定できます。

速度変化の傾斜機能

速度変化させたい範囲の入り口と出口で、スピードアップまたはスローダウンの効果を徐々に適用するためには、スピードランプ機能を使います。これにより、スムーズな速度変化を適用できます。Rushは、調整可能なスピードランプ機能を搭載した初のモバイル向けビデオ編集アプリです。

スピードランプの持続時間はデフォルトで0.5秒に設定していますが、お好みの長さに変更できます。

デュレーション調整

クリップの再生速度をより正確にコントロールしたい場合、クリップのデュレーション(再生時間)を手動で設定することもできます。デュレーション時間を設定すると、Rushが計算を行い、クリップの再生速度を適切なものに自動調整します。これはタイムラプス動画を作成したい場合にとくに便利な機能です。

ドラマチックな日没のタイムラプス動画(オハイオ州エリー湖)

ピッチの保持

ビデオクリップの再生速度を変更するとオーディオに大きな影響が出ることがありますが、Rushの場合その心配はありません。一般的に、フッテージの再生をスピードアップするとオーディオのピッチも高く(ネズミの鳴き声のように)なり、スローダウンすればピッチが低く(悪役ロボットの声のように)なります。速度パネルの「ピッチの保持」オプションを選択すれば、再生速度を変更してもオリジナルのオーディオピッチが保たれるため、このような心配はありません。この機能はデフォルトでオンになっていますが、オフにすることも可能です。

#MadeWithRush

ご紹介したように、新しい速度パネルを使って数多くのクリエイティブコントロールが可能となりました。そして、Rushの他の機能すべてがそうであるように、Rushプロジェクトに適用した速度変更のすべてはPremiere Proで開いたときにもシームレスに受け継がれます

Rushチーム一同、この速度変更機能を活用した皆さんの作品を拝見することを楽しみにしています。ソーシャルで共有する際は、ハッシュタグ#MadeWithRushおよび#PremiereRushの追加をお忘れなく。

※スキムボーダーの動画撮影者:Andreas Tjotjos


この記事は、2019/8/6(米国時間)にポストされたSlow down and speed up clips in Premiere Rush!を抄訳したものです。

POSTED ON 2019.08.7