Lightroom CC 6月アップデートリリースを提供開始:プリセットとプロファイルの同期をサポート #Lightroom

Creative Cloud Photo

Lightroom CCに、Windows版、Macintosh版、iOS版、Android版、ChromeOS版、ウェブ版のプロファイル同期という重要な機能が搭載されました。さらに、Lightroom CCデスクトップ版、Lightroom CC iOS版、Lightroom CC Android/ChromeOS版、Lightroom Classic CCにもそれぞれいくつかのアップデートが実施されました。

プリセットとプロファイルの同期


最新アップデートでは、プリセットとプロファイルが同期できるようになりました。これにはカスタム作成したプリセットも、サードパーティ提供のプリセットとプロファイルも含まれます。これは真に場所を問わない写真編集の実現であり、皆さんが作成あるいは購入したどのプリセットでも、お使いのデバイスすべてで使えます。

また、iPhone、iPad、Android、ChromeOSといったモバイルデバイス上でのプリセット作成が可能になり、ユニークでパーソナライズされたスタイルを今まで以上に簡単に、あらゆる写真に適用できます。

購入したサードパーティ製プリセットとプロファイルの同期を開始するには、WindowsまたはMacintoshで実行中のLightroom CCにインポートします。アドビのCreative Cloudが提供する写真の同期メカニズムが、そのままプリセットとプロファイルに適用され、以降のアップデートや変更も含め継続して同期されます。

プリセットまたはプロファイルをLightroom CCにインポートする手順:

  1. デスクトップ版を起動
  2. [ファイル]メニューを開く
  3. [プロファイルとプリセットを読み込み]メニューアイテムを選択

ダイアログでは複数ファイルも単一フォルダも選択が可能で、プリセットとプロファイルが混在していてもLightroom CCはインポートを実行し、インターフェイス上の適切な場所に配置します。

詳細の情報はこちら(英語)をご確認ください。

プリセットとプロファイルがインポートされ、同期するように設定が行われると、同一アカウントにログインしているすべてのデバイス(他のデスクトップコンピューター、iPhone、iPad、Android、ChromeOSデバイスを含む)とlightroom.adobe.com上で、インポートされたプリセットとプロファイルが利用可能な状態になります。

ジュリアン コスト(Julieanne Kost)と学ぶLightroomのプロファイルとプリセット:

WindowsおよびMac OS版Lightroom CCの新機能

プリセットとプロファイルの同期に加え、Lightroom CCデスクトップ版にはいくつか新機能が追加されました。

複数画像への設定のコピー&ペースト


画像の設定をコピーし、複数画像に一挙にペーストすることが可能になりました。これは時間節約と作業効率アップに役立ちます。まず[写真]メニューから[編集設定のコピー](Ctrl/Cmd + C)メニューアイテムを選択すると、現在までに加えられた編集操作すべて(ツールおよびジオメトリー関連を除く)がコピーされます。[コピー]メニューアイテムのサブアイテム[コピーする編集設定の選択](Ctrl/Cmd + Shift + C)を選択することもできます。

設定をコピーしたら、[グリッド](G)表示にナビゲートしたのち、ペースト対象の画像を複数選択し、[写真]メニューから[設定をペースト](Ctrl/Cmd + V)を選択します。

lightroom Onlineで共有されたアルバムの共有オプション強化


Lightroom CCには画像を直接lightroom.adobe.comに共有する機能がありますが、今回のアップデートでその共有方法をより細かく管理できるようになりました。

アルバムを共有するには[アルバム]リスト上の共有したいアルバムを右クリックし、[アルバムを共有]メニューアイテムを選択します。このダイアログに新しく、画像ダウンロードの可否、メタデータ表示の可否、ロケーションデータ表示の可否といったオプションが追加されました。これら共有設定オプションはいつでも変更ができ、すぐに反映されます。

Lightroom CCの 6月アップデートに含まれる新機能の詳細とバグ修正の概要については、こちらをご覧ください。

Lightroom CCモバイル、iPhone版、iPad版、Android版、ChromeOS版の新機能

モバイル版のLightroom CCもデバイスを跨いだプリセットとプロファイルの同期をサポートしますが、さらにパワフルな新機能が数点追加されました:

プリセットの作成


モバイルデバイスからプリセットの作成と管理が可能になりました。[プリセット]メニューを開き、3ドットのハンバーガーメニューを展開して[プリセットの作成]を選べば、プリセットに名前をつけ、追加するセットを選択し、プリセットに含める設定を選択できます。

ジュリアン コスト(Julieanne Kost)と学ぶLightroom Mobileのプリセット作成方法:

修復ブラシ


Camera RawとLightroomデスクトップ版でおなじみのパワフルな修復ブラシが、機能をそのままにモバイルデバイスでも使えるようになりました。直接タップするだけで瞬時にダストスポットや肌のシミ、あるいはより大きなオブジェクトも除去できます。作成済みの修復領域は、ピンをタップすることで、あとからソースと対象の位置を調整できます。

ジュリアン コスト(Julieanne Kost)と学ぶLightroom Mobileの修復ブラシの使い方:

色収差の除去(iOS版のみ)


レンズパネルに追加された新しいチェックボックスをオンにすれば、自動的に色収差の検知と補正を行うパワフルな機能が使えます。物体の輪郭にカラフルな光輪が映り込むという程度の色収差は、すべてのレンズで起きる現象です。これはレンズ周辺部分や、明るい背景の手前に暗い物体が置かれた状態で顕著にみられます。

テクノロジープレビュー

テクノロジープレビューは、Adobe Senseiによる自動タグ付けを活用した画像検索機能や、「ベストフォト」機能というかたちでlightroom.adobe.comで最初に導入されましたが、今回モバイル版でも提供を開始します。これはLightroomに実装予定の先進的な機能をいちはやく提供するもので、テクノロジープレビューをオンにすることでベータ版の機能が利用可能になります。ベータ版の機能とは、未完成でありながらその有用性が実証可能な水準にある機能のことです。これを最終的に皆さんが望むかたちで製品に実装するためには、この段階でのフィードバックが欠かせません。テクノロジープレビューは、ツールや機能の開発段階から写真家の皆さんにご参加いただく、という私たちのデザイン哲学体現するもので、皆さんからのご意見を確実に得る機会とすることが私たちの願いです。テクノロジープレビューは正式な機能と同水準の品質テストを経ていないため、まだ荒削りなところがあることにご留意ください。実用に適さないわけではありませんが、ここ一番の重要な局面での利用は避けてください。

iOS版における最初のテクノロジープレビューは、長時間露光モードとガイド付きチュートリアルで、Android版では拡張HDRキャプチャモードです。

iOS版に搭載された「長時間露光」テクノロジープレビューを利用可能にすると、三脚なしでも長時間露光キャプチャが行える、新しいキャプチャモードが追加されます。この長時間露光モードは一連のDNGまたはJPEGファイルをバーストキャプチャし、個々の画像を分析して手ぶれ補正を行います。最終的にこれらをすべてマージすることで、あたかも長時間露光されたような画像を作り出します。(iOSデバイス自体が1/4秒を超える露光をキャプチャできないため、とても暗い環境などでは長時間露光テクニックが使えない局面がありました)

iOS版の「ガイド付きチュートリアル」テクノロジープレビュー(Android版にはテクノロジープレビューではない同機能が搭載されています)は、設定画面(アプリ画面の左上隅の「Lr」アイコンのタップで展開)の[ヘルプ&サポート]メニューに新しいセクションとして追加されています。さまざまな機能をステップごとに説明するチュートリアルです。

Android版の「HDRサポート」テクノロジープレビューは、私たちのエンジニアリングと品質管理チームによる製品認証が完全に済んでいないデバイスにも、HDRキャプチャモードを拡大提供するためのものです。このテクノロジープレビューは同時に、皆さんのご協力によって私たちが非認証デバイス上でHDRキャプチャモードを動作確認するためにも役立ちます。ですので、もし動作に問題があれば、テクノロジープレビューについてのご意見を寄せるかたちで、私たちがその問題を解決する支援をお願いします。アプリの[テクノロジープレビュー]セクションから直接フィードバックを投稿することができます。

Lightroom Classic CCのアップデート

フェッショナルワークフローへの注力。まさに私たちが取り組んでいることです。6月アップデートでは、最も多く寄せられた機能リクエストのうちいくつかを実現しました。まだ公表はできませんが、他にも数多くの機能を開発中ですのでご期待ください。今回実装した新機能のいくつかを以下に記載しますが、デスクトップ版Lightroom Classic CC 6月アップデートの包括的な新機能およびバグ修正のリストについてはこちらをご覧ください。

プロファイルとプリセットの管理

プロファイルとプリセットにアクセスし、ソートする新しい方法が追加されたため、必要なときに簡単に探し出せるようになりました。プロファイルの展開と畳み込みを切り替えて内容をすばやく確認したり、プロファイルの表示/表示を管理したり、プリセットの名前を変更したり結合することができます。

フォルダー内検索の高速化

フォルダを検索し結果を表示するスピードが大幅に改善しました。

レビューに役立つ、カラーラベルによるフォルダの整理

フォルダへのカラーラベルの割り当てが可能になりました。フォルダがラベルでフィルターできるようになったことで、従来と比較にならないほど早くフォルダを探し出すことができるようになりました。

HDR/パノラマの自動スタックとキャプチャ時間による自動スタック

HDRまたはパノラマの[写真を結合]ツールに追加された[スタックを作成]オプションを選択すると、素材の写真すべてが結合結果の画像とともにスタックとしてまとめられ、グリッドビュー表示をすっきりとさせることができます。

この記事は2018/6/19にポストされたJune Lightroom CC Releases: Preset and Profile Synchronization is Hereを抄訳したものです。

POSTED ON 2018.06.19

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