Adobe Stockを活用 : Photoshopで色合いを変えてみよう (Part 1)

Creative Cloud Photo

Adobe Stockには豊富な素材が用意されていますが、デザインはいいのだけど、色合いが気になるということもあると思います。

たとえば、Pantoneはその年の旬な色 – 「カラー オフ ザ イヤー」を毎年決めています。「カラー オフ ザ イヤー」は、これまでに建築、インテリア、ファッション、フード、トラベルなど、あらゆる分野のデザインやトレンドに影響を与えてきました。そして、2016年の選ばれし色は、環境保護と自然に焦点を当てた「黄緑」。今回の2つのチュートリアルでは、Photoshopを使い、この「カラー オフ ザ イヤー」の色調をどのようにあなたのデザインに反映できるか見ていきます。

Part 1では、被写体の色を基本的な方法で簡単に変更。描画モードを使用してAdobe Stockのビジュアルサーチでプロジェクトに適した画像をすばやく見つけます。また、Part 2では、Part 1の応用編を見ていきます。

Adobe Stockのビジュアルサーチ

まずはAdobe Stockで、自分のプロジェクトに使う画像を探しましょう。
通常のキーワード検索を使用する代わりに、Adobe Stockの新しいビジュアルサーチを使ってみます。この機能を使うことで、1つの画像のビジュアルコンテンツを使い、他の画像を探すことができます。ここでは、白背景で赤と緑の紙コップを使い「ホリデー」をテーマとしたデザインを作成していきます。

まずは、白い背景にコーヒーカップを置き、自分が探しているような画像を携帯電話で撮影しました。Adobe Stockのビジュアルサーチは私が作成したこの以下の画像を元に“似たような他の画像”を探し出します。

まずはAdobe Stockのサイトを開き、検索バーのカメラアイコンをクリック、ビジュアルサーチボックスを表示します。ブラウザに直接画像をドラッグすることもできます。

検索結果には、先ほどアップロードしたコーヒーカップと似た画像が上がってきます。

もっと具体的な結果を得るために検索を絞り込むこともできます。
検索バーに「ホリデー」と入力し、検索アイコンをクリックします。 この方法で、「ホリデー」をイメージさせるカップのみに絞られ、検索結果が上がってきます。

ここではこちらのホリデーカップを使用してみましょう。

次のステップでは、Adobe Photoshop CCを使い、カップの色を緑に変えます。

以下のように[プレビューを以下に保存]にカーソルを合わせ、プレビューをCreative Cloud Libraryに保存します。そしてここでは分かり易いように「Tutorial Ideas」という名前で1つライブラリを作ります。 Creative Cloudのメンバーでない場合は、デスクトップにプレビューをダウンロードをすることができます。 他の画像を開くときと同様にこの画像も開くことができます。

                                           

Photoshopでは、先ほどのコーヒーカップの画像が[ライブラリ]パネル([ウィンドウ] > [ライブラリ])に表示されます。 サムネイルをダブルクリックすると、新しいタブで開くことができます。または、開いているドキュメントに直接ドラッグ&ドロップすることもできます。

次にライブラリパネルの画像をクリックし、開いているドキュメントにドラッグ&ドロップします。 ドキュメントがまだない場合は、[ファイル]> [新規作成]をクリックして作成します。

「カラー オフ ザ イヤー」をPhotoshopで選択する

ここでは赤いカップの1つをPantoneの「カラー オブ ザ イヤー」の「黄緑」に変えてみましょう。

まずは、Photoshopで「カラーピッカー(描画色)」のウィンドウを使い、色を選択します。 これを開くには、ツールボックスから「描画色を設定」をクリックします。そしてカラーピッカー (描画色)の入力ボックスに16進数値#「84BD00」を入力し、OKを押します。

黄緑を選択すると、色のマッチングを開始できます。

方法 1 – 描画モード(色相)

1つめの方法では描画モードの色相を使ってみましょう。
この描画モードはニュートラルグレー、白、黒に影響を与えずに色を適用することができます。被写体内の色を考慮したレイヤーマスクの作成を気にしなくて良いので、白背景のストック画像を使う作業に適しています。白背景のストック画像ではない場合はレイヤーマスクを作成し、指定した範囲に色を含めることができます。次に紹介する応用編では、マスクを使用して色を含めてみます。

新しいレイヤー(レイヤー>新規>レイヤー…)を作成し、次にブラシツール(B)を使用して、左の赤いコーヒーカップの上に黄緑をペイントします。

次に、レイヤーパネルで描画モードを色相(Hue)に変更します。

カップ全体は黄緑になりますが、白い模様はそのまま残ります。 緑のカップの白背景には元々の赤いカップの反射色が残ってしまっているので、処理をした方が良いでしょう。そしてよく見てみると、緑のカップは、カラーマッチの基準として使用した黄緑と同じ色ではないことがわかります。色相描画モードでは元の画素数で光度と彩度が維持されるため、どうしてもこのような差が出てしまいます。以下のように基準の黄緑をカップの上に塗ってみると、その違いがよくわかります。

より色を近づけたい場合は、Part 2で学習する応用編をご覧ください。もしこのままで良ければライブラリパネルから直接画像の購入に進めます。画像を右クリックし、「画像を購入する」を選択します。画像購入後はウォーターマークがない高解像度画像がCreative Cloud ライブラリにダウンロードされます。

いかがでしょうか。
このように最初から最後まで、全ての作業がAdobeの中で完結することがAdobe Stockの最大の強みなのです。画像の検索やトライアルを思う存分してみて、自分が納得したものだけ最終的に購入すれば良いという点も、大きな魅力のひとつとして多くの人に支持されています。

この記事は2017年1月31日によって作成された Matching Colors In Photoshop Part 1: Blending Modes(原文執筆:)を翻訳したものです。

POSTED ON 2017.03.6

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