デベロッパー向け技術情報を日本から発信します #AdobeIO

Adobe I/O Corporate

Adobe I/O デベロッパー ブログの立上げ

アドビの製品やサービスを統合したり、拡張するための技術開発者向けのドキュメントはたくさんありますが、残念ながら日本語のドキュメントはあまりありません。そこでこのAdobe I/Oデベロッパー ブログを立上げ、日本の開発者のための日本語の技術情報を発信していきたいと思います。これからお届けしていく最新情報や耳寄りなコンテンツが、デベロッパーの皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

Adobe I/Oについて

技術開発者のために開設されたポータルAdobe I/Oには、アドビの製品やテクノロジーに基づいてアプリケーションやサービスの作成、統合、拡張をするために必要なすべてのリソースがまとめられ、Adobe I/Oをゲートウェイにして開発に必要なドキュメントやSDK、APIなどの開発ツール、Adobe Cloud Platformに関する最新情報が入手できます。またAdobe I/Oコンソールにアクセスして、ツールを利用するために必要なアカウントを登録することもできます。

これらのツールを利用すると、Adobe Creative Cloud、Adobe Document Cloud、Adobe Experience Cloudという3つのすべてのクラウドにアクセスでき、複数のクラウドにまたがるワークフローを作成したり、カスタマイズすることができます。

Adobe I/Oポータル

Adobe I/Oポータルは、APIs、Open、Community、Showcases、Consoleという5つのカテゴリーで構成されています。

APIs

アドビのすべての製品のAPI、SDKやドキュメントを入手できます。そしてこれらを利用してモバイル、Webやデスクトップのアプリケーションを作成することができます。APIsはAdobe Creative Cloud、Adobe Document Cloud、Adobe Experience Cloudという3つのクラウドとAdobe Cloud Platformに分けられます。

Adobe Creative CloudにはPhotoshop CC、Illustrator CCなどの製品や、Adobe XD CC、Dimension CCなどの次世代ツールのデスクトップ版およびモバイル版を含むすべてのクリエイティブ製品が含まれます。

Creative Cloud SDKを使ってPhotoshopやIllustratorなどのCreative Cloud製品のプラグインを作成することができます。またCreative Cloud には開発者がパネルを独自に開発できる Common Extensibility Platform(CEP)拡張機能がサポートされているので、HTML5 および JavaScript を使用してカスタムUIパネルを作成し、製品に統合することができます。

Creative SDKを使うとモバイル、およびWebからCreative Cloudのコンテンツにアクセスしたり、Typekitでプレミアムフォントを追加したり、Adobe Stockのリソースにアクセスすることができます。Creative Cloudに接続されている製品間のワークフローをシームレスに実現できます。

Creative Cloud Storage APIは、Creative Cloudのコンテンツへのアクセス、変更、ファイルのダウンロードやアップロードを行うためのAPIです。APIは開発中ですが、Adobe I/Oデベロッパー ブログで最新情報をお知らせしていきたいと思います。

Adobe Document CloudにはAdobe Acrobat DC、Adobe SignとPDF Servicesがあり、Adobe Document Cloud SDKを使用してビジネス文書の処理を自動化し、ワークフローの高速化を実現することができます。

Adobe Experience CloudにはAdobe Analytics、Adobe Experience Manager、Adobe Campaignなどがあり、Adobe Experience Cloudを利用すると、キャンペーンの構築や広告管理など企業のデジタルマーケティングを支援するソリューションにアクセスできます。これらのソリューションはAdobe Advertising Cloud、Adobe Analytics Cloud、Adobe Marketing Cloudに分けられます。

Adobe Cloud Platformは各Cloudで共通に利用できるプラットフォームで、これにより製品同士における機能やデータ、コンテンツの連携を実現します。

またAdobe Cloud Platformは人工知能(AI)とマシンラーニングを統合したフレームワークであるAdobe Senseiを活用しています。Typekitの書体検索ビジュアルサーチはAdobe Senseiのサービスを初めて導入しました。

Adobe I/O EventsはAdobe Experience Cloud, Adobe Document Cloudにおいて非同期型のイベント駆動モデルのアプリケーションやワークフローを実現します。例えばAdobe I/O Eventsを利用して、Adobe Cloud Platform上のコンテンツやデータの更新をアプリケーションに通知することができます。

Adobe I/O RuntimeはApache OpenWhisk (http://openwhisk.apache.org/)およびnode.jsによる非同期型のイベント駆動モデルを採用したサーバーレスのプラットフォームです。Adobe I/O Runtimeを利用すると、サーバーのセットアップ、ロードバランシングや自動スケーリングなどの処理を行う必要がなくなります。

現在Adobe I/O Eventsではプライベートベータプログラムの参加者を募集しています。興味のある方はこちらからベータプログラム(英語)に申請をお願いします。

Open

XMP、PDFなどの公開された標準規格のドキュメントやGitHiubなどオープンソースに関する情報があります。

Console

こちらには製品やサービスを拡張、統合するために必要なAPIキーの取得と製品のSDKのダウンロードページがあります。

今後に向けて

これから各種SDKやAPIsの紹介、これらのツールを利用したサンプルプログラムの紹介、Adobe SenseiやAdobe I/O Eventsなどの最新情報をお届けしていきます。ぜひお楽しみください。

アドビシステムズ株式会社 研究開発本部

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投稿者

Kuniko Nagayama

POSTED ON 2018.01.31