MagentoページビルダーにAdobe Senseiを活用したProduct Recommendations機能を追加

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ブランド企業は、豊富なコンテンツと適切なショッピング体験を顧客に提供できるツールを常に探しています。販売する商品であれ、ブランドメッセージの訴求であれ、マーチャントが顧客と結び付くために、これまでにないほどの高い敏捷性と共感性が求められる今、この課題はより重要な意味を持つようになっています。

このたび、こうしたマーチャントと顧客のギャップを埋めるために、Magentoのコンテンツ作成ツールであるページビルダーに「Product Recommendations(英語) for Magento Commerce」を追加しました。本機能は、組み込み型のMagento Adminエクスペリエンスが提供する合理化されたワークフローを拡張した形で提供され、競合製品とは一線を画したものとなります。Magentoをお使いのマーチャントは、ページビルダーで作成したコンテンツ内の好きな場所に、ドラッグ&ドロップ操作だけでAdobe Senseiを活用したレコメンデーションユニットを組み込めるようになります。

2020年4月に、アドビはMagento Commerceのお客様に対して、自社のAI(人工知能)および機械学習テクノロジーであるAdobe Senseiを活用したレコメンデーション製品「Product Recommendations」の提供を開始しました。これにより、マーチャントは自動化されたインテリジェントな商品レコメンデーションを、店舗全体に展開することが可能になりました。顧客のショッピングジャーニーの全過程で、商品購入のエンゲージメントと平行して新しい商品や関連性の高い商品の発見を促進し、コンバージョン率と収益を向上させることができます。

この拡張機能をMagento Marketplaceで提供開始して以来、250件を超えるダウンロードがありました。これは規模の大小にかかわらず、より多くのビジネスがAIを活用した効果的な事業成長に取り組んでいることを意味します。この機能がお客様から非常に高い関心を集めたことは、チームにとって大きな喜びでしたが、コストを抑えつつ売り上げの伸長を促進する新たな手段として、あらゆる組織がAIに期待を寄せていることを考慮すると、これは当たり前なことでもあります。そのため、この機能のリリース以来、私たちは商品レコメンデーション機能をさらに進化させるために全力を尽くしています。今回はその一環として、インテリジェントな商品販売とコンテンツ管理のギャップを埋める機能強化を行いました。

ページビルダー機能強化の主なメリットは以下の通りです:

  • 直感的なドラッグ&ドロップ操作だけで、コンテンツ内の好きな場所に簡単に商品レコメンデーションを配置
  • ページ、ブロック、動的ブロック、個々のフィールドなど、さまざまなコンテンツタイプにレコメンデーションユニットを簡単に追加
  • 特定の消費者セグメントに動的ブロックを割り当てることで、特定の顧客をターゲットにしたレコメンデーションを実現。最もロイヤリティがある顧客に対して、サイトを初めて利用するカジュアルな購買客とは別の、よりパーソナライズされたおすすめ商品のリストを表示することが可能
  • すべての商品ページではなく、特定の商品ページだけにレコメンデーションを実装することが可能
  • レコメンデーションユニットに、ボーダーや色、顧客に合わせた見出しを追加するなど、ブランドに合わせたカスタマイズを実現

Product Recommendations機能をすでに実装しているMagento Commerceマーチャントは、モジュールをアップデートするだけで、今回新たに機能が追加されたページビルダーを利用できます。Product Recommendations機能は、Magento Commerceマーチャントのみが利用できる機能で、バージョン2.3.0以降が必要です。拡張機能はこちら(英語)からダウンロードするか、Webページ(英語)から入手してください。

※本記事は、2020年6月17日にアドビの製品担当シニアディレクターであるジョン ストックトン(John Stockton)が投稿したブログの抄訳版です。

POSTED ON 2020.06.25